DQ11をプレイしました、あと時のオーブについて考察

 DQ11、非常に面白かった。
 Youtubeショートで流れてきたマルティナに惹かれて最近突然始めたのだが、進めるうちにセーニャを好きになるのを抑えられなかった。賢者衣装ありがとうございます。勢いで主セニャssを書いて投稿したのだが、その後pixivを泳いでいるとどうやら主セニャはマイナーカプらしいと知って深い絶望を覚えているところである。

 DQ11といえば終盤の過ぎ去りし時を求める展開。ベロニカにもう一度会うために新しい旅が始まるのかあとワクワクしたものだが、主人公しか行けないと知ってえーん覚悟無いよーうになった。まあ進まないし行ったけど。
 特にモヤったのがこの時間遡行がパラレルなのか巻き戻しなのかである。主人公の時間遡行がパラレルだと元の世界にあまりにも救いが無いし進んで仲間と永遠の別れをしてしまったことになるので非常に辛い。しかしエンディングでセニカが行ったものは流石にパラレル以外ありえなさそうすぎる。などなど考えたり先人の考察を見たりして、自分の中で結論を出したので書く。


 前提として
 ・作中の時間遡行には世界ごと巻き戻し説とパラレル説がある
 ・作中の時間遡行は主人公が行ったものとセニカが行ったものの2回
 ・主人公がした時間遡行がパラレルだと、主人公が荒廃しなかった世界に行けるだけで元いた世界はベロニカどころか勇者まで失うので最悪
 ・セニカが行った時間遡行が巻き戻しだと、主人公たちの冒険が全て無かったことになるので最悪
の4つを置く。

 後ろ2点で、作中の時間遡行をどちらかに統一するとどちらかの最悪ポイントが発生するのでモヤっている。
モヤりたくないので、ご都合気味だがハイブリッド説を自分の中の結論とすることにした。

 ハイブリッド説とは、「主人公が行った時間遡行は巻き戻しで、セニカが行った時間遡行はパラレル」という説。これはこれでセニカが行った時間遡行では、セニカがローシュに再会出来るだけで、セニカの時間遡行以前の世界ではローシュがウラノスに殺されたという歴史を変えられないことになってまあまあ最悪だが、ローシュが殺害されてウルノーガが誕生した世界でないと11主人公達の物語が生まれないし私は11主人公達の物語を大切にしたいと思っているのでセニカにはモヤモヤを抱えてもらうこととする。

 ご都合気味とは言っても歴とした根拠がありはする。時の番人の「今この時を紡いでいる一番新しい時のオーブ」という台詞から根拠を立てる。
「一番新しい」ということは、古い時のオーブも存在するということ。それを、「進行中のゲームデータを特定のポイントで複数のセーブスロットに分けて保存する」ようなものとして解釈すればこの説は成立する。

 最新の時のオーブを壊せば主人公達の望むタイミング、つまり大樹到達辺りに戻ってウルノーガを阻止できるということは、最新の時のオーブでなければそのタイミングには戻れないということ。それはちょうど、最新のセーブデータより前のポイントからやり直したければそれより古いセーブデータを別のセーブスロットに保存しておく必要があることと似た意味を持っている。
つまり時のオーブとは、一定周期でセーブデータとして完成して古い時のオーブとなり、以降は新しいオーブに交換されてその時を記録してまた交換されて、というのを繰り返しているものと解釈できる。

そしてオーブを破壊することで干渉できるのはその破壊したオーブに記録された歴史のみであるものとすることで、この説は完成する。
最新のオーブを破壊してもそれより古いオーブに記録された過去には干渉出来ないように、古いオーブを破壊しても最新のオーブに記録されている今その時には影響が出ないことになるからだ。
セーブデータと表現したが、昔のプレステのゲームのような複数のディスクで構成されたRPGのようなものと認識した方がイメージが近いかもしれない。4枚のディスクで成るゲームだとして、4枚目のディスクに突入してセーブしてから2枚目のディスクの途中のセーブデータからプレイしても、進行中の4枚目のディスクのデータには影響が出ないはずである。

つまり、主人公が破壊したのは最後まで進んでいない最新のディスク、つまり今その時を記録しているオーブで、セニカが破壊したのは既にプレイし終えたディスクであり古いオーブだという解釈である。

これならば主人公の時間遡行は出発から到着まで1つのオーブの中で起こっていることなので巻き戻し、及び歴史改変として成立するし、セニカの時間遡行は今その時を記録しているオーブには干渉しないので主人公達の物語にも影響が出ないこととなる。完璧だ……。


書きたいことが書けてすっきりしたので終わる。
主セニャはふわふわで最高に可愛いぞ、人口増えてお願いだから

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