見出し画像

デート慣れは年下と…

⇧こちらの作品の続編です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

僕、井上〇〇は大学三年生で
地元を離れ今は一人暮らし。

今は映画館でアルバイトをしながら
大学に通っている。

バイト先で出会った同じ大学の一年生
冨里奈央というボーイッシュ女子との

デートのお話です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
13時半頃…

冨里:お待たせ。〇〇先輩っ!

〇〇:本当に待たせすぎだよ?

冨里:えっ…

〇〇:嘘。冗談だよ?
まだ、集合時間じゃないのに
早く来すぎだよ?

冨里:な、なんだぁ…良かった…
って言うか〇〇先輩も
早く来てるじゃん!

〇〇:楽しみ過ぎて早く来すぎたっ(笑)

冨里:可愛いなぁ…//
……ヨシヨシ(しれっと〇〇の頭を撫でる)

〇〇:ぼ、僕先輩なんだけどなぁ…(笑)

冨里:ふふっ…//
〇〇先輩を愛でるのもいいけどぉ
せっかくお台場来たんだから!
デート楽しみも?

〇〇:うん!

……台場一丁目商店街へ

〇〇:色んなのがあるね

冨里:ボーリングありますね!
やりましょ?

〇〇:うん!いいよ

…お金を入れゲームを始める

冨里:じゃあ俺から行きますね!
よっ!(ボールを転がす)

ゴロゴロッ…

〇〇:おっ!7点!

冨里:っしゃ

〇〇:じゃあ次は僕!
よいしょ!(ボールを転がす)

……ゴロゴロッ

冨里:えぇ…すげぇ…

〇〇:やった!ストライクだ!

冨里:やばい…俺まだ全然かっこいい所
見せてないんだけど…

〇〇:今からだよ今から(笑)

冨里:おけおけ…全部倒すわ

〇〇:行けっ!

ゴロゴロッ…(ボールを投げる)

〇〇:…あはは

冨里:はぁ……

〇〇:ほら、ここの真ん中の所を
狙って投げればいいんだよ!

冨里:〇〇先輩…それ僕が言うやつ…

〇〇:はは…ほら次!

冨里:わかった…ほいっ!

……ゴロゴロッ…
(スペアを取る)

冨里:わっ…!!

〇〇:良かったね!ヨシヨシ
(冨里の頭を撫でる)

冨里:ありがと…!//

〇〇:じゃあ次は僕だね!

冨里:ま、待って…僕を越えないでね

〇〇:ふふっ…

ゴロゴロッ……

冨里:うぅ…
僕より上手いのやめてくれよぉ…

………ボーリングをやめて他の場所へ…

冨里:すごいボーリング上手だね…

〇〇:確かにね。(笑)

冨里:ちよっと……お、俺…
慰めてよ〜

〇〇:別にボーリングなんていいんだって
出来なくっても楽しければいいでしょ?

冨里:そうだね…

〇〇:もう。(笑)
ニギッ…(冨里の手を握り)

冨里:んぅ?

〇〇:ボーリング下手でも上手でも
奈央と一緒に出来たってことが
嬉しいし…楽しかったよ?

冨里:〇〇先輩…っ…//

〇〇:笑顔になった!
じゃあ、行こ?

冨里:はいっ!

……歩いていくとお化け屋敷前へ…

冨里:やばい…お化け屋敷だよぉ…

〇〇:…本当だ。

冨里:えぇ…ちょっと待って…

〇〇:これ絶対怖いよ…

冨里:お、俺…エスコートしたいけどぉ…

〇〇:ま、まぁ…お化けはさ…大丈夫だよ

冨里:…ちょっと…近づいてみよっか

〇〇:だ、大丈夫?迷ってる?

冨里:え、エスコートしたいって
き、気持ちはある…あるんだよ……

〇〇:けど怖いんだよな…?

冨里:うん…

……数分後…

冨里:入ろう

〇〇:入る?!

冨里:入ろう!
ちょっと…頑張ろ!

〇〇:頑張ろうって…(笑)

……お化け屋敷に入る…

〇〇:うわっこっわ。
ってかこれ…人いる?

冨里:なにっ?!ちょっと待って?

〇〇:…走るよ?!

冨里:えぇ?!ちょっと待ってぇ!!
(〇〇が先に走り出す)

〇〇:うわぁぁああ!!
(冨里を置いて走り出す)

冨里:待って待って待ってぇ!!
お、俺マジで無理だからぁ!!

『うぉおお!!』

〇〇:あ"ぁ"!!!

冨里:ギャァァアア!!!

…道に迷い始める…

〇〇:えっ…こ、これどっちぃ…

冨里:ま、待って先輩先行かないでぇ…

〇〇:うわぁ"ぁ"…!!
(少し走り出す)

冨里:待って!〇〇待ってぇ!!
(〇〇にしがみつく)

『お"ぉ"ぉ"!!』

〇〇:走る"ぅ"よぉ"ぉ"!!!

冨里:わ"ぁ"あ"!!

……そのままお化け屋敷から出てくる…

〇〇:はぁはぁ…

冨里:うぅ…はぁはぁ…
マジ怖かった……

〇〇:確かにめちゃくちゃ怖かったね

冨里:それより〇〇先輩!
置いてかないでくださいよぉ!

〇〇:それはごめん…(笑)

冨里:もう…

〇〇:もう疲れたね。(笑)

冨里:休憩しましょっか!

〇〇:そうだね!

…二人…たこ焼きミュージックへ…

〇〇:ここ懐かしいね

冨里:前はバイトの人達と
来ましたけどね。笑

……券売機にて…

冨里:あ、あれぇ?
(お札が中々入らない)

〇〇:ははっ。(笑)

冨里:か、蛙化しないでね?!

〇〇:しないよ。(笑)


……注文したこ焼きを持って
二人テーブルに座る…
 
冨里&〇〇:いただきます!

〇〇:ん!すごいいい匂い!

冨里:本当だね!
いただきますっ。パクッ…

〇〇:熱い?

冨里:あつぅい!けど…
美味しいですよ!

〇〇:そっか!じゃあ僕も
パクッ…ハフッ……モグモグ…

冨里:美味しいですか?

〇〇:うん!ん〜んぃ!
(訳:うん!美味しい!)

冨里:ふふっ…//可愛い…//

……。

〇〇:もう冷めてるよね?

冨里:冷めてると思いますよ
ってかそれ俺が食べさせてあげたい。

〇〇:王道のあーん?

冨里:うん…//

〇〇:別に僕女性じゃないけどさ…
母性本能くすぐられるんだけど…(笑)

冨里:し、正直…//
あーんとかしたことないし…//
ちょっと困ってます…//

〇〇:その慣れてない感じが好きだよ?

冨里:くぅ…//

〇〇:あ〜…
(冨里に向けて少し口を開ける)

冨里:ふふっ…//あ〜

〇〇&冨里:んっ。

冨里:美味しい?

〇〇:うん!

冨里:可愛い……//

〇〇:あ、あつぅい…//

冨里:熱い?//

〇〇:ふふっ…//

冨里:ふふっ…//
ヨシヨシ…(〇〇の頭を撫でる)

……おだいばビーチへ…

冨里:外出てきましたね!

〇〇:海見えるな

冨里:あ、カワイイ女の子!

〇〇:チャラいなぁ〜。(笑)

冨里:す、すみません…(笑)

〇〇:まぁ確かにあの子可愛いもんな。

冨里:え……?

〇〇:ん?どうした?

冨里:えっあ…いや。
先輩は可愛いって言っちゃダメです

〇〇:ふぇ?な、なんでだよ。(笑)

冨里:お、俺がいるじゃないですか!

〇〇:ぷぷっ…(笑)
嫉妬したんだ?

冨里:はい……

〇〇:奈央が一番可愛いから
って…クサい台詞だな…(笑)

冨里:ははっ……//
(嬉しそう)

冨里:海に足だけでも入れてみます?

〇〇:いいね。

……グッ…(ズボンを捲り)
……バシャッ…(足だけ海に入る)

冨里:あ。温かいですよ!

〇〇:ほぼお風呂みたいな水温だな。(笑)

冨里:えいっ!
(足で〇〇に水をかける)

〇〇:ちょ、やめてよ!
よっ!(〇〇も冨里に水をかける)

……ズルッ…(砂で足を取られる〇〇)
(そのまま転びそうになる)

冨里:先輩っ!…ガシッ…グッ…
(〇〇を掴み抱き寄せる)

〇〇:あ、ありがと……//

冨里:……〇〇先輩。

〇〇:ど、どうしたの?

冨里:お、俺は……本当に不器用だから
男らしくかっこつけよと思っても…
なかなか…できなくて…
かっこ悪い所ばっかりだったかも
しれないけど……
俺はすごい…〇〇先輩笑顔が…
世界一好きです…。
大好きだよ……

〇〇:奈央はさ?かっこいいのに
たまに出るその甘えん坊なとこが
俺、男性だけど母性本能くすぐって
そんな所に可愛いなぁって思ったら
ふとイケメンな姿になる所が
本当に胸がキュンキュン…しました…//

冨里:ありがとう……//
ねぇ…〇〇先輩っ…//
(少し〇〇から離れ〇〇を見つめる)

〇〇:ん?どうかした?

冨里:っ……
〇〇っ!!ずっとぉ!大好きぃ!!
(〇〇に向かって叫びながら)

〇〇:ありがとu((……ま、待って!!

冨里:わぁ!!!
(〇〇に向かって勢いよく抱きつく)

……バシャーン…!!
(勢い余って二人海へ全身入る)

〇〇:ぷはぁ…
ちょっと!奈央何しt((んんっ……//

チュ……

冨里:ぷはぁ…//〇〇…//
ごめん…けど好き…大好き!!

〇〇:ふふっ…//僕も大好きだよ…//

……その後すぐに海から上がる…

冨里:ねぇ〇〇?

〇〇:どうした?

冨里:俺達ずっと一緒に入れるよね?

〇〇:もちろん!

冨里:ふふっ…//嬉しい……//

〇〇:ほら、帰ろ?

冨里:〇〇のお家ですよね?

〇〇:どんだけ僕の家好きなの?!
まぁいいけど。(笑)

冨里:だって…同棲してる気分に
なるんですもん!

〇〇:そっか。(笑)
まぁ、いつかは同棲するもんね

冨里:あうっ……//

遠くない将来二人は一緒に暮らす
そう思った二人でした…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
終わり……
▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒
▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒▒

〇〇宅にて…

〇〇:……zZ

冨里:はぁ…やっぱり〇〇先輩とは
心も体も相性ピッタリだなぁ〜//
(ベッドで眠る〇〇の顔を撫でる)

〇〇:……zZ

冨里:俺は…〇〇先輩が
中三の頃にお会いして…高校、大学
〇〇先輩を追いかけてきた…
やっと…やっと〇〇先輩が僕の手に…
愛してます…ずっと愛し続けますよ…//
(〇〇を抱きしめ言う)

ピンポーン…(インターホンが鳴る)

冨里:あ"ぁ"…俺と〇〇二人の時間なのに
(そう言いながらも玄関まで行く)

ガチャ…(扉を開ける)

冨里:はい、誰ですか?……って

岡本:〇〇くんはいるかな?

冨里:………〇〇の元カノさんが
今更なんですか…?

岡本:へぇ〜
僕のことわかるんだ〜

冨里:チッ……

〇〇:んぅ…奈央〜?
(寝室から出てくる)

冨里:っ……!!

〇〇:んぅ…ギュッ
(寝ぼけて冨里に後ろから抱きつく)

岡本:ふふっ…//おはよ。〇〇…

〇〇:え…………

岡本:迎えに来たよ♡
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
終わり……。















いいなと思ったら応援しよう!