意識不明の息子。父親の想い。
部屋を掃除していたら見慣れないノートパソコンが出てきた。
開いてみると、見慣れないフォルダがあったので開いてみると。
自分が脳炎で倒れた時に、残しておいてくれた父親の記録が残っていた。
自分が脳炎で倒れたからの退院するまでの2か月間の毎日の記録である。
自分の父は医療従事者なのでところどころに医療用語で堅苦しく書いてあるが、その分自分がいかに危険な状態だったのかよくわかる。
ただフォルダのタイトルが「〇〇頑張れ!!」
〇〇は自分の名前である。
そのタイトルで父親がどんな想いでこの記録を残していたのかが良くわかる。
そして何より意識不明の状態だった時に、みんながどんな思いをしていたかよく伝わった。
車いすに乗って、全身に色々な機械が付いてて痛々しい状態だ。
ピースをし元気をアピールしているのだろうか指が動かしにくく上手くピースを出来ていない様子だ。
写真はこの1枚しか見つからなかったが、これだけで十分この写真を撮っていた時の父親の気持ちがよく分かる。