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岡山県高梁市川上町七地 阿川和茂(あがわ かずしげ)さん

基本プロフィール
出身:千葉県
桃太郎トマトシルク 27.6a


農業を始めたきっかけは?

田舎暮らしをしたくて、家や職を探す中で今の家が先に見つかって、その後に「農業やりたいなー」と思いながら職を探していました。高梁市で就農支援があるぶどうとトマトのお手伝いをしてやってみたんですけど、トマトの方が合ってるなと思ったので始めました。

農業の楽しさ、やりがいを感じる時は?

人にあげられる喜び、あげたものを喜んでもらえる喜び。
「トマトおいしかったよ」「阿川さんちのトマトおいしいね」とか、そういうのが嬉しいですね。

失敗や苦労したことは?

技術的なことは師匠に教わったので不安はなかったんですけど、ハウスを建てたりとか色々準備するものもたくさんあって、先行初期当時は初期費用がかなりかかるんですよ。だから最初の収入が入るまでは苦しかったです。

こだわりやアピールポイントは?

桃太郎トマトは品種としてもおいしいと思います。
トマトはこの土地に合った作物だと思います。

農業のいいところは?

作る喜びを味わいたい。サラリーマンでお金儲けをするよりも生き方として農業を選択しました。地に触れたり、自然や天候と付き合いながら生きていく生活スタイルができることが農業の魅力だと思っています。
オフシーズンがちゃんとあるのでオンオフができて、忙しい分休むこともできて楽しいです。

高梁市の魅力は?

この土地だからトマトが作れるということ、
今までは近所付き合いをすることがなかったけど、農業で関われたり子供も可愛がってもらえて、田舎ならではのご近所付き合いが新鮮でとても良いです。
あと、神様をすごい大事にする風習があるんですけど、昔ながらの日本の良き文化・伝統に携われるのはすごく嬉しいなと思います。

今後挑戦してみたいこと、やってみたいことは?

規模は今くらいでいいんですけど、味にこだわった育て方をしていきたいです。
今までは味にこだわらなくても色、形だけで買い取ってもらえていたけど、
自分のこだわりとしては味にこだわりたいです。


これから農業を志す人へ一言!

農業は生き方だと思うので、自然に触れ、人間らしい生活をして生きていきたいと思ってる人が農業をしたら良いと思います。
人間関係のストレスとは無縁の世界なので、肉体的な大変さはあるけど精神的な大変さはそこまでないです。人間らしい生き方に憧れている人は農業にチャレンジしてみてほしいです。
農業は小さいお金のやり取りだけど、頑張れば頑張る分だけお金になって返ってきて目に見える喜びがあるのでそういうのも楽しいです。


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