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親の認知機能が衰えてきたら

先日、いつもお世話になってるお店の奥様と立ち話をしている時のお話です。

私には娘がおり、子育ての大変さなどをお聞きしておりました。奥様のお子様はすでに成人・就職されましたので、子育ての先輩として貴重なお話をいただきました。

すると・・

「やっと子育てが終わり、手離れたと思ったら、すぐ次は親の介護よ」

お聞きしていると、奥様の御母様とは離れて暮らしておられるが、それなりにご高齢になられてきたとのこと。

「身体は元気なんだけど、最近物忘れと思われるような連絡・電話がかかってきて、内容も前回と同じことを聞いてくることがある・・」

ちょっと不安げに私にお話になられました。

上記のようなことだけで、認知症だと決めつけるのは時期尚早ですが、親が高齢になってくると心配になる事例です。

奥様は1〜2時間かけて、御母様のところに度々会いに行っておられるとのことでした。

さぞかし御母様は嬉しいでしょうし、娘を頼りにされていることでしょう。

やはり、頼れるのは自分の子供となってきます。


しかし離れて暮らしていると、その子供それぞれに今の生活があります。

そして子供達も家庭をもっており、自身の配偶者は義理の父母の「介護」をどう思っているでしょうか?

自分・配偶者どちらの親に対しても、別け隔てなくしっかり考えておられる方もいらっしゃいます。

しかし、離れて別に暮らしている義理の父母の介護には、あまり関わりたくないという考え・意見もあります。


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親御さんの立場からも自分の息子・娘ならまだしも、義理の息子や娘には遠慮があるのではないでしょうか。

特に認知機能が衰えてくると当事者(高齢の親)は、「衰え」を認めたくない状況というのもあり、なかなか有効な対応策をできないことが多々あります。

そうこうしている間に、本当に認知症と診断されると、介護費用や相続前対策もかなり限定されてきます。


高齢の親御様が、認知症になられた家族の方が度々口にされる後悔。

それは、

「認知機能の衰えを感じたあの時に、いろいろ対策しておけばよかった・・」


いきなり、「認知症対策!!」と親御様に迫るのではなく、親子で日頃の生活を振り返り、認知機能をそれとなく確認してみるのはいかがでしょうか?


本当に心配しているんだという子供の気持ち

隠さず言葉・行動にすれば、伝わるんではないでしょうか。

だって親子なんですから。


親御様には直接言い出せない方は、まずは私達相続コンサルタントに、お話してみてください。

いきなりすべての解決とはなりませんが、少しでも私達に共有させてください。

お話してくださる「第一歩」がきっと、よりよい対策につながることを願っております。


相続セミナーを開催いたします

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