5分でアート解説 【 睡蓮 (モネ) 】
閲覧ありがとうございます。
M1です。
今回はモネの睡蓮を紹介します。
よかったら最後までご覧ください。
作品概要
作者 クロード・モネ
作名 睡蓮
年代 1906年
作法 油彩画
所蔵 シカゴ美術館
モネってどんな人?
モネはフランスの画家です。
印象派の筆頭としてよく紹介されます。
モネの基本情報として、
『印象・日の出』
『睡蓮』
の2点を抑えておくとアート理解が進みやすいと思います。
印象派ってなに?
印象・日の出(モネ作)は、
印象派と呼ばれるゆえんになった作品です。
印象派は1870〜80年代頃に出てきたアーティストを指します。
(だいぶ語弊がありますが、簡略化しているのでご了承下さい)
彼らは、これまで貴族の自画像や教会の宗教画であった
アートを民間レベルに引き下げた存在
です。
もともと絵とは何らかの映像を具現化してその場に残す手段でした。
そのため、貴族や王が存命している時を絵で残したり、神話を分かりやすくさせるために絵として見える化させたりしたのです。
睡蓮は何がすごい?
モネの凄いところは『光』
だと言われます。
本作は水面のみを描いているにも関わらず、映っている木々や天気まで想像できます。
またモネの絵は近くで見てこそ凄さが分かると言われます。
モネの絵は近くで見ると何を描いているのか、よく分かりませんが
離れてみると絵として完成されると言われています。
このように近づくとただの背景に見える色が、
遠くになると木として見えるのが不思議なのです。
最後に
モネはジャポネーゼの筆頭人物としても知られます。
(ジャポネーゼ:日本画・浮世絵に影響を受けた人たち。もしくはそれらの作品や時代・風潮のこと)
前回の紹介した
葛飾北斎作 富嶽三十六景神奈川沖浪裏
などの日本の名画がフランスの巨匠に影響を与えていたとすると、
日本人としてどこが誇らしい気分になりますね。
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