毎日が日曜日?65歳までにしておきたいこと、65歳からしたいこと

老齢基礎年金、厚生年金を65歳から遡って受け取ることに決めた。
日本年金機構から「繰り下げ受給の請求を受け付けました」の返信が来た。
これで晴れて年金受給者の仲間入りだ。

65歳から転職しているのでいわゆる「在職老齢年金」の対象となる。
給与所得と年金の合計が月額(ボーナス含む)50万円を超えるとその約半分が停止額として年金から減額される。

減額は残念だが、あくまで超過した分の半分なので、所得がある分だけ、本人の手取り収入は増える。厚生年金がたとえ全停止になっても、在職で稼いだ分は所得は増える。

しかも基礎年金はこの停止の対象にならない。ここが重要だ。
なので、厚生年金の減額されないように給与所得を抑えるというのは愚の骨頂だと思う。もっと言えば、企業側の論理、エゴともいえる。

自分の労働条件を決める際にはそこまでの知識はなかったが、結果的には、自分のキャリアやスキル、仕事量に見合った水準に設定された。

前職の年収の半分以下になったが、管理業務なし、定時退勤、完全週休二日、週3日の在宅勤務、もちろん社会保険付き、身体と心の負担に見合った所得だと満足している。

ところで大きな年金改革は5年ごとに実施される。来年2025年がその年に当たる。経済界は人手不足解消のため、この在職老齢年金制度の廃止に向けた改正を要望している。

完全廃止となるとその次の2030年以降になると思うが、来年若干でも停止額が縮小されるとよいと思う。

ということで何とか65歳からの向こう5年、年金と給与所得の「ハイブリッド年金生活」が始まることになる。





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