毎日が日曜日?65歳までにしておきたいこと、65歳からしたいこと♯14
自公の少数与党政権、石破さんもなりたかった総裁、総理になったとたん、自分のやりたいことができなくなった。
これで短命内閣の記録更新かと思いきや、少数与党というのは意外と使える。不倫党首の国民民主党がやりたい放題と、危惧したが、立憲民主党や維新がそれぞれキャスティングボードを握ろうと与党にすり寄ってきた。
石破総理が逃げの答弁を繰り返すうちに、少数与党の選択肢が増えた。もちろん単独過半数時代のように強行採決で利権誘導型の政策を押し切ることはできない。そして野党も「何でも反対」から現実路線に方向転換した。
政府と有能な官僚たちは忖度なく、日本の将来を見据えて知恵を絞り始めたような気がする。
自身の利害関係で言うと、在職老齢年金の停止額水準の引き上げ、何度も話してきたので説明は不要だろう。これで私の場合、厚生年金をほぼ満額もらえる見通しだ。われら即戦力高齢者の労働の質・量とも改善されるだろう。
国民民主党が主張する「103万円の壁」せいぜい物価上昇分の123万円の自民党案を少し超える程度に抑えられるだろう。変わって学生の税扶養の上限が150万円程度に引き上げられると報道された。
学生アルバイトの労働力増は特に飲食店の労働力不足に対し、企業の期待値は大きく、費用対効果は大きいように思う。
細かな試算は見ていないが、不倫党首が主張するすべてを103万円の壁→178万円程度に引き上げるというのは7~8兆円の税収減を伴い、ただのバラマキとしか思えない。
これで経済の好循環が生まれ、国民の給与総額が増え、結果的に税収減をチャラにする。言葉きれいだが、出来なかったらだれが責任を取るのか、今得をする現役世代の将来に暗雲を残すだけだ。
年金についていうと、経済会が主張する3号被保険者の廃止(いわゆる106万円、130万円の壁)、現在でも65歳を超えるとその配偶者は3号被保険者の資格を失う。うちはすでにその対象だ。
65歳未満の現役世代にとっては負担は増えるが、企業の定年延長、再雇用者の待遇改善が社会の流れになりつつある現在ではむしろ歓迎すべき改正ではないかと思う。
「ハイブリッド年金生活」の未来は明るい。収入の面もそうだが、労働力不足を補い、社会に貢献する。年金暮らしというとどうも若い世代にぶら下がって、負担を子や孫たちに負担を課す、そんなイメージが払拭できて、肩の荷が軽くなる気がする。
自民党には災難だったが、あれだけのイメージダウンの中、少数与党に踏みとどまってくれたことは自民党にとっても国民にとっても不幸中の幸いかもしれない。
不倫党首の暴走を許さず、昔の名前で出てきた立憲が野党第一党の面目を保ち、維新の慢心にお灸をすえ、結果として国民ファーストに近い政策が実現しつつある。神様はいい選択をしてくれた。感謝しよう
健康で長生きして、社会に貢献して、自分で稼いで、税金を払い続け、年金はもらうだけでなく、払い続ける。そんな「好循環の一環になろう!」これがハイブリッド年金生活の真骨頂だと感じた。