見出し画像

たまには教祖っぽいことも書いとくか

斉が魯を攻めようとしたとき、魯は子貢の弁舌でそれをとめようとしたが、斉の人はこう言った。「そなたの言葉はなかなか雄弁だが、われわれの欲しいのは土地である。そんな言葉で済むことではないわ」。そのまま軍を起こして魯を討ち、城門から十里の所まで斉の領地にしてしまった。

韓 非. 韓非子 第四冊 (岩波文庫) . 株式会社 岩波書店. Kindle 版.

ルイ14世は多くを語らない男だった。彼の悪名高い「わかった」は、彼があらゆる種類の願いに対して用いた簡潔極まりない応答の一つだった。

権力に翻弄されないための48の法則

自前のブログで、政治的な主張を繰り返す人を、多く見てきましたけども、果たして、彼らの希望する世界が、招来された例を、私は知らんのですよね。人を、言葉で動かす力のない人が、こういうことを、いくらやっても、無駄なんですよ。

私は、本を、時にはお金を出して、読んできた人間ですけども、そんな人、あまり多くないじゃないですか。それを、曲がりなりにも、してきた人間っていうのは、目が肥えてんですよ。

『韓非子』の例でもそうですけど、人は、形や重さのないものに、お金を出さないものなんですよ。

人の話は聞かず、読むべき本さえ読まず、ただ、自分の話を、一方的にするだけ。これを、コミュ障と言うんじゃないですか?自分がそういう人間だから、周りもそういう人間ばかりになる。あるいは、投影という形でそう見えるだけ。違いますか?

理想が、あるいは我欲が、さては狂気が、ファクトに勝てるものなんでしょうか?私は、そうは思わないですけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?