毎日が日曜日?65歳までにしておきたいこと、65歳からしたいこと♯8

「ハイブリッド年金生活」年金と給与のダブルインカム、我ながらものは言いようだと思った。

しかし現実は「在職老齢年金」受給者というのも実入りが大きくなるだけではない、所得が増えた分だけ、負担も増える。

所得税や地方税、介護保険は収入に見合った金額が天引きされる。ここまでは許せるし、何しろこれは国民の義務だ

腑に落ちないのは厚生年金の「第2号被保険者」、これは65歳になる前からその立場は変わらないのだが、ここからが肝心、受給資格を得る65歳になっても厚生年金保険料の負担は継続されるということだ。

この負担は70歳まで続く、これで年金が増えるかというと、答えはそのごく一部、この辺は年金事務所で聞くのを失念した。

ここからが問題だ。「第3号被保険者」というのがある。これは先の「第2号被保険者」の扶養になっている配偶者が対象で、国民年金も厚生年金も「第2号被保険者」の保険料負担に含まれる。その多くは会社が負担している。

だが「第2号被保険者」が65歳になると自動的に「第3号被保険者」はその資格を失う。つまり妻はいま国民年金の保険料を毎月負担することになってしまった。いつまでも年収130万円以下の壁に守られていると考えていた私は浅はかだった。

もちろん、健康保険の扶養の方は年齢に関係なく、健在だが…。

「ハイブリッド年金生活」のネガティブな側面を触れたが、これを受け止めて老後のプランを立てなければならい。

大事なことは、これからは自分たちのために時間を使う、出来ればより豊かにそして何よりも働くことに意義を見出すことだ。

豊かになればその分、負担も増える。だが、孫子のため、後世のための基金になるならそれでよい。歳はとっても、出来るだけ社会にぶら下がりたくない。社会の費用ではなく付加価値をつける、それが真の「ハイブリッド」だ。

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