小学3年生のいじめ。その後。
こんにちは、ななめてんぱ です。
この間、息子のイジメについて記事を書きました。
この後すぐに面談をお願いして、息子と先生と3人で話をすることになったのですが、たまたま夫も休みで家にいたので連れて行きました。
連れて行きました、、、?
そう、本当に連れて行っただけ。
夫は、挨拶をして座っていただけ。
それでも、いないよりは心強い。
そして、面談はとても良い時間でした。
実際に会って話をしてみると、先生は想像よりもずっと考えてくれている先生でした。
電話や連絡ノートでやりとりするよりも、会って、表情を見て話した方が全然よかった。
先生は息子を理解しようとしてくれていたし、
息子に合わせた対応をしてくれていました。
クラスの子供たちのことも、誰がどんな子で、こんなことがあって、、、と、いう話もしてくれて、
その中で、嫌な思いをしているのは息子だけではないこともわかりました。
だいたい、誰かが嫌な思いをした時にあがる名前は同じで、その中でも特に多いのが、ある1人の女の子の名前。
その子が今回、息子にも意地悪をしていた子でした。
その子は、上に高校生と中学生の大きなお兄ちゃんがいて、お母さんは夜まで仕事のため、学校が終わってからの数時間、1人で過ごすことになります。
なので、毎日のように誰か遊べそうな子を見つけては声をかけているそう。
友達の家に行くこともあり、居心地が良いと帰りたくなくなって、
18時を過ぎてもなかなか帰ろうとしません。
その間、「あれしたい、これしたい、お腹すいた」といって、家中を使って遊び、お菓子を食べたいだけ食べます。
夜ご飯はお兄ちゃんたちと3人で作って食べることもあるみたい。
いい子なのだけれど、気が強くて、言葉も強い。
どこか意地悪なところもあるけれど、なんでも口に出してしまう素直すぎる子なのかな。と、いう印象、、、
と、なぜ、こんなに知っているのかと言うと、
なんと息子が、面談の前日に、家に連れてきたのです!
え?
仲直りしたのかな?
仲良くなった??
面談もういらない??
何はともあれ、仲良くなれるのなら協力しなくては!!と、
本来、子供は外で元気に遊んできてくれと思ってしまう私ですが、
「いらっしゃーい!」と、迎え入れ、
気づけば好き勝手やらせてしまいました。
その結果。
家の中はハチャメチャ。
お菓子の場所はバレ、いつの間にかあげた以上のお菓子が食べたり遊ばれたりして散乱していました。
子供たちが少しずつ食べていた、口にいれるとパチパチするアメの個包装のお菓子も、あるだけ全部コップにあけて、(30袋以上あったはず)
「ねー!炭酸入れたい!」と。
これには息子も参っている様子。
ほうほう、こういうタイプの子ね、、、。
息子は、私が何をしてほしくないのか知っているので、後で私に怒られるのではと思う一方、
その子に強く言う勇気もないと、板挟み状態。
私は息子が言えない状況なのもわかっているし、
少しでも学校で居心地が良くなるのならと、
多少注意はしたものの、ほとんど大目に見てしまい、最後はもう諦めて、アホになることに決めました。
しかし17時になってもなかなか帰ろうとせず、
17時半に帰ると言うので、その時間まで待ちましたが、結局、まだいたい!まだいられる!と、
19時までいるつもりだと言い出したので、半ば強引だったかもしれませんが、
「もう、暗いよー!」
「遅くなったら、お母さんに、おばちゃん怒られちゃうから~」
と、何だかんだ言い訳をして、18時半には家まで送り届けました。
お母さんは、まだいませんでした。
どうにか、終わった。
これで、息子も学校に行きやすくなるかな、、、。
なんて、
これが、とんだ間違いで。
そんなに好き勝手できたら、居心地が良いからまた行こうってなりますよね。
「家で1人になっちゃうなら、遊びにおいで。」と、言ってあげたいけれど、、、
息子よ、すまない。
母はそんなに心は広くないのだよ。
次の日も息子は誘われたようだけど、ミニバスケットだからと回避。
ミニバスケットじゃない日はどうしようか、、、と、気弱親子の会議でいろいろな言い訳を考えた結果、
家はやめよう。
遊ぶなら外で。
遊びたくない日は、断ろう。
と、結局シンプルな結論に。
そして、また昨日その子が、学校帰りにランドセルを持ったまま息子に着いてきてしまって、
開口一番、
「お腹すいたー!」
「お母さーん!お母さーん!」
と、私を探し、見つけると右手を上げて、
「よっ!!お腹すいたな〜」
と。
お、おお。
なんて、図々しい子なんだ!!
と、思うし、カワイイとも思う。
いや、カワイイか!?
やっぱりダメ!
「おばちゃん、家でお仕事してるから今日はごめんねー!」と、あからさまな嘘までついて、
どうにかこうにか外へ行ってもらいました。
そういえば先生が、面談の時に言っていました。
女の子が家に遊び来たと聞いて驚いているということと、女の子はやはり、どこの家へ行っても同じで、なんなら、お菓子をくれないならもう遊んであげないとか、遊ばないならもう仲間はずれにするなんて言い出すこともあるのだそう。
そうなると、どうしたものか。
このまま私が逃げ続けることは正しい選択なのだろうか。
しかし本来、母の出番ではないし、
私の娘でも友達でもない。
いっそ、娘のように口うるさく注意できるくらいの仲になってしまったほうがいいのか、、、
いろいろな考えがぐるぐるぐるぐる。
すまない、息子。
これから、あなたはたくさんの人間と出会うでしょう。
将来、大切だと思う人たちに囲まれて生きていけるように願ってる。
だから今から、自分で経験して、悩んで、見極める力を育みなさい。
そして、子供は元気に外で遊ぼう!
何かあったら、ここにいるからね。
読んで頂きありがとうございます。
ななめてんぱ