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とよなかリレーションハウスのクラウドファンディング
このnoteで主にひきこもり居場所を訪問した「居場所めぐり」の記事を上げています。
それらの居場所、今も行き続けているところが多いのですが、そのひとつ
豊中は曽根駅にあるNPO法人ウィークタイさんが運営されている「とよなかリレーションハウス」
ここでは、いろいろな事情で生きづらさを抱えた人たちや、ひきこもり経験のある人たち、ウィークタイやその代表と出会って、孤立から抜け出したり、外に出るきっかけをつかんだ人たちが集い、
ときには話しなくとも一緒にいる、作業をしたり(もくもく集会)
一緒にご飯を食べたり(もぐもぐ集会)、ただ居たり(笑)(だらだら集会)
ときには、社会についての熱い話、サブカルの話、哲学的な話、建設的な話…
話に花が咲き、終電なくなれば泊まることもできます。
そうすることで、渇いていた心が少しずつ潤い、また世に出ていく力を得ていく、そのような場所だと思います。家ではないがいつでも帰れる場所。家が安全な居場所でない場合、逃げられる場所でもあります。
ひきこもりの状態にある人は、2022年の内閣府の調査では推計146万人と言われています。
厚生労働省のひきこもりの定義(仕事や学校に行かず、かつ家族以 外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて 自宅にひきこもっている状態)に当てはまらなくても、ほぼ近い状況の人、(家族がいても)孤立している人はさらに多いです。
いろいろな事情でそのような状況になっている人々の多くは、まさか自分がそうなるとは思っていなかったと思います。
就職氷河期だった、会社でパワハラに遭った、いじめに遭った、仕事が激務、介護離職から、など
また、ご本人の特性のようなことがあったとしても、環境さえ良ければ、仕事を続けられている人も多い、
つまり、誰にでもそのような状況になる可能性はある。
でも、障がいや18歳未満の子どもと違い、その支援に対して、行政の予算のつきにくい問題でもあるかと思います。
とよなかリレーションハウスは、そのように行政の支援が届かない、行政にはできない心の回復につながる役割を担っていると感じます。
そのリレーションハウスが、財政的に苦境にあるとのことです。
以下ウィークタイさんによると
「想定外の賃料の大幅値上げ、光熱費の値上げがありました。またコロナ禍にはじめた『いつでも来ていいよ』の取り組みは、絶対に必要な取り組みだったと思っていますが、誰かがずっと出入りする環境での電気代、消耗品費などの増加は想像以上でした。また出入りする若者の安全に対応するための保険料や、このような運営が法的にOKなのかを相談するために弁護士に支払った相談料など、現体制に移行するまでには大きな出費が重なりました。
これは本当に大きい金額で、このままの赤字を出し続ける運営では、ひきこもりや不登校経験者など仲間たちからの参加費、寄付、借入金だけでは限界で、次年度はいよいよ維持することが難しくなってしまいます。」
というわけで、詳しくは以下のサイトにありますが、ウィークタイさんがクラウドファンディングで支援を募っておられます。
よろしければ、読んでいただき、可能であればご支援いただければ有難いです。
そしてとよなかリレーションハウス、ぜひ行ってみてほしいです。
イベントは、NPO法人ウィークタイさんのXが一番早く詳しいです。
お力いただければうれしいです。
よろしくお願いいたします。
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