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こうりん②


こんにちは、ななめてんぱ です。

息子はインフルエンザ3日目ですが、まだ熱が下がりません。
昨夜も高熱で、熱性痙攣+熱せん妄。

我が家のクリスマスはまだ来ていません。
ツリーもまだしまわない。
息子の具合いが良くなったら、クリスマスパーティーです。
だから、どうか家族にうつっていませんように。

今回の記事は、そんな高熱でうなされる息子を見て思い出した、4年前に娘に起きた事件(?)の後編です。
読んで頂けたら嬉しいです。

こちらが前回の記事
(この時、娘は7歳くらい)


 



娘「お腹すいた」


時刻はPM11:00頃。だったかな。

目をランランとさせ攻撃的、
獣だか、悪魔だかに取り憑かれたようになっていた娘の瞳孔が戻り、キョトンとした娘が言った一言目が「お腹すいた。」

マジか。
なんだか目が据わっている。

私 「名前は?」

まだ聞くんかぃ!!なんだけど、しつこいけど絶対にちゃんと言ってほしい!

娘 「◯◯◯だよ。」

娘の名前だ。

夫婦で顔を見合わせて、首を傾げる。

夫 「何たべたい?」

娘 「お茶漬け」

お茶漬けね、、、

急いで用意すると、黙々と食べる娘。

さっきのなんだったんだろうなー
心配だなー なんて考えながら娘を見つめていたら急にまた怖くなった。

この子、高熱で食欲なくて、全然食べれてなかったのに、急にお茶漬け食べるのおかしくないか?

でも、アレだったらお茶漬けとは言わないか。
ステーキとか、チェリーパイとか、そういうのを言うのかな。オートミールとか。

もう、頭の中は悪魔でいっぱい。

娘は結構なスピードでお茶漬けをたいらげて、その場にパタンと寝てしまった。

不信感しかない。

それを夫が布団まで抱っこで連れて行くことになったけれど、夫は完全にビビっている。

豹変することなく娘を無事に布団に置くと、イソイソと逃げるように2段ベッドの上にあがろうとする夫。

私 「ちょっと、お待ちよ。」

  「今日は隣で寝ていいよ。」

そうして、娘と私で夫を挟むカタチになった。

シングルの布団に、大人2人ギュウギュウだったけれど、娘がいつまたパニックになって、今度は噛み付いてくるかもわからない。


そのために夫を間に置いてみた。


この時のことは今も恨まれている。

仰向けで布団を肩の上まで引き上げ、そのままその縁を握りしめる。
夫もそうなっていた。
2人とも上を向いているが視線は娘を見つめる。

この時のシュールな2人を写真に残しておきたかった。

夫 「これ、本当に娘だよね?」

私 「たぶん、、、」

そんなことを言っているうちに、私も熱と看病疲れで寝落ちしていた。

次に起きたのは、きっと数分も経っていない。
夫の情けない声で起きた。

夫 「なんだよ〜 こわいよ〜」

本当にか弱く情けない声だった。

何??と、起き上がって娘を見ると、娘は寝ているように見える。

夫 「今はちょっと、言うのやめとく。」

そう言ってトイレへ。

夫が中途半端に閉めた部屋の扉の隙間から灯りが漏れている。

と、突然、ムクッと上半身を起こした娘。
手と脚は真っ直ぐで、腹筋だけで起きた。何かに引っ張られるようにとてもキレイに起きた。

実に怖い。

隙間の灯りを見つめている。いや、睨んでいるかも??

夫が帰ってきたら危険な気がする。

と、思ったら

そのまま目を閉じてパタンと、ひっくり返るように寝た、、、



と、思ったら、またすぐに目を開けてサッと起き上がる。
手も足もまっすぐにして、腹筋だけを使って、何度もキレイに起き上がり、気を失ったように倒れる。
それを何度か繰り返して、最後は倒れて目を閉じたまま仰向けでイビキをかき始めたところで夫が戻ってきた。

私 「ねぇ、怖いんですけど。」

夫 「オレも怖いんですけど。」

もう、夫婦そろって頭の中はアレでいっぱい。

夫 「お祓いって、どこでやってるんだろ?」



この後に聞いた夫の話を書きたいけれど、長すぎるので、また、次の記事で、頑張ってまとめます!
読んで頂きありがとうございます!

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