達成しやすい目標を立てる時のコツ
今回ナミさんには
「やりたくないこと」
「なりたくない姿」
などの
ネガティブなイメージを
先に挙げてもらい
そこから連想される
「やりたいこと」
や
「ありたい姿」
といった
対極に位置する前向きな目標を
引き出してもらいました。
そして今度はその目標を
より具体的で現実的なものに
落とし込んでいくために
「目標を具体的で現実的なものに
落とし込んでいくやり方」
について
ナミさんの書いてくれた
目標を見ながら
ご説明したいと思います。
曖昧な目標から具体的で現実味のある目標へ
目標をより具体的で
現実的なものにしていくためには
ド定番ではありますが
目標設定をする際の
チェック項目として役立つ
「SMARTの法則」
を参考にしながら
組み立てていきます。
ちなみにこの
SMARTの法則とは
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Specific:具体的かどうか
Measurable:測定可能かどうか
Achievable:達成可能かどうか
Relevant:自分の問題と関連しているか
Timed:実行する期間、頻度
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これらの意味を持つ英単語の
頭文字をとったもので
要は
「設定した目標を
達成に近づけるためには
できるだけ
上記の5項目に沿った内容で
考えていきましょうね。
そうすれば
結果が出やすいので」
というのが
SMARTの法則です。
とはいえ
立てた目標を
上記の5項目全てに
当てはめないといけない
というわけではありません。
もちろんSMARTの項目
全てにあてはまれば
設定としては優秀なのですが
そこまで完璧な目標を立てるのは
時間も労力もかかりますので
まずは
「自分にとって大切な信念や価値観」
を基準に決めた目標を
1つか2つ選んでいただいて
その目標にSMARTの法則を
少しづつ
当てはめながら考えていく方が
前に進みやすいでしょう。
それではここからは実際に
ナミさんに書いてもらった目標を
SMARTの法則に当てはめながら
お話を進めていこうと思います。
まずは
「みんなと
うまくやっていけてる自分」
という文言の中にある
「みんな」
とは
ナミさんの人間関係の
どこからどこまでを
指すのでしょう。
「職場の先輩や同僚だけ」
なのか
はたまた
「両親や職場の先輩・上司・社長
掃除のおばさんから友人に至るまで
ナミさんに関わっている
全ての人間関係」
のことを指すのか
まだぼやっとしているので
このポイントを
明確にしていきます。
さらに言うと
「うまくやっていく」
とは
みんなと
「友達みたいな関係」
になりたいのか
はたまたみんなと
「分け隔てなく接していきたい」
と考えているのか
言葉の節々の意味が
まだ少し曖昧なので
そういった曖昧な部分も
具体的にしていく必要が
あるでしょう。
そういったことも踏まえて
「みんなと
うまくやっていけてる自分」
という目標を
SMARTの法則にあてはめて
考えていった場合
「みんな」とは誰のことで
「うまくやっていく」とは
どのような状態を指すのかを
具体的にしていく
(SMARTの「S」:具体的か)
のに加えて
「どんな状態になれば
目標達成と言えるのか」
(SMARTの「M」:測定可能か)
「自分一人で
なんとかできる問題か」
(SMARTの「A」:達成可能か)
「この目標を達成するために
自分はどんなことに
気を付けなければならないか」
(SMARTの「R」:
自分の問題と関連しているか)
「いつまでに目標を
達成させるつもりか」
(SMARTの「T」:期限や期間)
も合わせて考えることで
「みんなと
うまくやっていけてる自分」
という目標を
より鮮明にイメージすることが
できるようになります。
続く。
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