「パリタクシー」
みなさま、おはようございます
またフランスの映画を観たので、今日はその感想を。
邦題は「パリタクシー」
現題は「UNE BELLE COURSE」
パリのタクシードライバー、シャルルと美しい老マダムの1日の心の交流の話。
タクシーという密室で繰り広げられる2人の会話劇ながら、マダムの記憶、そして美しいパリの街並みが重なり、視覚的にも話の展開的にも閉塞感を感じさせません。
パリという狭いエリアのロードムービー以上の奥行きと深みが感じられました。
マダム、とても品があってチャーミングな印象とは想像つかないほど、なかなか強烈な過去の持ち主でした。
またシャルルも最初の無愛想な印象から一変、笑うととても人懐っこくて思いやりもあり。
とにかく2人がとても魅力的で、そんな2人が次第に心を打ち解かせていく様は観ていてとても心温まりました。
パリに行きたくなる映画。
マダム、シャルル、そしてマダムの若い頃を演じた女優さん、どれもとても魅力的でした。
それではみなさま、今日も良い日を。
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