蛇にピアスが重すぎた
久しぶりに日記書いてます。さっき、蛇にピアス見終わりました。あぁー、、。なんかどっと疲れました。まじで。ほんっとに一番ショックやったのは、アマを殺したのがシバさんだってわかったところでした。なんかぼんやりとしか明らかにされんかったというか、匂わせみたいな感じやったけそこしっかり解明してくれな気持ち悪いしモヤモヤするしなんか、どすーんって感じやな、とか思いよったらまさかのなんにもせず、なんにもならず終わりました。はい!まじで。すっげえいやな気持ちになった。うん。でも、同時にすごい映画やな、と思った。あんなに衝撃的な展開があったのに回収せんで終わるとか、、。見たことないあんな映画。
多分あの展開が回収されんかったのは、監督とか映画にとってそれ以上に大切なものがあったけんなんやろなあとか思うけど、それが具体的になんなのかがわかんないよね。シバさんはSやけど、ただSだから、苦しむところが見たいから、それだけの理由でアマを殺したわけやないやろうし。んー嫉妬とか、邪魔やったから。とかもあったんかな。とか考えたら、シバって恐ろしい人間やなとか思うけど。でもたぶん、映画全体としてそこに焦点当てたいわけやなくて。ルイの、んー、思春期特有なんかな、なんか満たされん感じとか。だからはっきりと感じられる「痛み」に依存していく、みたいなところとか。あとは、んーいやなんか、アマの殺され方がえぐかったのと、それをやったのがシバさんやったってことがショックすぎて、なんも考えれん。シバさん、ルイが泣きよるところ抱きしめたりとか警察に行ったりとか。捜索願いだしたりとかして、Sで残酷やけど人としてちゃんとしとる理性的なところもある人なんやなあとか思いよったのに!!まじかよ
アマはでも、人たらしでかわいらしい感じがあるなってところは印象的やったな。ルイの身体が自分以外の人にコントロールされるのは耐えられんとか闇深いこと言いよった時もあったけど。その動機で、ルイにお酒あんま飲むなとか、自殺とか考えんなとか言いよるんならだいぶ病んどるなとは思ったけど。あとは、アマが失踪した時のルイの病み方がひどくて。逆にアマが死んだって知った時になんか落ち着いたというか、そんな表情に感じられたんよな。あれは、、なんでなんやろ。ルイはアマが好きで依存しとったというより、自分のそばにおってくれる存在っていうものに依存しとったんかな。やとしたら、アマを殺したシバさんのそばにおってもずっと平常心で、なんならシバさんが犯人ってバレんようにまでしたのも納得いくな。シバさんまで連れていかれたら自分の依存先が無くなるっていうのを危惧して、ほぼ無意識的にとった行動やったんやろな。、、。証拠隠滅しようとした時のルイの目、酒を探し回りよるときとおんなじ目やった。そういうことなんやろな
んでこれも驚いたんですけど、これを書いた金原さんは当時19歳というね。えぐいだろこれを19歳で生み出せるのは。天才ってやっぱすごいなと思いましたね、なっがながと書いたなあ。なんか、映画見たら自分の中にすっごい溜まったものがあって。それをちょっと吐き出さな気持ち悪かったんで。全部吐き出しました。とにかく、シバさんが殺したんや、がショックすぎたまじで。あとピアス空ける描写とか墨入れる描写とかがまじでリアルで、そこもヒヤッとした。ながながと書きました。ありがとうございました。