PCやスマホが重い!そんな時は「キャッシュ」を消せば改善される・・って「キャッシュ」って何なん?

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 スマホが重くなった!とかFire TV Stickが重くなった!って相談されたら私もまずは「キャッシュ消せキャッシュ!話はそれからだ!」って言うんですが、よく考えたらなぜキャッシュが溜まると動きが重くなるのか・・・って詳しくは知らないんですよね(でたよ適当)。

 そこで、今回はちょっと調べてみました。

1 そもそもキャッシュとは?

 簡単に説明すると「一時的にデータを保存しておく場所」だそうです。
 例えば、大好きなウェブサイトに毎日アクセスするとした場合、そのウェブサイトのデータがスマホに保存されていたら、毎回インターネットからデータを読み込む必要がなくなって、すぐにページが表示されるようになります。
 これがキャッシュの働きだそうです(; ・`д・´)。
 そして、これが溜まりすぎると問題が出ます。
 キャッシュが溜まりすぎると、スマホのストレージを圧迫して、動作が遅くなったり、キャッシュに古い情報が残っていると、ウェブサイトが更新されていても、古い情報が表示されることがあるそうです。

 ちなみに「キャッシュ」という言葉は、元々はフランス語の「caisse」(ケース)が語源で、これは、お金を保管する箱を意味していたそうです。
 それが英語の「cash」(現金)となり、さらにIT用語として「cache」(キャッシュ)として使われるようになったそうなんですね。

 で、コンピュータの世界で「キャッシュ」という言葉が使われるようになったのは、頻繁にアクセスされるデータを一時的に保存しておく場所が、まるで「お金を保管する箱」のように機能するからだそうです。

2 どのキャッシュを消したらよいのか?

 ということで、1ではキャッシュとはどういったものか?を調べてみました。

 つまりはキャッシュは必要なものではあるものの定期的に掃除しないと「ゴミ」が溜まってしまったままになるということです。
 ゴミが沢山ある部屋だと、移動にも物を置くにも邪魔で動きが鈍くなりますよね?そんな感じなようです。

 とはいえ、じゃあどこのキャッシュを消していけばいいの?となると思いますので、以下に軽くまとめておきます。

■PCの場合(ウィンドウズ)
 ・パソコンのエクスプローラーキャッシュ
 ・ハイバネーションファイルというキャッシュファイル
 ・位置情報のキャッシュ
 ・windowsの古いバックアップファイル
 ・使用しているブラウザのキャッシュ
 ・縮小表示のキャッシュ
 ・ディスククリーン

■スマホ、タブレットの場合
 ・ブラウザのキャッシュ
 ・各アプリのキャッシュ

 という感じです。
 まあ、androidスマホはクリーンアップアプリなどが最初から入っていたりするものもありますから、結構簡単ですよね。
 PCの場合は、基本自分でしなくちゃいけないので、一括できるようなアプリなどをインストールして使うほうが楽かもしれません。

 ※なお、PCのキャッシュ問題は特に注意が必要で、家電量販店などの大手で買った場合、PCが重くなったから相談に行っても「キャッシュ」まで理解していない人が多いですから、治らなかったりします。

 ということで、簡単ですが、「キャッシュ」について調べてみました。

 キャッシュの影響で一番ひどかったのは、最近、相談受けたノートパソコンですね。
 coreiの8世代のCPUでメモリーも16g、ストレージも十分空いている状態で、もう起動した段階から「ガックガク」でめっちゃ重いというものがありました。
 買ったところに持っていってもGoogle Chromeを消してオペラに変えたりしてみただけ(Google Chromeってメモリーバク食いしますから、それが原因と思ったみたい・・)で、最終的に「治せません」って返されたというノートパソコンです。
 ガックガクの中、がんばって動かしてみると「キャッシュ」がものすごく溜まっていました。
 なので、ディスククリーンアップと、ウィンドウズのログを消してやったら・・・めっちゃ普通に動くようになりました。
 
 キャッシュってナメてたら、そのぐらい影響してしまうんですね。
 Fire TV Stickなんかも、動きがすごく悪くなるので各アプリのキャッシュ見てみると、容量の大きさ的にはぜんぜんないように見えますが、いざ消してみると、動きがかなり改善されます。

 でも、PCよくわからない人とかディスククリーンアップとかしなきゃならない・・なんて考えませんもんね(; ・`д・´)。

 でも、このキャッシュ問題でPCが「壊れた」と思って買いなおしている方って結構多いんじゃないかな?と思うと、ちょっとゾッとしますね。


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