2024 秋の断服式(ハードモード編)
前回noteの続きです💚
さらっとした断服式を終え、クローゼットの風通しは多少良くなったものの、心の中のスッキリには至っていない状況を踏まえ、過去の反省に向き合う本当の意味での断服式を始めていきたいと思います🔥🔥
断服式(ハードモード)のおしながき
以下のような形で進めたいと思います。
① 今シーズン、買って正解だったもの振り返り
② 今シーズン、買って失敗だったもの振り返り
③ ①②の個別事例から、自分の大切にするべき軸を抽出・言語化
それでは、さっそく取り組んでいきましょう!
①買って正解だったもの分析
「買って正解だったもの」=「着用回数の多いもの」と定義し、毎日のコーディネートメモから、着用回数順に上位5アイテムを順位付けた上で、なぜそのアイテムの着用回数が高いのかを分析していく。
第1位: 黒半袖ワンピース(Y's) 24回着用
初めてのY's、初めての高額お洋服。購入に至るまで、3回店舗試着に行き、悩みぬいて購入
じゃぶじゃぶ洗える(トリアセテート/ポリエステルでタグ表記はNGですが、自己責任で)
仕事OK、プライベートOK。むしろ着ていけない場所がない
シワにならず軽量なので旅行に重宝。6月8月の旅行でも活躍
デザインに変化を加えるためにシャーリングがたくさんついており、そのリボンが洗濯のたびに大量にほどけてしまって結び直さなくてはならないというひと手間がある。にもかかわらず、「もう、またほどけちゃって~。仕方ないなぁ!」という感じで、その時間すら愛しく思えて楽しめている。つまり、好き。
第2位: 黒半袖Tシャツ(Yoji Yamamoto)22回着用
コットン100%で着心地最高
胸のラインが出ず、着痩せするデザインが秀逸
着丈が長く、アシンメトリーな丈が上手くお尻のラインを隠してくれるので、白スカートを躊躇いなく着ることができた
第3位: 黒半袖Tシャツ(パシオス)21回着用
コットン100%なのに、所帯じみていない艶のある見た目で、キレイ目にもみえる素敵な素材
ショートでタイトなデザインだが、ムチムチに見えない絶妙なデザイン
パンツにもスカートにも合い、合わせるボトムを選ばない
汚れても惜しくない価格(1490円は神)で、子と過ごす休日はほぼこれを着まくった
第4位: スラッシュデニム(Maison Margiela)18回着用
とにかく「好き」
人生史上最高額の洋服だけど、「好き」に自信があるので迷わなかった
好きすぎて「見た目が似合っているか?」「周りからどう思われるか?」が二の次になるくらい、着ていて自分の気分がアガる
コットン100%、生地も柔らかいものを選び(産地によってことなるそう)着心地もよい。
デニムなので生地が丈夫で、育児中の汚れやスレが気にならない
第5位: 黒メッシュスカート(UN3D) 14回
フワッと広がるシルエットが、他にはなかなかないデザインで可愛い
仕事OK、休日OK
ただ、上位4アイテムと比べると体感として着用頻度は高くなく、正直「これが5位か?」感あり。そんなに気に入っているわけではないが、便利なのでなぜか着てしまう、ということか!?
はい、ここまで。
上位アイテムを振り返って見えてきたものは・・・
色は黒(デニム以外、ぜーんぶ黒・・・春夏なのに)
仕事にも休日にも使えるアイテムが、最大限活躍する
休日アイテムとしては、「ダメージが気にならないくらい丈夫」「ジャブジャブ洗濯できる」という素材面と、汚れがついても気にならないという色面の要素が重要そうだ
天然素材が多め
天然素材でないものも、トリアセテート(半合成繊維)で着心地が大事
正直、こんなに黒ばっかり着ているとは思いませんでした。
例えば、第3位のTシャツは、黒と白両方買ったのですが、黒ばかり着ているという結果に🖤🖤
両者の違いは何か?と考えてみると、「着用した結果としての見栄えが黒の方が好き」というわけではなく(むしろ夏だし、白の方がさわやかでいいじゃんくらいに思っている)、汚れが目立たない/透けないので下着に気を遣う必要がないといった実用面での理由が大きいことに気が付きます💡
ファッションって見た目の要素が大きいって勝手に思っていたけど、
どうやら私は「着心地」とか「機能性」「実用性」を結構重要視しているタイプなんだなぁ。
自分のことって、自分で分かっているようで、実は分かっていないのかも。
これがCとAの、アウトプットの力か!!!!!
さてさて、偏愛アイテムから自分への理解が少し進んだところで、次に進みます。
② 買って失敗だったもの振り返り
いよいよ来ました。
自分の失敗に向き合う時が。
費やした金額のことを思うと、うー、胸が痛い💦
でも、恐れてはいけない。
勇気を出して、向き合うんだー!!!!
うわぁー!!!!
いくぞー🔥🔥🔥
「今年購入したにも関わらず、既に手放した」&「昨年以前に購入しており、今年に入って手放した」アイテムを書き出し、それぞれなぜ手放したのか?理由を考えていく。
並べたアイテムは、計29個。
(今年購入して既に手放し済が14個、昨年以前に購入し今年手放した15個)
アイテムを縦に29個並べ、その横に手放した理由(と心の痛みを忘れないために購入金額も)を追記していく📝
そして、最後にそのリストを俯瞰して自分の傾向やクセを分析し、そこから得た学びを将来の戦略に繋げるのだ!
29個のアイテム全てをゴースルーした結果、手放した理由トップ3はこちらでした。
① イメコン診断に引っ張られ過ぎ(6票)
② 重たい/チクチクするなど、着心地が悪い(5票)
③ 胸のラインがタイトで気になる(3票)
① イメコン診断に引っ張られ過ぎ(6票)
23年8月に「イエベ春」と診断を受け、そこから、まるでクローゼットを塗り替えるかのように、イエベ春が得意とする華やかで鮮やかな花束カラーのアイテムを購入していました。
ライムグリーン、スカイブルー、トマトレッド、コーラルオレンジなど・・・・
お店で見た瞬間は、これ絶対似合う色だーとテンション上がって購入してしまったのですが、なぜかクローゼットでは手が伸びない。
確かに、似合ってはいるのかもしれない。
顔色がよく見え、明るい印象を醸し出してくれるその服たち。
でもそれらの服を、「周りから見た印象が良さそう」以外の理由で着たことがなかった。
きっと「なりたい」じゃなかったんだな。
イエベ春の印象は、春の花畑をイメージさせる、鮮やかで明るい色調。
春に咲く花やビタミンカラーのような元気な色は、確かによく似合ったが、私の求めている色ではなかったのかもしれない。
お花畑のように可愛い女の子を見ているのは好きだけど、自分がなりたいと思ったことはない。私が目指しているのはクールで聡明なカッコ良い女性。
これって、私にとっては「似合う」<<<「なりたい」「好き」ということなのかも。そうか。そうだったのか。
【学び】
「似合う」かは気にせず、自分の「好き」や「なりたい」に正直になろう。
② 重たい/チクチクするなど、着心地が悪い(5票)
「重たい」が圧倒的に多く4票を獲得。肩こり持ちなので、どんなにデザインが気に入ってても、重たい服には自然と手が伸びなくなるんだなぁ。
ちなみに、重たいかどうかは試着すればわかるじゃないのという声が聞こえてきますが、案の定、大半が通販で入手したものでした。
店舗で試着して購入したものも、重さ以外の要素があまりに素敵で、試着室では「ちょっと重たいけど、このくらいなら許容範囲かな」とちょっと甘いジャッジをしてしまっておりました。
【学び】
必ず試着する。
着心地や重さに少しでも懸念があれば、購入を見送る。
③ 胸のラインがタイトで気になる(3票)
肩幅の広い骨格ナチュラル+大胸のため、タイトなトップスや、ハイウエストが苦手(ウエストを絞ると相対的に、肩幅の広さや胸のラインが強調される)なので、洋服選びの際にはそれらのポイントが気にならないことを意識しています。
でも、たまに血迷って、NGアイテムを購入してしまいます。
(わかっているのに、やってしまう。常に合理的に動けるわけではないのが、人間ですね)
なんで、わかっているのに買っちゃったのかなーとそれぞれのアイテムを振り返ってみると、今回失敗した3点は「セールで購入(5⇒2万円になってた)」「通販でサイズ感分からず購入」が原因でした。
理性的に動けないときって、その裏に何かしらの焦りがあるのですね。
【学び】
試着する。
試着時に、「胸のライン大丈夫?」ってちゃんと自分に聞いてあげる。
欲しい理由が値段なら、買わない。
ちなみに、ランク外だったのですが、
「在庫がラスト1着と聞いて買っちゃった」が2票ありました。
いずれもENFOLDのアイテム。
ENFOLDで試着して「あぁかわいい!」となった時、「それがラス1です」って言われたら、もう手に入らないかもって焦って買い急いでしまいませんか? だって、めちゃくちゃ人気のブランドさんだし…
結果、失敗になることはあっても、成功する可能性にかけて買っちゃう!のがこれまでの私でした。
ここも改めたいところなのですが、
でも、ENFOLDは本当に発売日に売り切れちゃったりするし、
他にはない変わったデザインが多く気に入ったアイテムは超がつくほどお気に入りになったりするし、
恐らく試着日に判断しないと二度とその子には出会えない感じなので、なかなか難しい判断を求められるなーっと感じています。
ここに対するパキッとした答えはまだ出ていないですが、その時の自分に判断余地を残さないように、その手前や別の軸でブレーキをかけておく必要があるんですかね。
例えば、何があっても試着1回では買わないとか、年間の服の上限を決める(買ってもよいが手持ちカードが一枚減るみたいな)とか…
みなさんは、どうしていますか???
はい、ここまで。
一番熱量を要する、自分の失敗との向き合いが終わりました。
終わってみた感想としては、向き合い始めるまでのハードルが一番高くて、実際に向き合い始めたらそんなに怖いこともなく、自分の行動を客観視して冷静に振り返ることができたので、全く苦痛な時間ではありませんでした!
むしろ、「なるほどなるほど!うん、 それでそれで?」と、オモシロストーリーを読む様な気持ちで、楽しく分析することができました。
これまた新しい発見です。
今後は、断服式のたびに、恐れずに自分と向き合っていきたいと思います。
③ ①②の個別事例から、自分の大切にするべき軸を抽出・言語化
はい、いよいよまとめに入っていきたいと思います。
ここまでの作業から見えてきた大事な要素を箇条書きにします。
自宅で洗濯OK
パーソナルカラー要素に引っ張られ過ぎない(選ぶ理由がPCだけでなく、自分の「なりたい」「好き」も満たしているべき)
着心地の良さ(天然素材やそれに準ずるもの)
軽さ
胸のラインが目立たない
平日も休日も使えるのが望ましい
汚れ/下着が目立ちにくい為、黒色が着ていて一番落ち着く(それ以外の色でも、汚れや透けが目立たない場合には抵抗はない)
これらの要素から見えてくる、
将来に向けた戦略は、コチラ!!!!!
① 必ず試着する
② 試着室では、「着心地」「軽さ」「胸のライン」「透け」を確認し、
色・スタイル・サイズ感などどこか気になる点があるなら見送る
③ タグで素材を確認し、自宅での洗濯可否を店員さんに相談
④ 在庫の数は尋ねない
⑤ 100回着ることができるか、自分自身に質問し、「YES」なら買う!
どうだ~!!!
我ながら、自分のクセを活かした有効な戦略に仕上がっているかと思います。
走りながらのマイナーチェンジは必要かもしれませんが、
初めての試みということで、まずはこれを土台に秋服以降のワードローブ作成に活かしていきたいと思います!
長文お付き合い下さり、ありがとうございました💙💚