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鏡写し思考法

「人は鏡である」という言葉があります。

一般的な使われ方だとされて嫌なことはしない、とかみんなに優しくしようという意味ですが、最近これはもっと深い意味で使えることに気づきました。

例えば、ここに悲観的な見方をする人がいたとします。

人に期待をしなければ、お互い傷つくことはないし、気楽に行動できる。
俺の代わりなんていくらでもいる。

みたいな考え方をしている時、この人にとって周りの人間はどう見えると思いますか?

おそらく、誰からも期待されてないし、必要とされてないように見えると思います。

つまり、人は無意識に自分が見ている方法で自分を客観視しているということです。

迷惑な人に、いなくなって欲しいなと思った時、自分が不適切な行動をすれば疎外されて当然という意識が働く。

他人を恨むということは、他人から恨まれる恐怖を呼ぶ。

結構、面白くないですか?

自分の行いは自分に帰ってくるというのは、行動レベルよりも深い、思考レベルでの話だったわけです。

なんか、人間ってよくできてるなーって思います。

正直者が幸せになるわけだ。

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