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子供は家にあがりたい
こんにちは、ななめてんぱ です。
昨日は日曜日。
夫も仕事はお休みで、子供たちは珍しく、友達と遊ぶ約束をしているのだと言って、朝9時前には家を出ていきました。
我が家は、小学5年生の娘と、小学3年生の息子。
遊ぶお相手は、
息子と同じクラスの、スリランカ人の男の子。
と、そのお姉ちゃん、娘と同じクラス。
それと、同じく娘と同じクラスの女の子と、
その子の妹たち、小学4年生と1年生。
(3姉妹)
計7人で公園で遊ぶとのこと。
娘はもともと友達を作るのが苦手な子だし、
息子は転校してから初めての挫折を繰り返しているところだったので、友達と遊ぶなんて本当に珍しい。嬉しすぎる。
しかも休みの日に遊ぶなんて、これまでにもなかなか無いことで、子供がいない夫婦だけの突然の休日に、夫も私も動揺しつつも、徐々にその穏やかに過ぎる静寂の時間に身を任せ、感動し、何より
「なんて、楽なんだ。」と、2人で何度も声に出してしまう、そんな午前を過ごした。
お昼ご飯には当然帰ってくる。
しかし、あわよくば午後も遊ぶ約束をしてくるのではないかと淡い期待を膨らませていた私たちに、
予定通りお昼ご飯に帰宅した2人が言ってくれた。
「13時半にまた待ち合わせしてるからー!」
イエーイ
お昼ご飯を食べ終わり12時50分頃。
なんでだろう。嫌な予感がした。
「13時半に待ち合わせの場所はどこなの?」と、娘に聞いてみた。
「ピンポンしにくるってー!」と、娘。
なんでだろう、嫌な予感しかしない。
そして、なぜ家を知っているのだい。
「ピンポンくるとなにかと大変そうだから、早めに下に降りて待ってれば?」と、提案してみた。
娘は私の心配を察知したようで、
「午後から遊ぶのは3姉妹とだけで、家に上がろうとするような子達ではないと思うから大丈夫だよ!」
と、言うけれど、
うちは団地の4階だから、上がってまたすぐ降りるのでは大変だからと理由をつけたら、わかってもらえた。笑
この間きてくれた息子のクラスの女の子、
このことがあるから、嫌な予感しかしない。笑
13時。待ち合わせまであと30分。
??
なにやら団地の階段を駆け上がるいくつかの足音と、明らかに小さめの女の子のキャッキャとした声。
「あれ?」
娘と息子がその音に反応する。
あと30分あるからとゴロゴロしていた子供たちも、不意を突かれたというような顔をする。
ピンポーン
×5
もっと鳴らしたのではないだろうか。
そのピンポン連打は、嫌な予感が的中したとしか思えない。
ドアを開けると元気な女の子が3人。
でも、まあ可愛い。
小1、小4、小5の3姉妹、とても可愛いと思った。
のも、束の間、
「上がっていーい?」
「お家の中みたーい!」
と、小1。
だよね。そうくるよね。
まずは断ってみる。
「おじちゃんと、おばちゃん、お出かけしないといけないから、また今度おいでー。」
実際、子供たちが留守の間に買い物に行く予定だったし。
小4、小5のお姉ちゃんは物分かりが良い。
しかし、引き下がらない小1。
「じゃあ、ちょっとだけお家の中みたら、みんなでお外行こうか!」
そうなると小1は大興奮、小4小5も待ってましたとばかりに大喜びで靴を脱ぎ始める。
「み、み、見るだけよー!すぐ行くからねー!」
と、言う声はもう届かない。
2時間は経ったのではないだろうか。
奇跡的なのか、ちゃんと教えられているのか、
部屋をめちゃくちゃにすることはなく、
ただ、とてもうるさかった。笑
みんな本当によく喋る。
この子たちも4月に京都から引っ越してきたばかりらしく、京都弁で流れるようによく喋った。
男の子のようなダイナミックな遊びはないけれど、それぞれが何かやっているカオス。
飼っているモルモットはゲージ内で小さな手に追いかけ回され、亀は頭をツンツン押され、
小1はお腹すいたと叫ぶ。
夫はなぜか調子に乗り、覚えたてのマジックを披露。
子供たちも、やりたい!やりたい!と、
輪ゴムを使ったマジックを教えていたはずが、
なかなか上手くできなくて飽きてしまった子供たちに最後は指鉄砲で追いかけ回される夫。
食欲も止まらない。
昼食後に来たはずなのに、何を食べてもお腹すいたという小1。
ご飯になりそうなものはなくて、
バナナが好きだと言うのであげて、あとは、アイスやらグミやらを食べ、もっと家にいたいというところを、なんだかんだで外へ遊びに行ってもらった。
3姉妹の騒がしさとパワーに圧倒され、夫も、私も放心状態のまま買い物へ。
いろんな話をしてくれて、
実際は3姉妹ではなく、5姉妹なのだそう(!)
今はお父さんと6人で暮らしているみたい。
こんなにパワフルな3人+あと2人いるだなんて、、、
お父さん、いつもお疲れ様です。
夫と2人の買い物中。
いやー、大変だったねー。
なんて、言いながら、
お菓子は個包装のほうがあげやすいね。
ゼリー好きだって言ってたね。
バナナいっぱい買っておかないとなくなっちゃうね。
なんて、また3姉妹が来た時のための買い物になっていることに気づいて笑った。
しかし、日曜日で、夫がいてくれたから助かった。
これが平日、これから起こりうるのかと想像したら震える。
ななめてんぱ