鼻にくるあの子
今日は息子が学校を休みたいと言ってきたので、休ませることにした。
理由は、学校の何人かの生徒に「気持ち悪い」と、言われるからだそうだ。
これは、ある友達が遊んでいる最中にお菓子のゴミをポイ捨てしたことを息子が注意したことで言い合いになったことから始まり、その子が息子の些細な行動のことを大袈裟な話にしてその何人かに広めたことで起こったことだ。
それも全く、気持ち悪いという表現がふさわしいとは思えない内容。
もちろん息子の話だけでは真相はわからないのだけれど、
とりあえず腹が立ったので、今日は休んで2人で作戦を練ることにした。
家事をすませ、一息ついて、
とりあえず散歩に行くか。
仕方ないよね、こんな日もあるさと2人でグングン歩く。
これからどうしようかねと2人で話す。
グングン歩く。
グングン歩いて
歌い出す息子。
誰もいないことを確認して私も歌い出す。
怪獣の歌
学校の近くでは静かに歌った。
グングン歩いていくとコーヒー屋さん。
美味しいケーキとか食べたいね。
近づくに連れお腹がすいてくる。
近づくに連れ、本気でお腹が空いてきた。
時刻はまもなく11時。
お腹すいたね。
この時間はもうケーキじゃないね。
グングン歩いてコーヒー屋さんの向こう側、
あ!
きっと2人とも同じところを見てる。
見えますね。
回転寿司ありますよね。
あるね。
学校休んで回転寿司はね。
ダメだよね。
ダメなんだけどね。
もうケーキじゃないよね。
ダメだとは思うんだけどね。
グングン歩いて、
2人で言い訳しながらも歩いて、
そのまま躊躇なくお店の扉を開ける。
いやー、ダメですね。
ダメですね。
言い訳しながらも注文。
1つ食べるごとに感動する息子
小3にしてワサビ大好きな息子
かー!!鼻にくるー!
かー!!くー!!
これがいいんだよー!!
おれ、明日から学校いけるわー!!
そんな今日でした。
ななめてんぱ