最っ低な先輩。
人里離れた男子校にて…
俺を含め男子校のほぼ全校生徒が
寮で暮らしている……
そんな俺は高校一年生
サッカー部 土生〇〇
寮の相部屋になったのが
同じくサッカー部の先輩二人
二年生 井上梨名 先輩
三年生 大園玲 先輩
…そんな生活の中に起きたある話を
今日はしよう。あれは他校との
練習試合をしボロ負けした後…
寮に帰って来た時のこと……
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…相部屋にて
井上:いやありえないわ
(愚痴を言いながら中へ入る)
大園:まぁ…おかしいよね。(笑)
〇〇:っ……
井上:ドア閉めろや。
(〇〇に言う)
〇〇:す、すみません…
(ドアを閉める)
…この日、俺はかなりの戦犯ムーブを
かましてしまった……
〇〇:ほ、本当にすみません!
大園:まぁ、練習試合だし…
次までに治せたらね?
井上:はぁ…みんな甘すぎ。
〇〇ってさ、サッカー舐めてんの?
〇〇:いえ、舐めてないです。
井上:じゃあなんで一人で勝手に
突っ走ってんだよ"ぉ"!!
〇〇:すみません……
大園:みんな後ろに戻してって
言ってたのは聞こえてたよね?
〇〇:聞こえてました…けど、前半終盤
一本でも入れていたら後半への
いい流れを作れると思って……
井上:それでみんなの声聞かずに
パスせずに突っ走ったんだよな?
それで?相手にボール取られて?
ゴール入れられて結局3:0で負けだわ。
〇〇:本当にすみませんでした…
大園:正直、一年の頃はあるあるだって
だから気にしn((
井上:ざけんなよ…
お前コーチのお気に入りだからって
調子乗ってんじゃねぇよ!
ガシッ…(〇〇の胸ぐらを掴む)
大園:ちょ…やめなって。
(止めに入る)
井上:はぁ…(手を離す)
〇〇:本当にすみません…
これからはなんでも聞きますから!
大園:なんでも?
井上:っ…おい、〇〇その言葉取り消s((
大園:黙ってろ……(井上に向けて言う)
んで、なんでも聞いてくれるんだよね?
〇〇:は、はい……
大園:ふふっ…そっかぁ〜
それじゃあさ、今ここで服脱いで?
〇〇:へぇ?(困惑する)
井上:だから言ったのに……((ボソッ
大園:ほら早くっ!(笑)
(〇〇の服を脱がせる)
〇〇:あ、ちょっ……
(力無く服を脱がされ)
(上半身を露わにする)
大園:へぇ…いい体してんじゃん?
(〇〇の後ろを周り体を触る)
〇〇:ま、待ってください…
お、俺そういう趣味を持ってるわけじゃ
大園:持ってる持ってないの
問題じゃないからさ?
黙って俺の言うこと聞けよ……
〇〇:……すみません。
(何も言えなくなる)
井上:……
大園:じゃあ、次はさ?
ボロンッ…(下半身を露わにする)
〇〇:なっ……
大園:俺のち〇こ舐めてよ。
なんでも聞くんだよね?
(〇〇の顔を股間を近づける)
〇〇:っ……わかりました。
大園:歯立てんなよ?
〇〇:ふぅ……(気合を入れ)
じゅぷっ…(咥える〇〇)
大園:ふぅ…最高だわ…//
ちゃんと動けよ?
〇〇:はひぃ……
ジュポッジュポッ…(ゆっくりだが動く)
大園:いいねぇ〜//
……数分後
大園:あっ…//出すからさ…//
ちゃんと飲み込んでよ?
〇〇:ゴグッ…の、飲み出した…
お、おえっ…(顔を歪め嗚咽する)
大園:ふふっ…
初めてにしては上手だったよ?
井上:もう今日はこの辺でやめて
あげて良いと思いますよ…?
大園:え〜…まぁ、いっか!(笑)
(そう言って部屋を出る)
〇〇:はぁはぁ…すみません……
おえっ…
井上:大丈夫かよ…(〇〇に駆け寄り)
(〇〇にティッシュの束を渡す)
〇〇:ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ…
井上:玲先輩は容赦ないぜ?
それにあの人…男が恋愛対象だから…
お前…これからやばいぞ。
〇〇:けど…なんでもやるって
言っちゃったし…
井上:んな、アホ抜かすかや!
〇〇:へ?(急な方言に驚く)
井上:はぁ…嫌なら嫌って
言わな地獄見んで?
〇〇:嫌って言ってサッカー部
追い出される方が嫌です…
井上:はぁ…もう知らねぇよ。
勝手にやっとけ……
(部屋を出る)
……数日後…自主練を遅くまで行い…
遅くにお風呂に入った時のこと……
大浴場にて。
ガラガラッ…(〇〇が大浴場に入ると)
大園:おっ。おかえり来たね〜
〇〇:もしや…ずっとここで?
大園:そんなわけないじゃん(笑)
〇〇が自己練習終わったの見てから
ついさっき入ったんだよ?
〇〇:そうなんすね…
(風呂椅子に座り頭を洗おうとする)
大園:ふふっ…お疲れ様っ
(〇〇の後ろに立ち)
〇〇:ありがとうございます
大園:僕が〇〇の体洗ってあげるよ
〇〇:一人で出来まs((
大園:僕がッ!……洗うからさ?
〇〇:は、はい……
……大園に頭を洗ってもらう〇〇…
大園:じゃあ次は体だね?
〇〇:さ、流石に体は…
ガブッ…(〇〇の背中を噛む)
〇〇:痛ッ!
大園:今日は特にコーチと仲良く
話してたよな?(鏡越しに〇〇を睨む)
〇〇:へ?
大園:話してたよな"ぁ"?
〇〇:は、はい……
大園:だる……(顔を逸らす)
〇〇:あ、あのぉ…玲先輩って
コーチのこと好きなんですか?
大園:……は?
〇〇:あ、いや…井上先輩が
玲先輩は恋愛対象が男性って…
大園:それでなんで僕がコーチを?
〇〇:あ、いや…さっき
"コーチと仲良く話してたよな?"って
言ってたので…怒ってるのかなって。
大園:チッ…僕は、そうやって好きな人に
勘違いされるのが大っ嫌いなんだよ……
〇〇:へ?
ギュッ…(〇〇を後ろから抱きしめる玲)
大園:僕は〇〇が好きだ…
〇〇が入ってきた頃から…一生懸命で
笑顔で、サッカーも他の一年より上手。
なのに調子に乗らず頑張る姿…好き。
先週の練習試合の時はきっと緊張で
寝不足になって判断力が鈍ってた。
〇〇:なっ……
大園:みんな知ってるよ?(笑)
まぁ、梨名には怒りを買ったけどね
〇〇:すみません…
大園:僕が〇〇を支えるから……
〇〇がのびのびプレイ出来るようにする
その代わりに…僕に〇〇を好きにさせて
金払えだの付き合えだのは言わないから
〇〇:っ……
大園:嫌だったら…もう終わりにする
だ、だから最後に今日だけ今日だk((
ニギッ…(玲の手を握る)
〇〇:俺も男子っす…色々溜まります
玲先輩が卒業するまで…お互いが
色々発散出来るような関係でいましょ?
大園:ってことは…
〇〇:い、いいですよ…えっち。
大園:えへへ…//やったぁ…//
……数分後…
チュ…レロレロッ…
大園:ふふっ…//〇〇のち〇こ…//
めっちゃ勃ってるよ?…//
〇〇:玲でこんなに興奮しちゃった
(玲の頬を撫でる)
大園:はぁはぁ…//ぼ、僕の責任っ?…//
〇〇:そうだね?
大園:じ、じゃあ…僕がぁ…//
責任取って気持ちよくさせるね?…//
…俺達は初めて体を重ねた時より
ゆっくりで濃密でお互いがお互いを
愛おしいと思いながら体を重ねた……
そしてこの日を境に…
常日頃隙があると……
倉庫裏にて。
大園:〇〇っ…好きだ…//
〇〇:わ、わかりましたから…
部活中なんd((……んんっ…//
大園:チュ……レロレロッ…
(〇〇にキスする)
〇〇:ぷはぁ…ち、ちょっと…!//
大園:こ、ここで…シよ?
〇〇:いや…そ、それはぁ……
大園:なんでもする…でしょ?
〇〇:ふっ…じゃあ俺にお尻向けて?
今日は俺が愛してあげるよ。
大園:はぁはぁ……//
わかったぁ…//(一気に呼吸を乱す)
…このように部活中は休憩と言って
倉庫裏で愛を育む毎日……
そんなある日のこと…
寮の相部屋にて。
井上:……はぁ。
(ため息をつく)
…部屋には俺と梨名先輩。
〇〇:あの…どうかしました?
井上:いや…何でもないで。
〇〇:はぁ…とか言いながらここ四日間
部屋でずっと携帯見てはため息ばかり
流石に気になります。(苦笑)
井上:気づかれとったんやなっ。
〇〇:あはは…
まぁ、話したくなければ無理に
聞くつもりじゃないので大丈夫です!
ただ……
井上:ただ?
〇〇:梨名先輩の辛そうな顔…
これ以上見ていたくない…です。
井上:っ……
……スッ…(梨名の前に膝をつく)
〇〇:先輩の言葉なら全部聞きます…
聞かせてください…先輩の悩み…
俺にも背負わせてくれませんか?
井上:……わかった。
このことは…誰にも言うなよ。
〇〇:わかりました。
井上:実は……5日前に…彼女と別れた
〇〇:もしかして…
その時に振られたのを今もh((
井上:俺から別れたんだ…
〇〇:な、なんで?!
井上:俺の彼女他校でさ?
正直、浮気とか色々不安になってさ?
彼女と同じ高校に幼なじみの友達がいて
そいつに調査じゃないけどさ?
それっぽいこと頼んだんだよ……
〇〇:それで浮気が?
井上:いや…そこでは発覚しなかった
なぜなら…その幼なじみが俺の彼女と
浮気してたからだ……
〇〇:なんでその事に
気づいたんですか?
井上:…最初に調査を頼んだやつとは
別にその高校に友達がいてそいつからの
証拠の写真と隠し撮り動画付きの証拠を
突きつけられたからだ……
〇〇:……
井上:そいつも俺に報告するのに
かなり悩んだらしくて…悪意で送って
来たわけじゃない…うん…そうだ。
(険しい顔をして床を見つめる)
〇〇:"男は泣き顔を見せない"とか
言いますけど…泣いていいんですよ?
人間は泣くことでストレスを発散する
そういう仕組みになってるんです!
だから…思いっきり泣いてください!
井上:〇〇……
〇〇:じゃあ俺は部屋出ますね?
(そう言って部屋を出ようとする)
井上:……待って。
ガシッ…(〇〇を引き止める)
〇〇:どうかしました?
井上:お、俺を慰めてくれ……
〇〇:あれ?俺に一緒にいて欲しいって
行ってるんですか?
井上:なんだよ…ダメかよ。
〇〇:おっと…素直ですね(笑)
いいですよ?先輩のわがままに
付き合ってあげます。笑
井上:うぅ……グスッ
ギュ…(〇〇に勢いよく抱きつく)
〇〇:ははっ…切り替え早いなぁ。(笑)
ヨシヨシ…(梨名の頭を優しく撫でる)
……この日からまた…
井上梨名先輩との仲も深まっていった…
…それから部活の日…
休憩時…
〇〇:はぁはぁ…
井上:よっ。
〇〇:お疲れ様です!
井上:おう。〇〇も体力結構
ついてきたな。
〇〇:そうですかね?
井上:そうだと思うよ?
最初の頃は技術はあったけど
体力が全然なかったからな。
〇〇:そうですよね…
本当に皆さんには迷惑かけました…
井上:まぁ…期待してんぞ。
〇〇:梨名先輩に言われたら
本気にしちゃうんでやめてください(笑)
井上:俺だって本気で言ってんだけどなぁ
〇〇:っ…//あ、あざ〜っす…//
井上:調子乗んな!ペシッ
(〇〇にどつく)
〇〇:ははっ!
井上:あと…最近さ…
玲先輩と部活中休憩行くこと
多いけど…大丈夫か?
〇〇:あ〜ぁ。
井上:そ、その…嫌だったら
俺がやめるように言うから…な?
いつでも言えよ?
〇〇:その実は…先月玲先輩に
告白されました…
井上:え?
〇〇:あ、いや……
丁寧にお断りしたんですけど…
色々話し合ってセフレになろうと…
そういう結果に落ち着きまして…
なので、もう大丈夫です!
井上:ま、待って!〇〇は嫌じゃないの?
〇〇:もちろん最初は抵抗あったけど。
今は全然、俺も男ですし女の人の方が
好きですけど…男子校にいる以上
溜まるし…玲先輩って案外中性的な顔で
まぁ…抱けちゃいました…(笑)
井上:そ、そっか…
〇〇:だ、大丈夫ですから!
玲先輩以外はそういう気起こさないので
井上:……そうなんだ。
〇〇:ん?どうしました?
井上:別に?俺、行くわ。
(どこか寂しそうな顔で練習へ向かう)
〇〇:ん〜…なんだったんだ?
……それから…学校で…
ガラガラッ…
井上:おーい、〇〇いるか?
〇〇:えっ?!梨名先輩?
……梨名から〇〇の教室へ。
井上:中庭で弁当一緒に食わね?
〇〇:いいですよ?
井上:じ、じゃあ行こうぜ!
(嬉しそうな顔で〇〇を手招きする)
……中庭にて。
〇〇:梨名先輩に誘われて
嬉しいですっ!ŧ‹”ŧ‹”…//
井上:ほ、本当に?…//
〇〇:嘘つく必要あります?
井上:な、ないな…//
〇〇:あ、梨名先輩、お米がついてる(笑)
井上:なっ!ど、どっちだ?
〇〇:左です左!
井上:ん〜?
〇〇:あぁ…(笑)
もう、こっちですよ(米粒を取る)
井上:あっ…すまん
〇〇:ははっ…別にいいですよ?
パクッ…ŧ‹”ŧ‹”…(取った米粒を食べる)
井上:なっ…〇〇…何してんだよ…//
〇〇:何ってお米を食べました。
お米一粒に七人の神様がi((
チュ…(〇〇にキスする梨名)
〇〇:んっ?!
井上:ぷはぁ…//
やべぇ…キスしてもうた…//
〇〇:な、何してるんですか?!
井上:ち、違う…〇〇がその…
あ、あざといことすっからだろ!
〇〇:お、俺のせいですか?
井上:そ、そうだよ!
〇〇のせいだ!
〇〇:え、えぇ〜?(笑)
……
大園:っ……
(じーっと〇〇と梨名を)
(離れた所から見つめている)
……それから数週間は平和に過ごした…
もちろん、玲先輩、梨名先輩とも……
イチャイチャしながらの性活…
そのはずだったのに……
〇〇:ふぁ…眠たい…
(風呂から上がり部屋へ)
大園:ね、ねぇ…〇〇…?
〇〇:どうしましたか?
井上:…?
大園:僕のこと…好きだよね?
(〇〇に詰め寄る)
〇〇:も、もちろんっ!
井上:は?
大園:えへへ…//僕も好きぃ…//
ギュ…(〇〇に抱きつく)
井上:い、イチャイチャするなら
他でやってください……
〇〇:だそうです…(笑)
大園:みたいだね…//
そ、そのさ…今週の日曜日…//
僕とデート行かない?
井上:……?!
〇〇:良いですよ?け、けど俺…
デートでカッコつけれますかね?(笑)
大園:い、いつも…//かっこいいよ?…//
〇〇:あはは…//
井上:ま、待て。
大園:ん?
〇〇:どうかしました?
井上:〇、〇〇は…俺のだから…((ボソッ
〇〇:ふぇ?!
大園:やっぱり梨名も〇〇のことを…
井上:あぁ!そうだよ!好きだよ!
なんだよ、悪ぃかよ!
〇〇:あ…えっと…
井上:俺だけが〇〇を幸せに出来んだよ。
相手が玲先輩でも…俺は渡さない。
ギュ…(〇〇を抱き寄せる)
〇〇:っ……//
大園:〇〇は僕を裏切るの?
〇〇は僕に卒業するまでセフレの関係を
提案したんだ。それに加え何でもすると
言ったはずだ…。僕が最初だ…〇〇は
僕のものだ…僕だけ僕だけの…
(〇〇に近づく)
井上:はぁ…そういうとこでしょ?
今までの彼氏に振られまくった理由。
〇〇:え……
大園:うるさいなぁ…そっちこそ。
女性が好きとか言っといて〇〇に
手を出すなよ……
〇〇:あの二人とも……
井上:なぁ! 大園:ねぇ!
『俺だよね!』
(僕)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
終わり。