義実家帰省の乱-私は義母の子どもなの?
息子を連れてGW中に義実家に帰省した時のこと。
あまりに衝撃的なことが多かったのでせっかくならシリーズで書いていこうと思います。
今回は勝手に義母の娘枠にアサインされて気分が悪くなったよっていうお話。
―はじめに―
前提として私のそれぞれの家庭に対するスタンスを書いてきますね。
①夫と息子と私の三人家族(自分の家族)
ファーストプライオリティ。最優先。何があっても一番大事。
私が守るべき場所。本当に大切。プライスレス。オンリーワンにしてナンバーワン。
独立したひとつの家族。
②実家
実の両親と兄弟と愛犬。私のルーツ。
私の父も母もこの人たちだけ。
天災、体調不良に見舞われた時は心配するし必要とあらば駆けつける。
基本的に便りがないのは元気な証拠とお互い思っている。
③義実家
戸籍上は両親。でも私は娘になった覚えはない。
夫の両親ではあるが私にとってはあくまで普通に他人。
連絡は夫経由でお願いしたいし干渉されたくない。
―母の日連名事件―
GWと言えば4月下旬~5月上旬ですよね。
もうひとつ5月上旬には仲良し家族には大切なイベントが控えているのはご存知ですか?
そう。「母の日」です。
私も例年実家の母に冷食など家事の手抜きに一役買うものを送っていました。
当然義母に対してはノータッチです。
だって私の母ではないですから。
ところがどっこい。今年の母の日はその前提が岩盤からひっくり返りました。
GWに義実家滞在中、色々なことがあって私の気分はそもそも最の悪だったんですが、何とかギリギリ猫を被っている状態でした。
滞在期間ももう終盤。「もうちょっと…!もうちょっとで帰れる!」と自分を奮い立たせていたところに義母宛の荷物が届きました。
中身は母の日のギフトです。知っていましたよ。夫と義姉が前々から相談していたのを見ていましたから。
当然送り主は義姉、夫、、、、、、、ん?人名がちょっと多いぞ?
ん?義姉の夫?…そして私!?
なんと「子供たち一同から」という名目で手配されていたようなんです。
ちょっと待ってよ…
夫からは事前に連名について何の説明もなく、そして娘扱いされたことに嫌悪感マシマシの私。
最悪の上塗りでめまいがしました。
―私の思いと埋める気のないギャップ―
きっと上記のような状況でも「家族の一員になれた!」的な考えで嬉しくなる方もいると思うんです。私もそうだったらよかったのかも。
でも違うんです。
私は苗字が変わり戸籍上は親子になったかもしれませんが、精神的にも立場的にも従属した覚えはありません。
この「従属していない」気持ちは実家に対しても同じです。
「結婚して自分の家庭を持つ」=「新しい家族に全力で責任を負う」
イメージとしては暖簾分けですかね。ルーツはあるけど別店舗みたいな。
だから夫の両親も夫を介して知り合った他人にほかならず、ましてやあちらの家族の一員になっただなんて1mmも思っていませんし今後も思うつもりはありません。
今回のことで夫が育ってきた家庭と考え方のギャップを強く感じました。
「結婚して独立してもいつまでも仲良し家族」
そして「お互いのパートナーもナカマで家族の一員」
…家族間の心の距離が近いんでしょうか?
思わず「親離れできてなくない?」と思ったほどです。
いや、できてないでしょ…
私だって家族の仲が良いことは本当に良いことだと思います。
でも育った環境が違う他人がそういう距離感密なスタンスを受け入れられるかは別問題。
郷に入っては郷に従えですが、そもそも私は郷に入った覚えがないんだから従うつもりもありません。
―まとめと今後の展望(軽く絶望)―
結婚して子供が生まれるまでは「私の実家と違っていつまでも仲良し家族で良いな」と思っていましたが、子供が生まれて色々と干渉気味なところが気になるようになり、今回の母の日勝手に娘にアサイン事件で考えを改めることになりそうです。
「仲の良すぎは軽く害がある」
きっと夫は今後何かにつけ故郷の家族を優先することでしょう。
(これについては他の記事にも書きます。)
だって彼の本当の家族はまだそこにいるから。
私が娘枠に入っていることに何の疑問も抱いていないところから察するに、彼と私の家族に対する考えのギャップは埋まらないと思います。
これは知ってる。めっちゃケンカするやつ。
それでも私は彼に今目の前にいる家族を大切にしてほしいので、
何とかしなきゃな~と思っている連休終盤であります。