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デジモンゴーストゲームのオタクが応援広告を出した話

※こちらの記事はあくまでも筆者個人の体験談です。世の中の応援広告全てが本記事記載の方法で進められているわけではないということを念頭に置いてお読みください。

※こちらの応援広告は2024年10月31日をもって掲出期間が終了しております。

※こちらのnoteはjeki応援広告事務局さまに許可を得て執筆しております。問題が発生した場合は、予告なく削除する可能性がございます。



皆さんには、いつまでも応援したい大好きな作品はありますか?

私にはあります。

フジテレビにて全67話で放送された『デジモンゴーストゲーム 』(以下、『ゴーストゲーム』)というアニメが大好きなのですが、アニメの放送が終了してすでに1年以上経ちます。まだまだ大好きな作品なので、ネップリでかるたを作ったり、東映アニメーションさんの株主総会に行ったりしていました。



そんな時、デジモンパートナーズ公式アカウントがとある告知をしていました。


「デジモンアニメーション25周年の応援広告受付スタート!」

※クソ長いです。



公式からの応援広告受付開始

「応援広告ってなに?」「受付開始ってどういう意味?」と頭には大量の疑問符が浮かんでいたのですが、とりあえず告知ページに目を通し、以下のことが分かりました。

👉ファンがjeki応援広告事務局「Cheering AD(チアリング アド)」さんにお金を払ってデジモンアニメーション25周年の応援広告を出すことを(公式が)許可するよ

👉広告を出したい場所と期間は、Cheering AD(チアリング アド)さんのサイトから選べるよ

👉広告のデザインは自分で作ってね!公式からはキャラクターの立ち絵と作品ロゴを素材として提供するよ


そもそも応援広告とは?


ファンの力で推しを宣伝しちゃおう!

(知ってるよ!って人は読み飛ばしてください)
応援広告とはそもそもなに?って感じなのですが、韓国ではメジャーな文化で、センイル広告(センイルとは韓国語で誕生日の意)とも呼ばれています。韓国では若者が集まる駅のあらゆる媒体に推しの誕生日をお祝いする広告が掲出されています。
SNSを介して集まったファンの団体が有志でお金を集めて掲出しているというのが応援広告の特徴です。
今やファンが自費で推しの宣伝まで担う時代になったのか…と驚いたものです。
今回の場合、公式からすでに許諾を得ているので、「権利元への許可取り」工程はスキップできます。
(版権によっては許可取りが大変だったりするみたいです)

駅などの公共の場を借りて広告を出してもらうわけですから、それなりの費用はかかりますし、作品の名前を出したうえで掲載するので色々と確認しなければならないことも多いはず。そして何よりも肝心の広告デザインは自分で考えないといけない……
などなど、懸念点や不安はいくらでもありましたが、悩んだ末に応募してみることにしました。
一ファンが作品を宣伝することをほかでもない公式が許可してくれたせっかくの機会です。とりあえずやってみようということになりました。


実際にやってみた流れ


掲出したい時期と場所は希望を出すことができます。
私はゴーストゲームのアニメ第1話放送日である10月3日に合わせて、3周年を祝う広告を出すことにしました。
(アイドルやVだとお誕生日、デビュー記念日などの日付に合わせて広告を出すことが多いようです。)
自分で広告デザインをできる気がしなくて申込締め切り当日まで悩んだので、結果的にかなりぎりぎりのスケジュールになりました。
(掲出したい日付が決まっている場合、当然ですが判断は早い方がいいです)

掲出場所は、『デジモンゴーストゲーム』の作中で主人公たちが住む街の舞台となった作品の聖地・目黒(JR目黒駅)にしました。

やっぱり作品ゆかりの地に出したくなりますよね

※申し込み・入金をしてからの場所取りになるため、希望の日付と場所が必ずとれる保証はありません。

かかる金額と広告を掲載してもらえる期間は、場所によって異なります。
(駅構内の広告だとだいたい3~7万円で1か月間掲出って感じです)
新宿の猫ちゃんで有名な新宿アルタ前のクロス新宿ビジョンはなんと15秒×3回/1日で19万円です。
(むしろあそこって個人が広告出せるんだ……って感じですよね)

私が申し込んだJR目黒駅のNewDaysビジョン(デジタルサイネージ広告)は57000円(税抜)で1か月間の掲載でした。
※NewDaysビジョン…駅ホームに設置されたコンビニ、NewDaysさんの店舗についているモニターにて広告が流れます。電子広告なので、6分間に一度の間隔で15秒間流してもらえます。

私が申し込んだのはデジタルサイネージ広告(電子広告)でしたが、駅の広告だと紙ポスターが一般的ですね。


詳しくはjekiさんのホームページをチェック👇


⚫️申し込みと支払い

申し込みの際には代表者の住所氏名連絡先に加えて、「団体名」「団体用メールアドレス」「ファンとしての活動実績」を記入する必要があります。
基本的に個人で全て行いましたが、「団体」というだけあって最低でも成人2人以上のメンバーが揃っていないと申し込みができないので、身内に協力を頼みました。(進捗の共有やデザインの相談とかも乗ってもらいました。感謝)
団体名・メールアドレスは広告にも記載する必要があります。個人のメールアドレスを使うのは抵抗があったので、企画用に取得しました。(GmailのアドレスでOKでした)
活動実績はSNSでのイラストアップ、展示会やアニメイベントへの参加、制作会社の株主総会への参加などを記載しましたが特に何も突っ込まれなかったです。今回は公式許諾済みの作品だったので当然がしれませんね。(ジャンルによってはファン活動の実績を客観的に証明できないと通らないこともあるみたいです)

申し込みの際に掲載費用もまとめて支払います。
私は実施しませんでしたが、クラファン等の集金活動を行う場合はかなり早めに募集しておく必要がありますね。

⚫️枠取り完了

申し込みと入金をしてから三日後、jeki 応援広告事務局(以下、事務局)から広告の枠取りが完了したということでメールが届きました。また、以下の点についてもこの時に連絡がきました。

・広告を提出する際のデータ形式

私の場合は電子公告だったので、画像サイズ、解像度、(動画の場合は)フレームレートなどの詳細が送られてきました。
※データ形式が少しでも違うと掲出直前に修正する羽目になるので、動画や印刷物について知識がない場合は、ある程度自分で調べた上で理解しておいた方がいいです。調べるのが面倒だったらデータ作成は外注することも検討しましょう。
私は動画についての知識ゼロで動画広告を掲出しようとしたので、後々かなり面倒なことになりました(詳しくは後述)

・広告データの提出締め切り

〇月〇日のAMまで、みたいな感じで日付を言い渡されます。だいたい広告掲出の1カ月前?くらいでした。(データを提出した後に審査があります)
※結構締め切り早いな…と思いましたが、この締め切りは審査でのデザイン修正やデータ不備での再提出も加味されたスケジュールだったんだなと後から実感できます。

・素材提供

今回の場合ですと、公式が用意した素材の中から使いたい素材を申告し、希望した素材がPSDファイルで送られてくる感じでした。
私はゴーストゲームのタイトルロゴ、推しキャラクター2人の立ち絵、デジモンアニメーション25周年記念ロゴを希望しました。

⚫️広告デザイン作成

広告のデータ形式を参照した上で、実際に広告を作成していきます。
ど素人が一から広告を作ろうとしてすぐにアイデアが浮かぶはずもなく、巷にあふれる様々なコンテンツの応援広告を見て参考にしました。

ちなみに、人気Vtuberさんの広告はデザイン・掲出場所・クオリティすべてにおいてハイレベルすぎて、見るだけで「経済……!!」(経済を回していてすごすぎるとても尊敬するの意)となって楽しいです。手軽に経済を感じたい人はぜひ調べてみてください。


このあたりでデジタルサイネージ広告(電子広告)って動画で作成している方が多いことに気づきました。
(静止画でももちろん全く問題ないです)  

確かに、常設の紙ポスターと違って電子広告は15秒間好きなものを映すことができます。たった15秒間、されど15秒間。できることなら推し作品についての情報をたくさん届けたい。せっかくなので自分も動画を作ってみることにしました。動画作成技術ゼロの人間としては本当に無謀な試みでした。

最近は無料の動画作成アプリで便利なものがたくさんあるので、クオリティにこだわらなければ技術ゼロの人間でも動画自体を作るのはそこまで難しくありません。
※あくまでも「動画そのものの作成は」です。デジタルサイネージ広告は提出する際のフォーマットが特殊なので、動画の知識や機材・作業スペックは必要になります。

また、公式側からの指定で必ず入れなければいけない文言があるので、それらも忘れずに盛り込んでいきます。

今回の場合ですと広告形式に関わらず、以下のような権利表記が必須でした。
©本郷あきよし・東映アニメーション
©本郷あきよし・アプモンプロジェクト
©本郷あきよし・フジテレビ・東映アニメーション


⚫️広告データ審査


広告データが完成したら、指定されたURLにアップロードし、提出が完了した旨を事務局に連絡します。土曜の夜に提出し、事務局からは月曜の朝にデータを受領した旨の返信がありました。
(基本的に土日は事務局が営業していないそうなので、土日に送ったメールの返信は週明け以降に届きます)
これから媒体社及び事務所での審査となるので、3~5日間かかるとのことです。

※媒体社…広告を掲出する場所を貸してくれる会社(今回の場合はNewDaysさん)
※事務所(権利元)…広告を出す人物・作品の権利を持っている会社(今回の場合は東映アニメーションさん)

⚫️審査結果

媒体社及び事務所での審査には3~5日間かかるとのことでしたが、5日たっても事務局からは何も連絡がありませんでした。
少し不安になってきたので、事務局に「広告を提出したがその後の審査状況はどうか」と問い合わせのメールを送ってみました。
(エラーでメールが届いていない・自分がメールを見逃してしまっているという心配もあったので念のためです)

事務局からはすぐに返信があり、「媒体社は許可済みだが、事務所の方がいまだ審査中となっている。不安な気持ちはよくわかるが今は待っていてほしい」とのことでした。早急なご返信ありがとうございました。

そんなわけでさらに待つこと5日、ついに審査結果がメールで届きました。

権利元からの指示はざっくり以下のような感じでした。
✅広告内に記載した一部文言の修正
→「デジモンTVシリーズ最新作」を「デジモンアニメTVシリーズ最新作」という表記に変更

✅『※この広告はデジモンアニメーション25周年を応援するファンによる広告です』という文言の追加

→「あくまでもファンが作成したものである」ということを強調する必要があるみたいでした。
※現在では上記の文言は記載必須としてjekiさんのサイトに追記されてました!

✅広告内に記載したキャラクターのセリフの削除
→せっかくの動画なので推しキャラクターの好きなセリフとかを入れたかったのですが、今回セリフはNGとのことでした。

ちなみに、これらの修正指示は「変更指示書」として、こちらが提出した動画をスクショした上で、修正箇所に赤文字を入れた画像ファイルが届きました。めちゃくちゃ手間をかけて分かりやすくしてくださって感謝しかありません。そりゃあ審査に時間もかかるわけです。
(自分の作った拙い動画をご多忙な公式関係者の皆さまが隅々まで視聴して下さったのかと思うと、お仕事を増やしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ちょっとだけ面白さもありますね……)


⚫️修正と再提出

広告の修正自体はそこまで面倒でもなかったので、指示通りに修正した動画を事務局に再提出します。
修正版のデータを権利元に確認するので3~5日お待ちくださいと返信があり。
今回はそこまで待たされることなく、3日程度で審査OKになったとの返信がありました。

⚫️完成データ納品……と思いきや!?

デザインが無事に確定したので、事務局からは完成データを納品するようにと連絡がきます。
審査用データをそのまま送って終了!と思っていたのですが、納品から3日くらい経ったタイミングで「データ形式が違うので修正してください」と事務局から連絡がありました。大慌てで調べたところ、提出の際に求められる形式が、Windowsの有料ソフトを使用しないと出力できないフォーマットでした。なんてこったい……。Windowsの作業環境がない人は、動画広告の場合はデータ変換だけでも外注する必要がありますね…。
結局、データ形式の違いでその後2回ほどデータの修正が必要になりました。
(各所の皆さま本当に申し訳ございませんでした)

動画広告の場合は特に、事前に形式を確認し理解しておきましょう。

動画データの変換を個人で請け負ってくれる方もいます


⚫️SNS告知審査

動画を修正するのと並行してSNS告知の審査も申請します。SNS告知は広告掲出日の3週間前までに審査を申請する必要があります。
ここでいうSNSとは主にX(Twitter)を想定されています。(私は他のSNSでも宣伝したかったので、念のためX以外のSNSでの投稿は問題ないのか確認し、許可をいただきました)

SNS告知についても「掲出場所の詳細について公開できるのは掲出当日の12時以降」「指定された文言を必ずツイートする」等々、掲出場所の方々に迷惑をおかけしないため、守るべき条件がたくさんあります。

ちなみにSNSとは少し違いますが、「応援広告を掲出する一連の経緯を日記としてnoteにまとめたいのですが可能でしょうか?」と聞いたところ、okをもらえたのでこのnoteを書いています。


掲出当日

完成データ納品・SNS告知審査を完了したら、あとは掲出を待つだけです。
JR目黒駅は過去に利用したことはあるもののNewDaysの場所までは記憶しておらず、下見に行く時間もなかったので、掲出日当日になって初めて広告の掲出場所を確認することになりました。

通勤・帰宅ラッシュの時間を極力避け、午後の早い時間に駅へと向かいます。

ここまで自分の無知ゆえに躓くことだらけだったので、何かの手違いで掲出されていなかったらどうしよう…という不安を抱えながら駅構内


広告が



アニメ3周年おめでと〜!!!!

あっっっった!!!!!!


モニターには常時NewDaysさんのCMが流れてました


いやめっちゃ浮いてる

NewDaysのパンやJR旅行のCMが流れるモニターで、「デジモンアニメ25周年!」が突然映し出される光景は
正直かなりシュールでした

目黒駅のおしゃれな雰囲気や他の広告とあまりにもそぐわなすぎて笑ってしまいました。

推しジャンルの広告がJRの駅の巨大モニターで流れてるってオタクとしてはめちゃくちゃ大興奮することなのに、自分が作ったと思うと、嬉しさと同じくらい気恥ずかしさがありました。

もっと動画作成技術とデザインセンスを磨いておくんだった…!!という反省はあるものの、大好きな作品を応援するために作った広告が実際に掲出されているのはやっぱり嬉しいです!


実際にやってみて良かった点・やりやすかった点

👍窓口が一本化されている
このような版権作品の街頭広告は、本来であれば版権元、掲載場所、媒体社など各所に連絡をして確認を取る必要があります。
ですが、jekiさんを利用した場合はこちらがやりとりするのはjeki事務局のみなので、不明点などは事務局に聞けば媒体社・権利元に確認を取ってくれます。
逆にいうと、事務局さんはあくまでも窓口でしかないということです。権利的な部分や掲出についての詳細は版権元・媒体社に聞かないと分からない+確認が取れるまで時間がかかるので、些細なことでも気になったら遠慮せずに聞いた方がいいです!

👍ある程度はスケジュールに余裕を持って進めてくれる
トラブルが発生した場合でも、日程調整などはJEKIさんの方で対応してくれます。スケジュール管理が苦手な自分としては本当にありがたかったです。(本当にありがとうございました。)

👍公式の立ち絵とロゴを使用できるので、絵が描けなくても広告が出せる
広告を出すにあたって、一番重要なのはイラストといっても過言ではないでしょう。
出来れば多くの人の目に留まってほしい。推しがどれだけ可愛くて美しいか知ってほしい。
私自身は絵の描けないオタクなので、広告に使用するイラストを用意するとなると頭を抱えたと思います。
今回のデジモンアニメーション25周年応援広告プロジェクトでは、公式画像を素材として自由に使用できるため、「イラストが描けない」と悩む必要がなかったのは本当に助かりました。

ロゴとクレジットから始まると予告編っぽくなる気がします



大変だった点・苦戦したところ

⚫️公式絵を使用できるのは助かったが、逆に言うと二次創作イラストNGなので作成できるデザインが限られてしまう。
自分で広告を作成するにあたり、参考までに応援広告を作成した方のnoteなども拝読しましたが、「作りたい広告のイメージ」「広告で伝えたいこと(何を祝うのか、何を宣伝するのか)」を先に決めてからイラストを準備(自分で作成あるいは絵師さんへ発注)するというのが基本の流れのようです。
大まかな広告のイメージを決める→イラストを作成(依頼)するという順番なら、広告の内容に沿ったイラストを用意することが可能ですが、公式の立ち絵が先に用意されている場合はそういうわけにはいきません。使用可能素材があらかじめ決まっている故に、デザインがパターン化されてしまうという難しさはありました。


⚫️動画作成は未経験者にはハードルが高い
紙ポスターや静止画の場合は気にしなくて良いことなのですが……。ある程度の知識・作業スペックのある方ならともかく、生まれて初めて動画を作成する人間からしたら分からないことだらけで躓きも多かったです。動画作成については、詳しい人に聞きながら進めるのが賢明かもしれません。

⚫️それなりの費用と手間がかかる
応援広告を出すには最低でも数万円、場所によっては10万円を超える額のお金を用意する必要があります。今回私が掲出させていただいた目黒駅のNewDaysデジタルサイネージは、動画を1ヶ月間も掲出してもらえたのでコスパめっちゃ良い…!と正直思いましたが、それでも安くはない出費です。
また、申し込みをしてから2ヶ月もの間、事務局とは絶えずメールでやり取りをしていました。急ぎの要件などは仕事の合間を縫ってメールの返信を打ったりもしました。
金銭面と時間に余裕のある方、メールの返信等の事務作業が苦ではない方でないと最後まで企画をやり通すのは難しいかもしれません。


広告掲出後、嬉しかったこと

🥳作品を好きな方がたくさん見に行ってくれた!
本当にびっくりするくらい多くの方が広告を見るために目黒駅へ足を運んでくださって、Twitter(X)で写真をアップしてくださったり、リプライや引用で報告をしてくださいました!
当方とは面識のない方、遠方にお住まいの方まで見に行ってくださり、デジモンゴーストゲームという作品が多くのファンから愛されていることを実感できて本当に嬉しかったです。

素人作成のつたないクオリティの動画でしたが、「大画面で3周年をお祝いできてうれしい」「行動力と愛がすごい」「ゴスゲが愛されてて素晴らしい」等、温かい言葉で綴られたポストを見た時の喜びは、広告を出すまでの苦労も吹き飛んでしまうほどでした。
中には「街中に溶け込んでるようでいいね!」という感想もあり、思わず「ほんまか?」と聞き返しそうになりました。
本当に嬉しかったです!

また、今回広告を出すためにJR山手線ホーム内のNewDaysさんのモニターを使用させていただいたのですが、せめてもの感謝の気持ちで掲出日にNewDaysさんでパンをたくさん買いました。

Xにて「掲出のお礼も兼ねてNewDaysさんのパン爆買いした〜🎵」とポストしたところ、広告を見に行ってくださった方の何人かが「ついでに」とNewDaysさんでお買い物をしてくださったようで、思わずにっこりしてしまいました。

まるもっち、冷たい今川焼きって感じで美味しい

JR山手線の駅ホームという混雑する場所であるにも関わらず、1カ月もの間広告が掲出できたのは、見に行ってくれた皆さんがマナーを守ってくれたおかげだと思っています。この場を借りてお礼を言わせてください。本当にありがとうございました。


🥳海外のファンからも反響があった
「デジモンゴーストゲーム」という作品および『デジモン』というコンテンツは、海外からも高い人気があります。

私のポストを見て「ゴーストゲームの広告見に行きたい…!」と言ってくれた🇨🇳のフォロワーのさんや、「次また広告をやるなら自分にも支援させてほしい」と連絡までくれた韓国のフォロワーさんもいて、デジモンシリーズのグローバルな人気を改めて感じました。

余談ですがjeki応援広告は海外にも広告を掲出できる(高い)そうで、一瞬検討してしまった自分もいました。

🥳ファンのみならず作品のスタッフさんたちも見に行ってくれた!!!

本当にびっくりしたのですが、『ゴーストゲーム』のアニメ制作に携わったスタッフさん数名が広告を見に行ってくださいました。(スタッフさん方が広告を見に行った旨をXにてポストしてくださいました。)
夢かと思いました。

初期から『デジモン』シリーズに関わっているベテランのスタッフさんには、なんとブログにまで取り上げていただきました。ありがとうございます。夢かと思いました。


「有志のファンの方が出してくださったそうで。ありがたいことです」
「(作品に携わっていた)当時の自分に見せてあげたいくらい嬉しい」
「この作品は私の青春」
スタッフさんたちの反応や、ポストに綴ってくださった言葉はきっと一生忘れません。

アニメ最終話から1年半が過ぎた今でも、スタッフさんたちが作品を愛してくれていることを改めて実感できて、企画主としてこんなに嬉しいことはありません。

今も様々な作品でご活躍されている多忙なスタッフの皆様が、「デジモンゴーストゲーム」という作品のことを思い出すきっかけの一つにでもなれていたらいいなと思いました。

最終回から1年半以上経った今、作品を生み出してくださったスタッフさんたちに感謝を伝えられたこと、今もオタクが作品への愛を叫んでいることをスタッフさんたちが喜んでくださったこと、いずれも一介のファンという立場では恐れ多いことではあるのですが、本当に嬉しく思います。


🥳デジモンゴーストゲーム3周年を祝う広告を出してくれた方が他にもいた
(当方と同じ企画なのでは?と誤解されてた方もいたのですが)当方とは全く別の企画で、同様のタイミングでデジモンゴーストゲーム3周年を祝う応援広告を掲出されていた方がいらっしゃいました!✨
こちらの方は紙ポスターで、掲出場所は非公開とのことでした。デジモンゴーストゲームの3周年を同様の形でお祝いしてくれた方が他にもいて本当に嬉しかったです!
改めて、ゴーストゲームはファンから本当に愛されている作品なのだな〜と実感しました☺️



広告をやってみて楽しかったこと

😄広告掲出中はなんかイベント期間みたいで楽しい‼️
(自分が出したものだけど)推しの絵がある~!!と思うと、掲出期間中は自然と目黒に足が向きました。
1カ月の間に5回ほど目黒に行きましたが、ついでに聖地巡礼で駅周辺を散歩したり、フォロワーさんと遊んだり、近くのおいしいご飯屋さんを開拓したりできて充実した時間を過ごせました。
(自分で出した広告でイベント気分になれるの、我ながらあまりにもコスパが良すぎて笑いました。)

現場が好きだけど推しジャンルの現場が最近なくて寂しい…‼️みたいな人にもおすすめだと思います。

作品の聖地にもなった広い公園。目黒駅から徒歩10分程度



😄街中の応援広告が目に留まるようになる
都内の駅を歩いていると、日々たくさんの応援広告が掲出されています。
知らないジャンルの広告でも「この人も誰かの推しなんだな」「こんな宣伝ポイントもあるんだな」「人目を引く素敵なデザインだな」などと思いながら広告を眺める楽しみは、この企画をやらなければ知ることができなかったと思います。

それまで気にも留めていなかった街中の広告が「誰かの愛の形」として見えるようになったのは、応援広告をやってみて良かったことの1つです。


終わりに 


「アニメ3周年を記念して、大好きな作品にプレゼントを贈りたい」「応援広告をできる機会はなかなかなさそうだし、やってみたい」という自己満足的な気持ちから始めた企画だったので、自分としてもここまでの反響はまったく予想していませんでした。
「応援広告」というのは、いわば「ファンから推しに送るプレゼント」です。
公式の許可を得た上で、このような特別なプレゼントを贈れる機会はなかなかないと思うので、悩んだ末にやってみて本当に良かったと思います!
プレゼントはあくまでも自分が贈りたいから贈るもので、受け取ってもらえる保証はありません。結果的に作品を愛するたくさんの人々に見てもらえたのは、本当に幸運なことでした。見に行ってくださった皆様には重ね重ね感謝いたします。

あくまでも自己満足の贈り物ではあるけれど、「少しでも自分の好きが伝わったらいいな」「誰かの目に留まったらいいな」と思いながら広告を作るのは本当に楽しい時間でした。
このような機会をあたえてくださったjeki応援広告事務局様とデジモンパートナーズ様、掲出場所を使用させていただいたNewDays様には心から感謝いたします。
また、グッズ購入やイベント参加、ファンアート作成、フラスタなどの従来のファン活動に加えて、「応援広告」という新たな種類のファン活動が増えたのは本当に良い時代になったと思います。
これからも好きなものを積極的に発信していきたいです。

デジモンゴーストゲームがずっと大好きです!


ちなみに
目黒駅のアトレ2には生ハム食べ放題のモーニングがあります。
生ハムにパンにソーセージにベーコン、シフォンケーキまで食べ放題で最高だったのでおすすめです。

土日祝限定850円


ここまでお読みくださりありがとうございました!
令和のデジモンアニメ完全新作!
ハートフル育児ホラー性癖破壊アニメ!デジモンゴーストゲームをよろしくお願いします!


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