毎日が日曜日?65歳までにしておきたいこと、65歳からしたいこと♯9
昨日、20年近く寄り添った愛犬が旅立った。
旅立つほんの1時間前まで、彼女は確かに、吠え、水を飲み、入浴し、毎朝のルーティンをいつも通り、こなしていた。
人間の年齢で言えば100歳近く、天寿を全うしたというべきだが家族にとってそれはあまりに突然の出来事だった。
数日前、取引先の知人の訃報を知った。こちらは私と同年代、あまりに早く、本人もご家族もさぞ無念だったと思う。
しかし何歳になっても人生の終わりは本人にとっても家族にとっても予期せず突然そして誰にも等しくやってくる。そのことを痛切に感じたこの1週間だった。
両親を亡くし、愛犬を亡くし、前言と矛盾するようだが、順番で言えば、もう自分の家族を見送ることはないだろう。月並みだが「今この瞬間を大切に」、その通りだと思う。
私は65歳を人生の節目として、その後の生活をいかに充実させるかをテーマにこのブログををつづっている。
在職老齢年金、厚生年金は所得によって減額されるが、たとえ100%停止されても目の前の手取り所得は、確実に増える。「たくさんもらっても年金が減るだけですよ」というのは誤り「年金減っても手取りは増える」これだけは覚えておきたい。
「どうすれば一番得するか」気持ちはわかるけれど、これは生涯で年金がどれだけもらえるかを問う問題だが、誰も答えてくれない。なにしろ、誰にもわからない。終わりは突然やってくるからだ。
大事なことは年正しい知識を得ることに尽きる。だから「年金事務所に行こう!」ということになる。生涯ではなく、「いつからいくらもらえるか?」これは確実に答えてもらえる。これだけで気持ちはずっと軽くなった。
在職の方は、「今何ができるか?」「今何がやりたいか?」自分の得意技と生き甲斐これに尽きる。もちろん、65歳を過ぎてからの就職は簡単ではない。こだわりがすんなり通るほど甘くない。
ただ、65歳の節目は意外に自分本位にこだわる余裕がある。せいぜい、ペットはいなくなったが残り少ない家族のことだけを考えればよい。
そして「終わりは突然」と言ってもその突然の確率は年かさが増すほど、確率は上がる。時間は限られているし、浪費できない。生活のために汲々とした消耗戦はもうやめよう。65歳は「わがままに生きよう!」の始まりだと思うことにした。
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