2022年「ワンネス」から2023年「スクラップ&ビルド」の本格化へ」「水星逆行」の意味
「自然の摂理」とは、
自然界に存在する法則をもとに
自然が正しく運行することです。
人が絶対に変えることのできない
自然界の動きとなります。
たとえば、
水は高い所から低い所へ流れていき、
太陽は東から昇り、西に沈んでいきます。
昇る太陽を誰も止めることが
できないように、自然は絶対的法則の
中で運行し、そのシステムの中で
人は生きています。
このような自然の摂理の中で、
植物や生物、そして私たちにも
絶大な影響をもたらすエネルギーの
循環システムがあります。
大自然が織りなす四季という
システムです。
地球が自転しながら、
太陽の周りを公転する。
このような宇宙的動きによって、
春夏秋冬という大きなエネルギー
循環が展開しています。
その様子と見てみると、
春のエネルギー(春分)
→植物の発芽を促します。
夏のエネルギー(夏至)
→成長を促し、花を咲かせ、
葉を茂らせます。
秋のエネルギー(秋分)
→成長の集大成として
豊かに実らせます。
冬のエネルギー(冬至)
→根に養分を蓄えさせ、
春の発芽に備えます。
この四季というエネルギーの
循環があることによって植物は成長し、
私たちは植物を得て、
生きていくことができるのです。
そしてこれは歴史小説家で有名な
「司馬遼太郎」氏が、
日本の未来のためにと書かれた
著書の中での一文ですが、
「人間は自分で生きているのではなく、
大きな存在によって生かされている」
と中世の人々は、
ヨーロッパにおいても東洋においても、
そのようにへりくだって考えていた。
〜(中略)
この自然への素直な態度こそ、
21世紀の希望であり、
君たちへの期待でもある。
そういう素直さを君たちが持ち、
その気分を広めてほしいのである。
そうなれば、21世紀の人間は、
よりいっそう自然を尊敬することに
なるだろう。
そして、
自然の一部である人間どうしについても、
前世紀にも増して尊敬し合うように
なるに違いない。
そのようになることが、
君たちへの私の期待でもある。」
私たちは自然によって生み出され、
大自然の一部として、
その中で生かされています。
そして、私たちを包む全体という
大自然につながっているのが
「間脳=中脳と大脳との間にある部分」、
大自然の「叡智」「慈愛」「生命力」
が詰まった宝物。
人類が調和に満ちた安住の地を
回復するには、すべての存在との
絆を取り戻すこと、
そして、このすべてとの絆を
回復させる機能が「間脳」です。
「間脳」は地球、宇宙、根源の光
にまで通じ、
間脳が強く覚醒(目醒め)してくる時、
すべては一つの生命体であることが
実感できるようになり、
自ずと「調和」できてくるのです。
今、私たち人類は闇の次元を越えて、
光を迎える黎明期にあります。
美しい調和を表す新元号「令和」、
平和を求めながらも
争いの絶えなかった人類文明に
終止符を打つ鍵は、私たちの中の
「脳内令和」にあります。
一人一人の輝きが世界を照らし、
愛と調和に輝く新時代、
そのような歴史的好機が
巡ってきている今だからこそ、
2022年下半期は星の動きに
影響された社会や環境などから
生まれるカオス(混沌)に巻き込まれず、
振り回されず、流されないこと。
良くも悪くも新たな未来に向けて、
進んでいかなければいけない時期に
エネルギーシフトしていきます。
それは、
楽しさやワクワク感を抱かせる反面、
痛みを伴うことでもあり、
「また不安に襲われる」と思うことも
あるかもしれません。
しかし、その感情はきっと、
これまでのネガティブなものとは、
少し違うはず。
人生の新しいステージに向けた
期待からくる不安であり、
恐れるのではなく、
進む勇気に変えていく強い意志を
(ハイハート)問われているのです。
そのために最も必要なのは、
「ブレずに生きる強さ」です。
これは2023年というよりは、
風の時代に共通する原則、
暗号のようなもの、
2023年は「反射的なスピード感」が
人生を大きく変えるエネルギーです。
2023年はおそらく
「計画」や「準備」という
言葉とは無縁になり、
(※計画や準備をする必要がない、
という意味ではない)、
今年のマインドセットや下準備は、
2023年1年間の現実を創造する上で
かなり、
重要になってくることは確かです。
「準備や計画」は、今年のうちに
終わらせる必要があるということです。
その準備期間として、
2022年後半から多くの天体が
「逆行」します。
天気予報と一緒で知っていたら
安心して過ごしていける時ですが、
実はこの天体の「逆行期間」は、
影響を受けやすい人と
そうではない人がいるということを
知っておくといいでしょう。
みなさんがどのくらい影響を
受けるのかによって、
今後、個々それぞれによって方向性が
変わってきたりすると思います。
とくに9〜10月、秋ですね、
最大8天体のうち、
6天体が同時に逆行している
非常に「激しい」エネルギー。
水星だけでなく、
冥王星、海王星、土星、
木星、天王星も逆行します。
だからこそ、特に重要なのは、
9/10〜10/2の水星逆行期間です。
2023年の水星逆行はすべて
地(現実的)のサインで起こります。
これは外側でいろんなことが
次々に起こってきたとしても、
個人的にも右往左往したとしても、
「知性、理性」を意識すればするほど、
上手く乗りこなせ、クリアできる
範囲だと考察することができます。
「水星逆行」はおよそ4ヶ月に
1回起こりますから、だいたい
年に3回起こることになりますが、
2022年は年末にもう一度逆行が
スタートしますので、
影響期間が年末年始に重なっており、
2022年は4回、水星逆行が起こります。
①1月14日20:41(水瓶座10°20’)
~2月4日13:12(山羊座24°22’)
②5月10日20:47(双子座04°51′)
~6月3日17:00(牡牛座26°05’)
③9月10日12:38(天秤座08°55′)
~10月2日18:07(乙女座24°11′)
プレシャドー=8月21日5:49~
ポストシャドー=~10月17日13:32
④12月29日18:31(山羊座24°21’)
~2023年1月18日22:11(山羊座08°08’)
プレシャドー=12月12日20:23~
ポストシャドー=~2023年2月7日14:13
実は水星逆行の影響は逆行している
期間だけではありません。
シャドー期間(シャドーフェーズ)と
留(りゅう)というものがあり、
それぞれ影響があります。
ちなみにこのシャドー期間と留は、
逆行する惑星にはすべて起こります。
(プレシャドー)
→
これから起こる逆行に向け、
問題が浮上して来やすい時期、
逆行期間はプレシャドー期間に
浮上した問題を実際に
見直したりする時期。
(ポストシャドー)
→逆行期間中に見直し再検討
したものを落とし込んだり、
新しい方法を採用したりする時期。
<水星逆行から予測できる流れ>
水星逆行③8/21〜10/2
→
プレシャドー期間に入った
8月21日から逆行開始まで、
上記のテーマが浮上しはじめ、
逆行期間が終わる10月2日まで
実際にどう対処をしていくかを
考えさせられます。
再び、逆行を開始した場所である
天秤座8度55分まで戻る10月17日までの
ポストシャドー期間に、
水星逆行終了までに見直したことに対して
新しい手段を採用するときとなります。
2022年3回目の水星逆行は、
天秤座8度55分から逆行がスタートし、
乙女座24度11分まで戻ります。
天秤座はいろいろな人との関わりを
通して自分を知っていくサイン。
乙女座は実務や健康管理を司りますから、
パートナーシップにおける
コミュニケーションの方法、
そして職場での役割や健康の
メンテナンスの仕方などの
見直しが促されることになるでしょう。
水星逆行④12/29〜2023/1/18
→
2022年の終わり〜2023年1月
にかけて起こる4回目の水星逆行は、
山羊座24度21分から逆行がスタートし、
山羊座8度8分まで戻ります。
この水星逆行は、
2023年の最初の水星逆行に
カウントしてもいいのですが、
プレシャドーは、
2022年12月12日からスタートし、
そのあたりから影響が出始めます。
社会的成功や集団生活でのルールを
司どる山羊座での水星逆行です。
この水星逆行では2022年の仕事の
やり方や到達地点を振り返り、
2023年の目標のための見直しをする
タイミングとなりそうです。
プレシャドー期間に入った
12月12日から逆行開始まで、
上記のテーマが浮上しはじめ、
逆行期間が終わる2023年1月18日まで
実際にどう対処をしていくかを
考えさせられます。
再び、逆行を開始した場所である
山羊座24度21分まで戻る2023年2月7日
までのポストシャドー期間に、
水星逆行終了までに見直したことに対して
新しい手段を採用するときとなります。
水星逆行期間は、
悪いことばかりではありません、
むしろ、それを未来のために
再検討できる良きタイミングだと考え、
その見直し作業を楽しむくらいの
余裕を持ちながら、統合させていくと
良いでしょう。
インド占星学ではサンスクリット語で
慈悲深い惑星
「水星(ハイヤーマインド」のことを
「Budha(ブッダ)」と呼んでいます。
あなたをいつでも応援しています。
ありがとうございます。