愛媛県西条市にある伊曾乃神社で天照大御神の荒魂にご挨拶
TOP写真 愛媛県西条市 伊曾乃神社拝殿
彼岸を前に墓参り
カタカムナ文明から、
古代文明への繋がり。
そんな訳で、
しばらくエジプト編でした。
まあ、少しこじつけた感もありました。
が、今日はまたまた日本の神社紹介。
先日、実家がある愛媛に帰省。
お盆もドタバタしてたので、
墓参りができてなかったこと。
気になっていたので、
彼岸を前に墓参りへ行ってまいりました。
天照大御神の荒魂が大好き
このブログにて、
何度かお伝えしたとおり、
私は天照大御神様が大好きです。
と、いうのも近くの氏神様が天照大御神。
その神社が遊び場であったせいもあり、
天照大御神様には、
とても親しみを感じております。
実家近くの氏神様は、
天照大御神の和魂をお祀りしてます。
天照大御神様には、もう一つの顔があり、
荒魂をお祀りしている神社もあります。
代表的なのは伊勢内宮にある荒祭宮。
兵庫県西宮市の廣田神社。
徳島県佐那河内村にある朝宮神社。
この三社は、天照大御神の荒魂。
瀬織津姫として
お祀りしている稀有な神社です。
私はどちらかというと、
和魂よりも荒魂の天照大御神様が好きです。
名前からイメージできるように、
とにかく荒れ狂って手に負えない。
そんな、人間的一面がある天照大御神様。
親しみを感じてしまうのです。(笑)
西の伊曾乃、東の内宮
私の実家から徒歩1分にある氏神様。
内宮神社(内宮天照皇大神宮)という、
立派な神社です。
境内には、
古くから、西の伊曽乃、東の内宮。
と呼ばれ、信仰を集めていた。
そんな説明が書かれています。
ここで登場する伊曽乃とは、
伊曽乃神社のこと。
愛媛県西条市に鎮座する由緒ある式内社。
瀬織津姫ではありませんが、
天照大御神様の荒魂。
主祀神としてお祀りされています。
私は高校時代に一度行ったことがあります。
しかしながら、その頃の私。
神社には全く興味がありませんでした。
そんな訳で、当時の記憶はありません。
そこで、今回の帰省のついで。
そういうと、神様に怒られそうですが、
約40年ぶりに、
伊曽乃神社へ参拝させていただきました。
いろいろな疑問芽生えるから楽しい
西条市を流れる加茂川。
なぜか加茂川という名前。
ここも昔から気になっているポイント。
なのですが、今回はスルー。
加茂川沿いを石鎚山方面へ向かう道中。
少し、
西に入った場所に伊曽乃神社はあります。
神社の由緒書きによると、
13代、成務天皇7年。
伊勢から天照大御神の荒魂を分霊。
と、書いてありました。
が、私の個人的妄想では、
私が元伊勢ではないかと思っている
徳島県佐那河内村ではないか?
昔はいせ郡という地名でしたし、
天照大御神の荒魂を祀る朝宮神社がある。
朝宮神社から分霊されたと考える方が、
なんとなく、すっきりする気がするのです。
あくまで個人的妄想ですので、
許してください。(笑)
天皇陛下も参拝された伊曾乃神社
40年ぶりに訪れた伊曾乃神社。
こんなに立派な神社だったんだ!
と、改めて気づくことができました。
一の鳥居から続く参道。
立派な神門。
神門前には巨大な楠の木が二本。
昔の神門であったのか?
そびえ立っています。
樹齢は700年ほどだそうですが、
とても立派な楠の木です。
神門くぐると、正面に拝殿。
その後ろにご本殿。
総檜の神明造り。
素晴らしい神社です。
皇太子時代の現、天皇陛下。
お参りされたという格式高い神社。
神紋とは別に、菊御紋が目立ち、
それだけで、ピリっ!と閉まった気。
延喜式神名帳では名神大社。
近代社格は国幣中社。
地方の田舎の神社とは思えない。
それほどに、管理が行き届き、
凛とした神社でした。
荒魂繋がりなのか?
西宮市の廣田神社とよく似た気。
漂っていました。
このはなさくやひめ推し?
ただ、私が疑問に感じたこと。
神社の由緒には天照大御神を祀っている。
とは書いてますが、
荒魂というワードはありませんでした。
わざと、そうしてるのでしょうか?
また、拝殿横には、
金色の像が置かれており、
その像は木花之佐久夜毘賣。
天孫降臨のニニギノミコトの奥様。
大山祇命の娘神。
容姿が良くないという理由で
ニニギノミコトから返された
石長比売の妹神です。
産屋に火を放ち出産した木花之佐久夜毘賣。
安産の神様として有名ではあります。
絶世の美女であったという説も。
そんなコノハナサクヤヒメの像。
しかも金色の。
拝殿横の目立つところに置かれている。
知らない人が参拝すると、
コノハナサクヤヒメが主祀神。
錯覚してしまうとおもうのですが。
なぜか、天照大御神の荒魂。
よりも、コノハナサクヤヒメ推し。
そんな風に感じてしまいました。
これも個人的感想ですが。
さくらの神紋 古茂理神社
伊曽乃神社の神門。
出たところの正面。
古茂理(こもり)神社という神社があり、
そちらの主祀神はコノハナサクヤヒメ。
ちゃんと、近くに祀られてるのに、
なぜに、
金の像を創って拝殿横に置いたのか。
本当に疑問です。
私は天照大御神の荒魂も大好き。
木花之佐久夜毘賣も大好き。
だからこそ、
そこに木花之佐久夜毘賣の金の像。
持って行かん方が良いのでは?
なんて余計なお世話みたいなこと。
思ってしまったのです。
古茂理(こもり)神社。
元々は違う場所にあったそうですが、
伊曾乃神社の摂社として
今の場所に移されたそうです。
神紋は桜なのでしょうか。
コノハナサクヤヒメらしく、
とてもかわいい神紋でした。
とても穏やかな気が流れる
古茂理(こもり)神社。
こちらも大好きな神社となりました。
最後に、
東の内宮、西の伊曾乃。
和魂と荒魂をそれぞれお祀りしています。
この両社の神紋。
どちらも御所車でした。
なんでだろう?
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