日記
今日も特に何もなかった。
起きて、ぼーっとして、大学に行って、帰ってくるだけ。ただ、帰ってくるときに嫌な事があった。
大学からの帰路の最中、まだ大学が見えるぐらいの距離のところで、親子とすれ違った。どういう会話の流れだったのか分からないが、まだ幼児ぐらいの子供が大学を指さして「大学!!??」みたいな事を言っていた。
文面だと分からないが、なんというか…キラキラしたものを見たときのような希望にあふれた物言いだった。
それを聞いて私は絶望した。
幼稚園や小学生、中学生だったころの私から見る大学というのは、キラキラしていたのを思い出したという事でもある。
その時の憧れとは裏腹に今の私は、大学生ながらにボッチで、ネットですら居場所がなく、一人で虚無虚無しいモラトリアムに暮らしている。
ごめんなさい、昔の私。あなたが思うよりあなたは大学にいっても変わりませんでした。