11.看護師が教えるいい病院!
①看護師の優しい、顔が死んでたら最悪、
② 急性期病院であれば
病床数と常勤看護師数を比べる
大体ホームページにのっている
病床数 A 100床 常勤看護師数 100人
常勤看護師数 100人÷病床数100床=1
B 100床 常勤看護師数 150人
常勤看護師 150人÷病床数100床=1.5
常勤看護師÷病床数=1.0以上は絶対に欲しい
Bがいいということになる!
看護師数が多ければ多いほどいい
看護師数の中には外来看護師、検査室などにも
看護師がいるので、一概に看護師数だけでは言えないこともあるが、看護師数が少ない病床が、病棟に看護師を多く配置している訳がない、
また病棟要件、7対1看護 10対1看護
などある人数的には7対1看護いいようにみえるが
7対1看護であっても、最低人数は決まっているので
同じ7対1を掲げている病床でも、
上記のように、看護師数÷病床数が低ければ低いほど
看護師を病棟に配置できず、
算定要件ギリギリということになるので、
良い看護ができないということになる!
患者は勘違いしがちだが、
いい病院とはいい看護師がいるということになる
24時間患者さんのそばにいるのは
医者でもなく、事務員でもなく、リバビリでもない
看護師なのだ、
いくら腕のいい医者がいるからと言って看護師を
ないがしろにする病院はいい病院ではない、
③ 医師数
これも看護師とにているが、
常勤医師数÷病床数=数が多ければ多いほどいい
A 医師数 60÷病床数 300=0.2
B 医師数 40÷病床数 300=0.13
Bがいいということにもなる!
④入院したあと、病棟で確認できるのが
担当してくれた看護師に何人見てるのなど聞いてみ
るのもいいだろう
大抵の看護師は教えてくれるだろう
日勤、夜勤での人数の違いなどを聞くのもいいだろ
う、これは受け持つ人数が少なければ少ないほどいい
7対1を掲げている病院であっても、看護師が少ないからと日勤で12人受け持つこともあるし、
夜勤は25人などみることもある、
7対1看護とは24時間病棟で7対1看護ができる
わけではない
あくまで、日勤帯の人数
7対1の基準を満たしているからといって
全ての病院が看護師1人でみる患者数が同じというわけではない、
同じ急性期病院で、入院費用も同じにかかわらず
あっちの病院では夜勤、看護師1人で患者数12名なのに
こっちの病院では夜勤、看護師1名で患者数20名ということが起こり得る、
当然1人で多くの患者さんをみることが
看護師のどれだけ負担になっているかは容易想像できる
海外の論文によれば
看護師の受け持ち患者数が1人増えるごとに
死亡率は7%増え、看護師のバーンアウト率が23%増え
看護師の職務不満度が15%上昇する
また、看護師の受け持ち数が10人以上の場合、6人以下
と比べて、患者の死亡率が20%上昇するとある
看護師が仕事がキツイ→辞める→人手が足りない
→患者に優しくできない、余裕がない→看護師が辞める
負のループなのだ、
なぜいまの日本の看護制度が維持できているのか?
疑問である、看護師の待遇を変えなければ
これから先、病院で働く看護師がいないせいで、
近くの病院がどんどん潰れるということも起こり得ないことではない