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難関大学が出しそうな生物学の入試問題#3

問題

哺乳類であるマウスと昆虫であるショウジョウバエは性染色体によって性が決まっており、ともに雄がXY型で雌がXX型である。それぞれの動物について実験を行い以下の結果を得た。

実験1
X染色体を持つ精子を卵子に受精させたところ、マウス、ショウジョウバエともに受精卵は雌個体として成熟した。
Y染色体を持つ精子を卵子に受精させたところ、マウス、ショウジョウバエともに受精卵は雄個体として成熟した。

実験2
Y染色体を持つ精子について、Y染色体のみを破壊して卵子に受精させたところ、マウスの受精卵は雌個体として成熟した。一方、同様にして得られたショウジョウバエの受精卵は雄個体として成熟した。

実験3
X染色体のみを破壊した卵子をY染色体を持つ精子と受精させたところ、マウス、ショウジョウバエともに受精卵は個体成熟には至らなかった。

実験4
X染色体のみを破壊した卵子をX染色体を持つ精子と受精させたところ、マウスの受精卵は雌個体として成熟した。一方、同様にして得られたショウジョウバエの受精卵は雄個体として成熟した。

実験1〜4の結果からマウス、ショウジョウバエのそれぞれについてX染色体とY染色体の機能的役割を述べよ。

解答は有料部分にあります。



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