商店街のない町・横瀬町の中心地に人が集まった日(LAC横瀬とわたし)【24年度7月】
私にとっての此処
私は人と仲良くなるのが苦手だ。
でもそんな私をちょっとだけ成長させてくれた場所がある。
「Living Anywhere Commons 横瀬拠点」
通称LAC横瀬。
この場所のおかげで知り合った人、仲良くしてくれる人がこの2年間で少しずつ増えてきた。
横瀬町に来たばかりで戸惑っていた時には
優しく案内してくれたりはじめましての人と繋いでくれる人が
仕事に慣れてきてがむしゃらになっていた時は
応援してくれたりアドバイスをくれる人が
疲れ果ててこたつの間に座り込んだ時には
励ましてくれたりご飯を作ってくれる人がいた。
時には勉強会や交流会がありその度に新しい学びや出会いが。
仕事の仲間たちと本音を言い合って何時間も議論したことも。
価値観がまったく違う人と話して目からウロコ状態になったり。
時期によって人の入れ替わりがありながらも離れても遊びに来てくれる人がいたり。
その度にみんなで「行ってらっしゃい!」「おかえりなさい!」
と言い合える心地よさ。
以前はどう接すれば良いかわからなかった初対面の子どもたちやおじいちゃんおばあちゃんたちとも半強制的に(?)同じ空間にいることが増え、抵抗なく話せるようになりつつある。
そんな不思議な場所、LAC横瀬とArea898。
初見で居心地の良し悪しは人それぞれだとは思うけど良い気分になれる人がどんどん増えたら喜ばしい。
盛り上がった2周年イベント
同施設とその周辺施設にて、7月15日に2周年イベントが開催された。
当日は来場者がいっぱいで多くの関係者が驚いたのではないかと思う。
出店していた私はありがたいことに暇な時間がほぼ無く、離れたブースは全く様子見に行くことができなかった。
また、初期のユーザーと最近のユーザーが交流していたり、節目の時に狙って足を運んでくれる関係者と再会できたりしてとても感慨深かった。
一人体制になって初めてのイベント出店
私の出店は、利き茶ワークショップ。
正式名称は『紅茶でお試し!茶かぶきあそび〜利き茶ゲーム』という長ったらしい名称…。
内容は、5種類のお茶を順番に飲んでもらいどれが何かすべて当てるという遊び。(そのうち3種類が和紅茶の茶葉、2種類が市販ペットボトル)
当たった数に応じて景品付きにした。
初めて横瀬の和紅茶を飲む人には本番とは別に、最初に参考用和紅茶を一杯出した。
ENgaWA現役の頃から、密かに地元食材の紹介や食育に繋がるようなワークショップをやってみたいと思っていた。
卒業して間もない今、ついに実現することができた。
参加してくれた人は意外な人が興味を持ってくれたり、中には初めましての方や町外の方も。
日本茶や横瀬のお茶事情、私の活動に興味津々の方も現れてありがたい限り!いつか一緒に楽しいことができたらいいなと思う。
体験ワークショップ、今後もまたどこかでやりたい。
今後取り組んでいきたいこと
・新しいお茶の楽しみ方を見い出す、伝える
・日本茶や和紅茶の価値の見直し
・人をつなぐツールとしてのお茶の活用
・お茶やハーブが心身へ良い効果をもたらす活用
・横瀬町・秩父地域の茶業の現状や歴史を伝える
・横瀬町・秩父地域の農業従事者、農産物を使った事業者の応援
・まわりの人との協力・連携(巻き込む)
・微力でもお茶の生産量を増やす、品質向上を目標とする
事業準備やオリジナル商品の試作も少しずつ着手できるようになってきた。
一人社長は得意も苦手も全部やらねばならない。
良い修行と思って進んでみる。
これからも
話を戻すが、これからも通う頻度は変わることがあってもLAC横瀬には関わり続けたいと思う。
自分も何か発展に貢献できるように考えていきたい。
また、私と同じようにこの場所を大切に想う人が増えることを願って。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おわり