年下の男子。通販。
…ある休日の朝のこと。
〇〇:ふぁ…寒っ。
森田:ねぇ、〇〇さん
〇〇:ん?
森田:昨日、荷物届いてましたよ?
確かね…リス?だっけな?
〇〇:あ〜あれか!
森田:何買ったんですか?
〇〇:リスだよリス。
森田:はぁ?!(驚く)
〇〇:とりあえずさそのダンボール
脱衣所まで持ってって開けてみ?
ひかる用に買ったからさ?
森田:ぼ、僕用ですか?
〇〇:ほれほれ。行った行った!
(ひかるを急かす)
森田:わ、わかりましたよ…
(怪しみながらもダンボールを持ち)
(脱衣所へ向かう)
…数分後…。
森田:〇〇さんっ!
〇〇:おおっ…やっぱり似合ってる
森田:リスはリスでも……
リスのコスプレですか?(戸惑う)
〇〇:そうだよ?たまたま見つけてさ?
気づいたら衝動買いしちゃってた。(笑)
森田:ジーッ…(〇〇を睨む)
〇〇:ご、ごめんって…これで最後っ!
浪費癖治すから…ね?
森田:はぁ…いくらしたんですか?
〇〇:う、うーんとね。…サンマン
森田:ん?なんて?(圧
〇〇:あ…いや。だから…さ、サンマン……
森田:…それマジで言ってる?
〇〇:……マジ…です。
森田:はぁ……
……数十分後。
〇〇:すみませんでした。
……数十分間説教をされ続けた。
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森田:はぁ…この衣装をどうやって
三万円分の価値を生み出そうか……
〇〇:と、とりあえず…
ギュッ…(ひかるを正面から抱きしめる)
こんなのはどうでしょうか?
森田:っ……//
今のは2000円の価値はあるね…//
〇〇:もふもふなひかるも最高っ…//
森田:どうせこれ買ったのも
イチャイチャするためですよね?
〇〇:もちろん。!
森田:殴りますよ?
〇〇:すみません…
森田:まぁ。今日は一日これで
過ごしてみようかな。(笑)
〇〇:おぉ…楽しみ。//
森田:はぁ…まったく。(笑)
…それからは……
ぷにぷに…
(ソファに座るひかるの頬を触る〇〇)
森田:あのぉ…
〇〇:いつもより可愛いが増してる。
森田:は?
〇〇:ほら怒っても可愛いじゃん
森田:ご機嫌取りですか?
〇〇:ううん…本当に可愛いよ?
(真っ直ぐひかるを見つめる)
森田:なっ…恥ずかしい。//
〇〇:キスしたい…//
森田:だ、ダメです…//
ま、まだ朝ですよ…?//
〇〇:どうしてもって言ったら?
森田:……キスだけなら…//
〇〇:やった…//
森田:はぁ…本当に調子がいいんだから。
チュ…(キスする)
〇〇:んっ…//もうちょっと…//
んちゅ……れろっ……//
(舌を入れキスする〇〇)
森田:んぅ…//がっつき過ぎ……//
んちゅ…んれぇっ……ちゅ……//
(〇〇の舌を受け入れ絡めキスする)
……数分後。
森田:ぷはぁ…//はぁはぁ…//
〇〇先輩っ…//
〇〇:リスのひかる…すぐ顔赤くなるし
ひかる自体めちゃくちゃ暖かい。
森田:そうなんですよね(笑)
これ、結構暖かいんですよ。
〇〇:ふふっ。
森田:満足そうですね。
(嫌味っぽく言う)
〇〇:まぁね?(まったく気づいてない)
森田:はぁ…(呆れる)
………それから二人はテレビを見たり
携帯をいじったりしていると…
森田:あっ。僕、紅茶淹れますけど、
〇〇さんも飲みます?
〇〇:じゃあ俺も貰おうかな。
ってか淹れられる?俺淹れようか?
森田:このもふもふの手でも…多分だけど
淹れると思うし。ちょっとやってみたい
〇〇:変な挑戦心だな。(笑)
俺もそばで見てるよ
森田:助かります。(笑)
……二人でキッチンへ…
森田:紅茶はアールグレイでいいですy((
ギュッ(突然後ろからひかるに抱きつく)
森田:どうしました?
〇〇:いやさ?
ひかるの後ろ姿めちゃくちゃ可愛くて…
抱きしめたくなった…//
森田:ふふっ…//
もうちょっとこうしてますか?
〇〇:お願いしてもいいですか?…//
森田:特別ですよ?…//
心)〇〇先輩の甘えん坊を)
引き出せるなら結構価値あるかも…?)
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……翌日。
〇〇:んぅ…
(寝起きでリビングへ向かう)
……
〇〇:おはよう…ひかるぅ〜
ギュッ……モフモフッ…(ひかるに抱きつく)
森田:ふふっ…おはようございます!
〇〇:このもふもふもしかして。
森田:じゃーん!!
〇〇:今日もリスなの?
森田:だって暖かいし。
〇〇さんも朝からこんなに可愛い
旦那さん見れたら元気出るでしょ?
〇〇:ひかるぅ〜!!
(ひかるに勢いよく抱きつく)
森田:ちょっと…//
〇〇:今日仕事休むぅ〜!!
森田:ダメですよっ!
〇〇:ひかるが可愛いのが悪い〜!
森田:もうっ……//
……結局はなんでも許してしまうひかる
〇〇の浪費癖が治らない理由の一つが
自分である事に気づくべきである。
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……終わり。