超基本!!法人税の計算方法と考え方②

それでは、実際に計算方法も含めてお話していきます!

大前提としては、
【法人税額の計算】
各事業年度の所得金額✖️税率🟰法人税


これがベースになります!

そこで、その前に
確定決算の原則として
以下が申告の流れになります。

法人税法能力検定試験テキストより

ですので、基本的には
決算後に、株主総会があり承認を得てから
申告という流れになります!

そして、次に
所得金額の計算方法です。
そこで
「別表4」の調整ということで
当期純利益を出発点に税法の差異を調整していきます。
当期純利益にプラスすることを、「加算調整」。
当期純利益からマイナスすることを、「減算調整」。

それぞれの調整する項目は以下のようになります。

法人税法能力検定試験公式テキストより

このように、考え方として以上のようになりますが実際には例題を見た方が
理解しやすいかと思います。

別表四のひな形があるので見て頂きます!

法人税法能力検定試験公式テキストより


ポイントはいくつかありますが
当期純利益は、「税引後」
あとはそれぞれ寄付金や法人税額控除所得額や控除対象外国法人税額が加算されると。

ここを、抑えておけば計算の仕方を間違えることはありません!
次回はこの問題プラス減価償却についてお話していきます!

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