生命保険信託とは、、
家族信託について前回お話しましたが、
続いて
生命保険信託についてお話しようと思います。
生命保険信託は、日本の生命保険会社で数社のみの取り扱い。かつ自社でやっている保険会社はほぼないです。
信託会社と提携している会社が多いです。
では、そもそも生命保険信託とは??
事例を踏まえてお話します。
その前に一言で言うと何かということですが、
前提として自分が残した生命保険のお金がちゃんと思った通り使われるのか。と言うことです。
亡くなったことによって、残された家族に1000万円、2000万円と口座に入って、
宝くじが当たったような感覚となり、生活が変わったり付き合いが変わったりなど
お金で人生がおかしくなってしまったという方も中にはいます。
果たして、何のために保険をかけてくれてたのでしょうか。
そんな生活を残した人は望んでいたのでしょうか?
例えば、シングルマザー30歳の方
子供を1人で育てていて、
お母さんが万が一ありましたと、、
その時に自分が万が一あった時
せめて自分の子供だけにはということで3000万円の保険をかけていましたと。
子供は誰が育てます?
お金の管理は?となると、
多くの場合は、親兄弟、最悪の場合元旦那。なんてことも。
果たして、本当に
お母さんが子供のためにと
残してくれた3000万円という大金は、面倒を見てくれるであろう、親兄弟、元旦那さんは
使ってくれるでしょうか?
多くの方は、そこに目を眩むことなく使うかもしれません。
でも、元旦那さんと別れた理由がお金であったり金遣いが荒い兄弟がいたり等
それぞれの家庭でお金の問題があるかもしれません。
では、その3000万円の大金。
一括で入るわけではなく、あらかじめお母さんが
自分が万が一あった時は息子の口座に毎月5万円をお小遣いのように振込みをする。
3000万円は簡単に引き出せない。だから、家族や元旦那に使い込まれる必要はない。
そうすれば子供にしっかりとしたお金を残せる、一生感謝され続ける。
そんな仕組みがあったらいかがでしょうか?
というのが、生命保険信託です。
まだ他にも、役に立てる機能があります。
必ず起こりうる、お金の問題。あらかじめわかっていたら、対策できることはたくさんあります。
それを一つ一つ向き合いながら解決していくことが必要かもしれませんね。
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