分身！上から一点！【青黒シンクロトロン】
ある日僕のTLにこんなツイートが流れてきました。
〇〇デッキの使用者が増えない…使用者と語り合いたい……って人はとりあえずデッキ記事を書け。
— 缶烏 (@CanCrow_TCG) October 31, 2024
レシピは定期的に放流してたとしても、レシピだけ見て『使ってみよう！』ってなる人なんてほとんど居ないんだから。
ほな書くかあ
という事で長きに渡る相棒、七尾とシンクロトロンの話をします。
あんまりCSとか出る方のプレイヤーじゃないので色々大目に見てね。
デッキレシピ
攻撃時にリソースを2枚リブートするAP《正義§継承 獅子島七尾》を使い倒し、自壊を絡めてアグレッシブに点を取るビートダウンです。
《七尾AP》は攻撃時にリソースが2つ戻ってくるので、浮いたリソースでNSの露払い・殴り終わったゼクスの自壊等を行い全力で点取りをバックアップします。
マリガン基準
・最短レイドでリンクを展開するための《正義§結魂 G・ヴェイバトロン》
・上振れを狙える《未来に向かう約束 あづみ》
どちらかは初手で握っておきたいです。
優先順位としては《レイドトロン》≧《未来約束》ぐらいの感覚。
後手の場合はこれに加え、《爆銀のイレギュラーX リウェット》等、出た時引けるアイコンを１枚持っておきたいです。
デッキの動き
1ターン目
主に使うカード
・先手
《征展星“ホロロギウム” パーライン》
・後手
《爆銀のイレギュラーX リウェット》
or《クリスマス★パーティーデコレート》
or《ハピネスタイム チームG・ヴェイバトロン》
先手の場合は即《パーライン》をプレイ。
サーチ対象はマリガン基準の項で触れた2枚の他、次ターンでイデアドライブを避け確実に点を取るために《世界を超えた約束 纏》か《蒼穹と常闇の約束》を探しておきます。
後手の場合は《リウェット》等の登場時ドローアイコンをプレイしてエンド。
《未来約束》を見据え、先手後手ともに手札を5枚にした状態でターンを終えるよう動きます。
２ターン目
手札に欲しいカード
《正義§結魂 G・ヴェイバトロン》
《未来に向かう約束 あづみ》
《世界を超えた約束 纏》or《蒼穹と常闇の約束》
《正義§開化 シンクロトロン》
《生命の獣刃詩 ショウ》
1点を取ってリンクを展開しつつ、あわよくば追加点を狙いに行くターンです。ある程度パターンが固まっているので詳細に。
上記の動きを経ていればリソースを置いて手札は6枚。
《未来約束》で《AP七尾》を登場させます。
後半のドローで手札が6枚に戻るので、シフト《【潮流招来】ルートヴィヒ》を乗せておきます。
基本的にはバウンスを選んで相手P周りを掃除。まだレイドが引けていないならトップ並べ替えの方で探しに行きます。
《AP七尾》で相手PSを攻撃。
キラーマシーンを2枚リブートし、2コストの約束をプレイ。《各務原あづみ Exceed boost＜R＞》を登場させます。
登場時にトップ落とし&ドローが行えますが、手札が4枚ならドローせず七尾の起を使った方がデッキを1枚多く掘れます。
レイドを引けてないならここは堪えどころ。
あづみさんで1点を取りに行き、《レイドトロン》登場から中央スクエアにリンクを配置。ここまでが最低限目指す動きです。
後手で未来約束が引けていない場合は《数理妖精“妹” ルナ》に憑依、点を取りに行きます。
自動能力で運良く《未来約束》が捲れれば、ほぼ上と同じ盤面にできます。
1リソース余した状態でリンクが展開できたら、《正義§開化 シンクロトロン》でここから追加点を狙います。
以下は理想ムーブ。
要求値は《開化トロン》2枚+《生命の獣刃詩 ショウ》
高めではありますが、ここまでに結構な手札交換を挟んでいるのでそう非現実的でもないです。体感ね。
手札から《AP七尾》を登場しPSに攻撃。
起こしたリソースで《AP七尾》と《ショウ》を登場、レンジ2を付与した《AP七尾》でPSを攻撃。
起きたリソースを使い《ショウ》に《叡智極点“兄” ソル》を憑依。
2枚目の《ショウ》を手札に加えつつ、相手のスタートカードを戻しつつ、シャッフルで底に固まったLRを散らしてターンを終えます。
3ターン目以降
手札に欲しいカード
《世界を絆ぐ約束 バンシー》or《世界を超えた約束 纏》or《蒼穹と常闇の約束》
《正義§開化 シンクロトロン》
《藍色輝く宙駆ける超神器》or《クリスマス★パーティーデコレート》or《回遊する戦慄グラオザーム》
《生命の獣刃詩 ショウ》
リソースが5枚になり《世界を絆ぐ約束 バンシー》が解禁。
自壊を絡めつつ、引き続き七尾さんで点を取っていきます。
《AP七尾》を出すためのリソースを常に残すよう意識しながら、《天ノ川衣奈 Unite＜N＞》等でスクエアを整理して七尾さんの着地場所を開拓します。
目減りしていく手札は《超神器》《デコレート》《グラオザーム》で補いつつ、殴っては割り割っては殴りを繰り返して点を取りに行きます。
リソース消費をごまかす為に、ここでも可能な限り《開化トロン》での登場を挟んでいきたいところ。
4ターン目。
なんだかんだ強力なアークゼクス《藍宙の超神器 G・ヴェイバトロン》が使えるようになります。
《AP七尾》のドロー等であらかじめデッキ内に仕込んでおき、《友と並び立つ正義の約束 怜亜＆超＆七尾》のスクエア除去を絡めて残り点のもぎ取りを目指します。
5ターン目以降
このあたりまで来るとだいたい息切れしています。
あんまり考えたくありませんね。
・対アセンション
正直苦手な部類。
リソース5で対峙する場合、突破して点を取ろうとすると《開化トロン》《ショウ》等の1コストアクションがほぼ必須。
リンクを置けないままアセンションを張られてしまったらまず越えられません。潔く諦めてます。
面を埋めてターンを返すにしても結局《七尾AP》で起こすリソースをアテにする事になるので、点が取れる取れないにかかわらず殴りに行くことにはなると思います。
その場合はスクエアを七尾さんで埋めつつ、PSに《衣奈》を置いてエンドしています。
正直防御としてはあんまりアテにはできないんですが、蘇生した《リベル》がうまい事チャージに行ってくれれば次ターンがかなり楽になりますし、運よく何体か残れば《ミステリア》で捲る目も出てくると思います。
あとがき
以上、七尾でした。
身の回りに使用者がおらず、イベントでもミラーマッチの機会に恵まれない中試行錯誤しながら組んできました。
知見というほど大層な物でもありませんが、誰かの参考になれば幸いです。
あと他人の構築に飢えているので組んでたらXにレシピ流してください。
余談
便宜上【青黒シンクロトロン】と銘打ったこのデッキではありますが、「シンクロトロン」の名称を持ったカードは4枚しか入っておりません。
年1のペースで固有の強化を貰ってはいますが、いずれも《AP七尾》との嚙み合わせはあんまりよろしくありませんでした。
APの性能は申し分ないのですが、10弾からずっと七尾を使っている身としてはやはりパートナーたるシンクロトロンで戦いたいのが人情。
イカした新規をどうかお待ちしております。
余談の余談
なんて結ぼうとしてたら来ましたね、リビルドの報が。
覚醒条件が緩和され、今風の軽減テキストを引っ提げて帰ってきました。
往復で使える絶界貫通の全体除去は健在です。
全体除去の範囲はコスト6以下。
リビルド前当時の環境は今ほどコスト8以上の存在感はなく、除去範囲外の7コストは自力で殴り次のターンに全除去を構えるといった運用をされてたような気がします。あんまり出した記憶ないけど……
当時と違い7コスト以上が容易く並ぶ環境ではありますが、相手ターンも使える全体除去そのものはやはり強力。
実際の運用としては劣勢時の捲りとして、《エウレカ》や《カンナ》のような感覚になるかと思います。
これらと違いゼクスエクストラであり、その時々で手札に用意する必要がないのは結構画期的なんじゃないでしょうか。
APを多用する七尾的には、覚醒条件でシャッフルを挟むのが地味に嬉しい点。
他種族カードをメインデッキに入れづらく、キラーマシーンのESを擁するファムでも重宝するかもしれません。
B51はプレイヤーの強化を全面に押し出したパックとの事。
まだ見ぬ良きシンクロトロンに期待したい所ですね。
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