最近思っていること#3
どうも、ゆうです。
今日は、どうして私がFPを目指そうと思ったのか、そのきっかけについてまとめてみようと思います。
数年前、家を建てようと考えたことが最初のきっかけです。上の子が生まれたタイミングで、アパートが手狭になってきたので、いっそのこと新居を持ったほうがいいんじゃないかと思ったんです。うちは田舎なので、家を建てることが当たり前、みたいな風習もあります。
でも、家を建てるって莫大なお金がかかりますよね。貯金はそこそこありましたが、いざ家を建てるとなると、その貯金はあっという間に飛んでしまうし、さらに大きな借金を抱えることになります。そうなると、「今の収入で本当に大丈夫なのか?」「途中で家計が立ち行かなくなったらどうしよう。。」と不安になりました。でも、そんな心配を親に相談しても、家を建てるのが当たり前の考え方なので、「稼げ!」としか言われず、具体的なアドバイスはもらえませんでした。
こういうときに相談できるのがFPなんですよね。でも、うちの地域には高齢のFPが多くて、本当に業務やってるのか?ってくらいHPもなく情報がなにも入ってこない。なにも情報がないと相談するのがちょっと怖い。若いFPがいても、保険関係をメインにやっている人が多い。実際に相談しても商品販売に力を入れている印象がどうしても強くて、本当に家計のことを一緒に考えてくれる人はいませんでした。
そのとき思ったんです。「自分と同じような世代の悩みに寄り添えるFPがいたらいいのに」って。そして、「それならいっそ自分がそのFPになればいいんじゃないか?」っていう発想に至ったんです。そこから、自分でB/S(貸借対照表)やP/L(損益計算書)を作って、現状の家計をしっかり把握して、将来設計を立ててキャッシュフローを作成しました。なんとなく大丈夫か?という不安が家計を分析していくことでどんどん晴れていきました。もちろんキャッシュフローを作成したとしてもこれ通りに進んでいくなんて思ってもいませんが(実際子どもは2人で予定していましたが下が双子で嬉しい誤算)、それでも指針ができたことで家を建てることに不安はなく、将来が楽しみになってきたりもしました。
気づいたんですけど、漠然としたお金の不安があると、なにも動けなくなっちゃうんですよね。子どもを産むことや家を買うことさえためらってしまう。お金がない、お金がない、となんでも躊躇して貯金ばかりしてしまう。でも、きちんと現状を見直して整理すれば、案外何の問題もない家庭も多いんじゃないかなって思うんです。そんな家庭が、漠然とした不安に押しつぶされて行動を控えてしまうのはもったいない。だから、FPとしてそういう家庭に寄り添って、その家庭ごとの価値観に沿った幸せな未来を築けるようにサポートしたい、そう強く感じるようになりました。
とくに同世代の家庭にとって、本当に寄り添ってくれるFPは少ないと感じたので、私がそんなFPになれればいいなと思います。
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