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【50代婚活】キモい男性に教えてもらった大切なこと
婚活していて困ったこと。
「これからの人生も人と生きていきたいという想い」
以外に
「特にはっきりとした結婚相手の希望がなかった」ことです。
お申し込みいただいた方とお見合いし、
数人の方と仮交際し、
お断りしたりされたりしながら、
だんだんと自分がどんな人が良いのか、
活動しながら具体化していった感じでした。
長い結婚生活で、自分を抑えることが染み付いていたので、
お見合いでも仮交際でもそれを当たり前にやっていました。
今振り返ると、それでもし結婚まで進んでしまっていたら、
結局、最初の結婚と同じ。
日々、自分の本音を押し殺して苦しくて、自分も相手も家族も
誰も楽しくない毎日に戻るところでした。
「同じことを繰り返して変わることを望むのはクレイジーだ」と
アインシュタインが言ったそうですが(うろ覚えなので違うかもしれません)
自分が同じやり方を繰り返してることに気がつくこと自体、
とても難しいことですね。
そんな時、お見合いしたひとりの男性に、
本当にとても大切なことを気づかせていただきました。
そのお見合い相手の方は、
お相手からのお申し込みも落ち着き始めた頃、
自分からお申し込みをした方の1人でした。
(本気で婚活していたので、お申し込みするときは
大体の条件に当てはまっている方に片っ端から
お申し込みしていました)
仮に「Iさん①」と呼ばせていただきます。
「Iさん①」と初めてお会いした時の第一印象は
「キモい」
でした。(失礼な言い方ですみません)
動き方や笑い方、話し方が、
「パートナーとしては難しい」と直感しました。
それでも、
お申し込みを受けてくださった方なので、
お見合いの間は楽しんでいただけるよう、
和やかに笑顔でお話しを続けました。
そして、そのお見合いの間に、
「パートナーとしては難しい」と感じたその方が
質問してくれたことで、私の求める結婚相手が
はっきりと具体化したのでした。
「Iさん①」は
「理想の結婚相手ってどんな人?」と聞いてくれたのです。
私は、自分の現状を話し、
「自分もこういう努力をするから、お互いに協力して
一緒に暮らしていける人がいい」というような返事をしたのですが、
「Iさん①」は
「そーゆー条件的なことじゃなくて、
自分がどんな人と一緒に生きていきたいのかを聞いてるんだよ」
と、さらに突っ込んだ質問をしてくれました。
その時、なぜだかとても素直に
先入観や常識や経済状況やモラルなど全部抜きにして
「自分が一緒に生きていきたい人ってどんなだろう?」と
自分の本音に触れに行くことができました。
そして出てきた答えが
「私のことを心待ちにしていてくれて、
私が帰ると本当に嬉しそうに
“おかえり”
って言ってくれる人と暮らしたい」 でした。
「Iさん①」とお見合いした日に初めて
自分が心から望むパートナー像が見えました。
私にとって
「人と一緒に生きたい」
=「おかえりって言いたいし、言われたい」
だったんだ、とはっきり言語化できました。
今のパートナーはまさしく、私が帰ると本当に嬉しそうに
「おかえり」と言ってくれます。
そして、「ただいま」と嬉しそうに帰ってきてくれます。
本当に本当に、望んだ生活が実現している。
「Iさん①」とはご縁がなかったですが、
「Iさん①」とのお見合いは私の人生にとても重要な意味が
ありました。
今のパートナーだけではなく、「Iさん①」とも
出会えて本当に良かったと思っています。
ここまで読んでくれた皆さんも本当にありがとうございます。
ブログを通した出会いも嬉しいですね。
一隅(ひとすみ)