社労士への挑戦①
2023年、社労士試験に挑戦しました。皆さんの参考になればと振返ります。
同試験は8月の第4日曜日の午前中に選択式1時間20分、午後に択一式3時間30分実施される。全10科目の法令や解釈が試され、合格率は昨年5.3%、20人に一人しか受からない。令和5年は8月27日に実施され、合格率は少し増えて6.4%、42,741人が受験して2,720人が合格した。
僕は東京ビッグサイトというマンモス会場で受験した。東京の人はほぼここで受けることになる。
10年以上前に受験歴があるけれど、法改正が多いので初学に近い。アガルート社への申し込みは今年の1月終わり、テキストは2月に入ってから届いた。息子の中学受験や仕事の繁忙もあり、2-3月は動画によるインプットが中心で1日2時間程度しか勉強できず。これはマズいと4月から1日、1週間、月ごとの計画と振返りを始め、最低限1日4時間、週末は10時間の勉強を自分に課した。テキストと動画の量が本当に多くて(自分で望んだものの…)、2倍速で見ると理解も半分の自分に気づき、最適なのは1.5倍速に落ち着く。竹田先生、池田先生の説明はとても分かりやすい。平野先生はご自身のご苦労を語られ、厳しいテストであることを再確認する。
アラフィフになると勉強に明け暮れた受験生の様に集中ができない。まずは勉強時間を測定するアプリをダウンロードして、モチベーションを高める伊藤智子さんのYouTubeをみて、空き時間にはTACの暗記カード(無敵シリーズ)で基本を忘れないようにした。
全科目1回目のインプットが終わったのは5月末。
6月には年金のテキストを読んでもあまりに理解できず自己嫌悪、アガルート社に相談メールをした。すると質問のできるFBと合格体験談リンクを送ってくれた。
改めて合格者と不合格者の違いは何かを考えた。
・分からなくても先に進んで勉強を続ける
・過去問を完全にマスターする
・最後まで諦めない
そんなに難しい話ではない。苦しいけれど。
そして、社労士合格に最低必要と言われる800時間勉強するまで弱音は吐かないと決めた。
途中で投げ出した人に勝利の女神は降りてきてくれない。傷ついても涙枯れても最後まで諦めない人のところに降りてくる。
自分の弱さに克てるのか、最後の3ヶ月は苦難の毎日だった…
(つづく)