皆さま、こんばんは。
今日は「気候変動と環境危機」についてです。
この本の編著はグレタさんで、彼女のメッセージと、多くの環境科学を専門とする研究者によって執筆されていて、総ページ数が400ページ以上のとても分厚い本です。
といっても、私はKindle版で読んでいるので、その分厚さは実感できないのですが、書店でこの本を見かけた時に、その重厚さに驚いた記憶があります。
今日は6回目ですが、過去の5回分は下記のリンクに纏められています。
さて、6回目の今日は第2部の3章『メタンとその他のガス』が主題です。
著者はジーク・ハウスファーザー氏(ストライプ社の機構研究主幹)です。
まず、メタンの温室効果ガスとしての特徴を調べました。
次にメタンと二酸化炭素を比較しつつ特徴をまとめました。
まとめ
- メタンは短期間において二酸化炭素よりもはるかに強力な温室効果を持ちますが、寿命が短いため、その影響は比較的短期に限定されます。
- 二酸化炭素はメタンに比べて温室効果は弱いものの、大気中に長期間残り、累積的な影響が大きいため、長期的な温暖化への寄与が大きいです。
それぞれの特性に応じた削減対策が重要であり、メタンと二酸化炭素の両方の削減が地球温暖化の抑制に不可欠です。