【霊合星人タイトルホルダー】六星占術で考える競走馬
競馬をオカルトやサイン馬券で予想する例は数知れないですが、この手の話で六星占術を使ってる人があんまり居ないなと思い調べてみました。
そうしたらタイトルホルダーが霊合星人で驚いたし、ディープインパクトやオルフェーヴルも霊合星人でさらにおったまげました。
六星占術とは
六星占術は細木数子の提唱した占いの一体系で、一時期はテレビで冠番組を持っていたりして一世を風靡していた占い。
生年月日から6種類ある運命星のどれに当たるのかを割り出し、その人物の傾向と、相性占い、年単位、月単位の運勢の傾向をまとめて占うことができます。
6つの運命星
土星人:芯が強くて頑固、理想が高い
金星人:せっかちだけど先見の明がある
火星人:我が道を行く自由人
天王星人:人付き合いが上手い。天真爛漫で楽観的
木星人:心配性で慎重、生真面目
水星人:カリスマ、人の評価を気にする
上記の6種類の運命星にプラスとマイナスをつけ、全12パターンで運命周期の巡りが確定します。
(プラスとマイナスは単に時期の整理であり、運の優劣をつけるものではなありません)
12の運命周期
1周期あたり12パターンの時期が順番に巡り、この各パターンを1年や1ヶ月に当てはめて運勢を考えます。
【①種子、②緑生、③立花】
運のよい時期。「種子」で種をまき「緑生」で育ち「立花」で花開く。特に「立花」はこれまでの努力が形になる重要な時期。
【④健弱、⑤達成、⑥乱気】
「健弱」は肉体的な健康に、「乱気」は精神的な健康に気を付けるべき時期。「達成」は最も強運な時期のひとつで、文字通り大仕事の達成が図れます。
【⑦再会、⑧財成、⑨安定】
運のよい時期。「再会」は引っ越しや転職にオススメ。
「安定」は人生を謳歌する至福の時。
【⑩陰影、⑪停止、⑫減退】
宿命大殺界と呼ばれる運の冬。耐え忍ぶ時。
特に「停止」は一番のどん底なので要注意。
また、生まれた年が「停止」の年にあたる人は「霊合星人」と呼ばれ、浮き沈みが激しい人生となると言われています。
霊合星人 タイトルホルダー
長い前置きでしたが、ここで私の好きな馬であるタイトルホルダーに六星占術を当てはめます。
netkeibaによるとタイトルホルダーの生年月日は2018年2月10日。
六星占術に当てはめると「土星人+」で、なんと、産まれた年が「停止」に当たる「霊合星人」でした。
霊合星人は対極の運命星の性質と運勢を併せ持つとされていて、頑固な「土星人」の対極は人付き合いの上手い「天王星人」。
馬に対しては俺様気質なのに、人に対しては人懐っこい二面性のある性格はこれが影響しているのかも?
参考:霊合星人の競走馬
レース大好きカリスマ三冠馬、ディープインパクト(火星人+/水星人)
こんな三冠馬は見たことありません、オルフェーヴル(水星人+/火星人)
サトノのジンクスを粉砕、サトノダイヤモンド(天王星人-/土星人)
タイトルホルダーにとって古馬戦線最大のライバル、ディープボンド(金星人-/木星人)
ドゥラメンテを産んだ偉大な牝系、ダイナカール(金星人+/木星人)
運命周期で見るタイトルホルダーの馬生
2020年「種子/再会」で新馬デビュー
タイトルホルダーのデビュー年。「種子」に当たる年は新しいことを始めるにはうってつけ。
その証拠か、タイトルホルダーは新馬戦で勝って以降、ずっと重賞戦線で戦ってます。
2021年「緑生/財成」のクラシック期
「緑生」はまいた種が育っていく時期で、運勢は良いけれど無茶のし過ぎは禁物とも言われます。
古馬で活躍する馬を目指して、クラシックの前半までは無理をさせないタイトルホルダーの育成方針は六星占術的にもドンピシャにハマっていたと言え、「弥生賞」1着、「皐月賞」2着を経て、「菊花賞」では見事な逃げ切り勝ちで初G1を制しました。
この年に起きた大きな出来事といえば8月末のドゥラメンテの死。
六星占術によるとドゥラメンテにとって2021年8月は「健弱」の年の「停止」の月であり、ここで亡くなるのも無理からぬタイミングだったと言えるでしょう。
2022年「立花/安定」競馬界のエースは俺だ
「立花」は今までの努力が花開く時期。
「日経賞」「天皇賞(春)」と連勝し、ファン投票1位で迎えた「宝塚記念」ではレコード勝ち。ヒーロー列伝「その名は、タイトルホルダー」も作られ、まさしく才能の開花と言える年でした。
2023年「健弱/陰影」迅速な競争中止がタイトルホルダーを救う
「日経賞」で圧勝で連覇した後に迎えた京都開催の「天皇賞(春)」ではタイトルホルダーは競争中止とファンにとっても苦しい結末に。
しかし、この年は「健弱」で体調には気を使うべき時期。
しかもタイトルホルダーは「霊合星人」なので「陰影」の影響もあり、通常の競争馬よりもさらに警戒を強めるべき時期だったわけです。
レース前には入念に体をほぐし、競争中止までの判断も迅速だったことはタイトルホルダーにとって幸いと言えるでしょう。横山和生騎手には感謝してもしきれません。
種牡馬入りの期待される今、大切に残りのレースを頑張ってほしいです。でも勝ってほしい。
2024年「達成/停止」種牡馬タイトルホルダーの未来はいかに?
おそらくレックススタッドでの種牡馬入りが予定されているタイトルホルダー。
種牡馬1年目の運勢はというと、特に運の良いとされる「達成」と特に運の悪いとされる「停止」のハイブリッドなので、初年度産駒からホームラン級と三振が出やすい両極端になるかもしれません。
チーム・タイトルホルダーの相性
六星占術はもともと人を占う占い術。参考にタイトルホルダーの周囲の人々も軽く占ってみます。
馬:タイトルホルダー(土星人+/天王星人)
馬主:山田弘(天王星人+)
当歳のタイトルホルダーをセレクトセールで購入した2018年は山田さんにとって「達成」という強運の年。
騎手:横山和生(天王星人-)
タイトルホルダーに初騎乗した2021年有馬記念は和生騎手にとって「再会」に当たる良き出会いの年。
調教師:栗田徹(金星人+)
重賞3連勝で宝塚記念をタイトルホルダーが制覇した2022年は栗田調教師にとって「達成」に当たる強運の年。
相性占いで「金星人」と「土星人」、「金星人」と「天王星人」は最良の相性。一方で「天王星人」だけで組ませると楽観的過ぎて危険と言われており、チーム・タイトルホルダーを好相性で結んでくれる要となる存在。
さいごに
記事を書いていて気づきましたが、霊合星人の競走馬は全員、2歳の新馬デビューから4歳の古馬1年目までの3年間を最も幸運な状態で迎えられるんですよね。
霊合星人というと数奇な運命の印象でしたが、そういう意味では競走馬とは相性がよかったのかも?
とはいえ、運が良ければ必ずデビューできて勝ちまくれるほど六星占術は万能でもないので、改めて馬に携わる関係者各位には感謝しなければなりません。
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