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2025年 要注目バンド Vol.2

~ミニマル~

泳ぐカナリア(盛岡発 東京)

バンド編成(3ピース)音数も実にミニマル。
楽曲も実にシンプルながら、よどみなく流れるアルペジオ、力強いリフ、要所にアクセントとなるテクニカルなフレーズ、そしてコーラスワークも光る。


~巧妙に仕組まれた罠~

「シンプルで分かりやすい美メロな楽曲群」
「伸びやかで清涼感溢れる美声」「コーラス」
「ビジュアル」 等

これらの字面やサブスクをサラりと聴き流すだけでも十分に魅力や満足感は得られる。シンプルにループする曲調の中に散りばめられたテクニカルな要素。楽曲毎の強弱。そしてフロント2人を支えるタイトなドラムの存在も楽曲の基軸でもあり、3ピースと言うミニマルなバンド構成ながら、しっかりとした音圧も存在するライブバンドでもある事に気付きはじめるのだ。

~同じでいて同じでない2面性~

包み込まれるような聴き心地の良いサウンドが音源として存在し、ライブでは更にしっかりと持ち味である心地よさや力強さを体感出来る絶妙なバランスとギャップみたいなものを持ち合わせているのがこのバンドの魅力でもある。

SNSの発信力は強くないものの、キャリアに裏打ちされた実力は確かなものがある。バンド名のように天高く泳ぎまわるカナリア達を、多くの人に目撃される日は、そう遠くないであろう。来年はきっと鳥かごから解き放たれた泳ぐカナリアになっているはずだ。




最後までお付き合いありがとうございました。
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#泳ぐカナリア #インディーズ #インディーズバンド
#邦ロック

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