かごの将来
収納にかごをよく使う。
細々としたものをとりあえず入れたりして、少々ズボラなワタシには便利な道具だ。
最近、竹籠をお店に注文しに行った。野菜を洗ったり、お茶碗入れに便利な普通の竹籠。
それが入荷が難しいことがあるとお店の人が言う。
作る人が減っているという。
確かに値段は上がっているが、それは他の商品と同じ物価高と思っていた。
人手不足理由とは。まさかだった。
寂しさ不安なのか。
心にズーンと重たい石が乗ったようだ。
いつでも手に入ると思っていたものは実は限られた造り手で支えられていたのだ。しかも細々と。
知ってしまったなあと。
さてどうする。そのまま見て見ぬふりか。
それも後ろめたい。
だからブログを書いた。
誰かの手から生まれた道具は二度と手に入らないかも。
ザラリと心が揺れた出来事だった。
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