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【fifineの配信機材】fifineの配信機材を5つ程まとめ買いしたので、良かったランキング付けます【無知素人目線】
fifineとは?
と問われると、PC周りのマイクやヘッドホン等をお安く販売している怪しいブランド、と答えるしかない。
最近、特にゲーム配信やゲーム実況関係で使う配信機材で人気になり、配信初心者おすすめウルトラ格安オーディオインターフェースの「Ampligame SC3」、2024年3月の現状では珍しすぎる白い上にロープロファイルなマイクアーム「BM88W」等がデスク環境白統一系過激派閥の間で話題になり密かに注目を集めているブランドである。
ジャンルはバラバラに一気に5つ買いました
配信したことないけどやってみたいなー機材とか安く済ませたいなー等と思い、丁度気持ちと買い物のタイミングが合ってしまったのでfifineの配信機材を一気に5つ程買った所、凄く使えるモノと正直これは…となるもののギャップが酷かったため、自分の中で勝手にランキングを付けました。
そもそもアイテムのジャンルが違う(マイクとマイクアームやミキサー等の)事もあって比べるべきでは無いかもしれませんが、買って良かった!や、これはいらんな等の参考と日記として記します。
☆fifine買って良かったランキング☆
第一位:モニターヘッドホン「H8」
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購入したfifine製品の中でもダントツで使い勝手が良いのがモニターヘッドホン。
モニターヘッドホンとは、所謂ゲーミングヘッドセットに於いて良くあるアピールポイントである、低音が強調されたり高音にシャカシャカした感じを出す等、音に味付けをして気持ちよく音を聞いて貰うための工夫を極力省いて音をフラットな状態で聞くためのヘッドホンのこと。
使ってみて何が良かったか?
それはズバリ
「ゲーミングヘッドホンが、どんだけ歪な音を出してたか気がつくことが出来た事」
実際これが(数多ある中で)モニターヘッドホンとしてどの程度の実力なのかは私のような素人にはわからないが、少なくとも「違うのがわかる」という事実が衝撃的で「ゲームやるんだからゲーミングヘッドホンでしょ!」と思い込んでいた私の固定観念を良い意味でぶっ壊してくれた。
「それ、配信や動画に関係ある?」
と思うかもしれないがどっこい。
ヘッドセットの極端な音質は長時間使用すると耳が相当疲れる。
また、動画投稿者、配信者なら必ずやるはずの「喋る声とゲームの音のバランス確認」で役立つ。
特にゲーミングヘッドセット等の付属マイクでヘッドセット特有の音質調整である重低音バリツヨ環境の中、小声でポリポリ喋ったものを収録して聞いたりすると自分の声に衝撃を受けるだろう、そんな時にフラットな音で聞くことで自分を見つめなおすことが出来るのだ。多分だけど。
若干中音が目立つかな?とも思う時もあるがそれでもおすすめしたい。
リケーブルタイプ(つけ外し、取替が簡単に可能)で3.5mmと6.3mm両方付属しているので、オーディオインターフェースがどちらに対応していても簡単に接続可能。ゲーミングヘッドセットのあの「耳の奥を押すような重低音」に病みつきでもなければ、これに限らずモニターヘッドホンは是非おすすめしたい。
欠点は、コイルケーブルなのでちょっとケーブルが短く感じるところ。(最長3mだが、コイルタイプなので実感はもっと短い)
第二位:ゲーミングスピーカー Ampligame 「A20」
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買って良かった第二位は、ゲーミングスピーカーA20。
適当に簡単なスピーカーが欲しかっところで、正直あまり期待してない中で購入したが期待以上に活躍している。
ゲーミング製品特有のライティングも簡単に切り替えられるし、ウザかったら消灯も手軽。
音としてはゲーミングの割に低音弱いかな?とも思ったけど、逆に中音や高音には苦手さを感じてないので、ゲームだけに問わずリスニング用にも使えそう。
欠点は2つほどあり、
1:本スピーカー自体のボリューム調整や電源ボタンが、ダイヤル式ではなくボタン式の上に、視覚で確認できるメーター等は無いので、音量調整に戸惑うこと
2:電源供給用のUSBケーブルとパソコンに差して音を貰う用の3.5mmプラグが二股ケーブルで、しかも二股部分が結構距離が近いので取り回しに不便がある
私は二股を少し裂いて自由度を上げて使っています。
みんなゲーム配信だからといってヘッドホンやイヤホンつけっぱなしは嫌でしょう。そんな時に簡単なスピーカーが一つあればあら簡単。
凄くらくーに雑談配信が出来ますよ。
ちなみに私は本スピーカーの3.5mmプラグを、変換ケーブルでモノラル二股にしてオーディオインターフェースのLR出力に繋げてそっから音を出す使い方をしていますが、全くおすすめ出来ません。
大人しくPCの3.5mmに繋げたほうが良いと思います。
もしくは素直に3.5mm対応のミキサーとかね。
第三位:ダイナミックマイク Ampligame 「AM8」
XLR接続、USB接続両対応でありつつお値段がとてもお安くて手が出しやすいダイナミックマイク。
2024年3月現在では、fifineのダイナミックマイクはフラッグシップモデルとしてTank3があるが、そこには一歩譲れども非常に使い勝手が良く、またTank3よりも低価格なお値段とも相まって、
配信始めて見たいけど、どんなマイクが良いかわかんないし、高いのでデビューしたら失敗した時が怖い
オーディオインターフェースとかよくわかんないから、USBで手軽に繋げられて、雑に扱っても大丈夫なヤツが欲しい
それでいていかにも配信してそうなマイクで可愛さと「映え」が欲しい
なんてワガママさんな人にオススメ。
ダイナミックマイクゆえに、XLR接続の際は若干ゲインの不足を感じるときもある為、ゲインブースターはあったほうが良いかも。音量についてはマイクの位置調整等で改善も見られるがその場合近接効果も目立つので、距離開けてハッキリ発声できない環境等の場合はどうしてもブースターが必要になる。
また、XLR/USB両対応のマイクは、下手にオーディオインターフェースに繋げるより素直にUSB接続にした方が声が良く聞こえる場合もあるので、その辺は要使い込んで判断。
不満点は、別にマイク自体というわけではないのだけど、結構デカいので卓上で使うには恐らく厳しい。マイクアーム必須と思われる。
何より卓上の場合、付属のマイクスタンドの底面の滑り止めゴムがめちゃくちゃゴミを吸着してくれるので、まぁ見た目に悪い。
そして、ショックマウント等も無いため、卓上で使うとデスクの打鍵振動(打鍵音に非ず)をめちゃくちゃ拾います。故にマイクアーム、ないしは底面に緩衝材は必須になります。
ライティングは綺麗だが、マイク故に顔の近くに配置する関係上、割と邪魔。
より良いモデルもあるため、あくまでもエントリーモデルって感じです。
マイクの質は配信の質に直結するため、買い替え前提でさらに上を目指すべきではありますが、配信や動画活動の入り口や配信に慣れるためであれば、圧倒的におすすめになります。
ちなみに、見た目を気にしないなら、卓上利用の際の緩衝材はその辺のタオル重ねおきとかでもOK。
第四位:ゲーミングミキサー Ampligame 「SC3」
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現状、他のオーディオインターフェースを使っているので、今はもう使わなくなったのだけど、悪くない製品ではありました。
オーディオインターフェースというより、触感としてはミキサーに近い。
そして個人的には、fifineの一番のヒット商品はこれなのではないか?とも思っています。
youtubeなどであまた見かけるPCガジェット紹介動画等では口々に、
「配信用のオーディオインターフェースだったら、ダントツで安い上に必要十分な機能で、もうこれが答えじゃん」
と言われまくった、超格安配信エントリーユーザー向けオーディオインターフェースが、このAmpli game SC3。
第三位に上げたAM8等、XLR接続で繋ぐような良いマイクをパソコンで使うためにはオーディオインターフェース等を介して接続しなければならないのだが、基本的にオーディオインターフェースは1万円後半台から、というのが常であり良いマイクと合わせて買おうとすると、どうしたって4万円とか5万円の世界になる。
初心者の出費としては若干腰が引ける値段であることは事実。
そんな中、このオーディオインターフェースはアマゾン価格驚異の
「7千円」
さらに某PCショップでは、問屋の直販も兼ねているため在庫さえあれば、なんと4千円台で購入も可能。
驚異的な安さである。
しかもこんな値段でありながら、48vファンタム電源にも対応しているため「ダイナミックマイクもコンデンサマイクもどっちもイケます!」
というのが表向きの最大のポイント。
マイクの質は配信の質に直結する、と言いましたが、こんな値段でどんなマイクにも対応可能というのは確かに他に類を見ないかもしれない。
が、本当のセールスポイントは実はそこではなく、このSC3がゲーム配信者にとって一番のおすすめと言われる最大の魅力は
「ヘッドセット対応可能」
という点。
そうです、「ヘッドセットのマイクにも対応可能」なのです。
実は、ヘッドセットに対応したオーディオインターフェースというのはとてもとても少ない。
パッと思い浮かぶのは、かの有名な「YAMAHA AG03」だろうか。あのウルトラ超大人気配信向けオーディオインターフェースです。
あちらは時期によっても値段が変わるが、おおよそ2万円弱のお値段で安定。
こちらはその半分以下のお値段で、(配信での使い方に限定したら)ほぼ同じような使い方を出来て、かつ圧倒的に安いのです。
そらもう、みんな大絶賛よ。ね。
厳密には全く別物で、使い勝手も全然違うのだけど、ことゲームや雑談の配信程度であれば全く遜色なく使うことが可能。
こちらもいわゆる、エントリー向け機材ではあるのだけど、ほんと絶妙に「失敗しても良いや」という値段設定の為、初めての配信活動!とかならマジで圧倒的におすすめ出来る機材です。
ここから配信機材を学んでいこう!っていう入門書のような役割です。
ただし、自分の配信をより良くするために機材の買い替えを検討した際、真っ先に切り捨て候補に上がるのも、SC3です。
私は今はArturiaのminifuseを使っています。
第五位:ロープロファイルマイクアーム 「BM88W」
最初にお断りさせていただきます。
「私は品質ガチャに外れただけで、普通の人は当たりを引けます。」
配信用マイクを接続するマイクアームも人気ですが、このモデルはその中でも珍しいロープロファイルと呼ばれる部類。
マイクアームと言えば、マイクを接続してロボットアームみたいなのを上からニュイーンとするタイプが有名ですが上を通す分物理的な圧迫感が強まります。
このロープロファイルは文字通りローな(低い)ため上方向への広がりを抑え、デスク上の物理的なスペースの侵食を極力抑えた使い方が出来るのです。有名な使い方は、デスクの奥の方、モニターの裏側に設置してそこから持ってくる使い方でしょうか。また、下から持ち上げるタイプのためプレイ中や配信中に視界に入りづらい、というメリットもあります。
また、ロープロファイル以上に珍しいのが、「白のアーム」ということ。
近年のオシャレPC周辺環境派閥の間では「デスク周りは白が最高、異論は認めない、滅びろカス共!」という過激派が隆盛を極めており、そんな過激派集団にも対応した非常に珍しいマイクアームとなります。
お値段的には可もなく不可もなくではありますが、アームの性能としても、
・耐荷重も良く、多少重めのマイクでも支えきることが可能
・関節部も取り回しが良く、程よいブレーキングがあるため、緩すぎてどっか行く等のトラブルも無い
であるため、必要十分な性能で、ロープロファイル派閥なら買い替えの必要性もないのでは?とさえ思えるほどの逸品となっています。
目立った競合はElgatoのロープロアームくらいで、あちらはケーブルカバーの取り回しが良いなど、こちらより高い分若干のユーザビリティが高いように感じます。
とはいえアームとしてはこれで結論取っても良い感じ。
ではなぜ、そんな素晴らしいアームが最下位なのかというと…
「品質ガチャでハズレを引く可能性が高い」
Amazonレビュー等で「塗装が剥がれて」、「ネジ穴が」、「カバーが硬すぎる」等の悪評がちらほら。
ほかより批判意見が目立つかな?と思っていたが、私の購入品はまさかまさかの
「悪評全乗せ最低品質を引いた」
正直まさかまさかではあったが、私のもとに届いたBM88Wは、
・先端の首関節部分の塗装が、中のボール型ジョイント部分にゴリッゴリに削り取られてる
・六角レンチのネジ穴が3箇所あるが、3箇所全部潰れているレベルでギッチギチに締め付けられている(内、最悪は1つで、2つはなんとかギリギリ使えなくもないか?のレベル)
・スライド式のマイクカバーが尋常じゃなく硬く備え付けられており、開ける時に「バキッ」と音がするレベル。何度かつけ外しを繰り返して慣れさせてようやく使えるレベルになった
という最悪のフルコンボ状態で届いた。
本機で返品しようか考えたレベルだが、本当にギリギリ使えんこともないレベルだったため躊躇。
交換すりゃ良かったと結構強めの後悔をしています。
物自体はしっかりしているため、恐らく「ちゃんと作りすぎた結果最悪の出来栄えになる」という悲しい商品となってしまっている。
勿論当たりを引けばなんの問題もなく快適使用が出来るのだが、硬すぎマイクカバーに関しては割と色んなところで話が聞こえてきているため、大なり小なり何らかの問題を抱えたまま到着しやすい商品、というイメージがついてしまった。
種類が少ないことも合って、あくまでもアイテムとしてはかなり便利に使えるのだけど。
そんな最悪品質をお届けされた中にも救いはあって、その救いが
「fifineさんのサポートの反応はとても早い上にちゃんとしてる事」
毎時間エゴサしてんのか?ってレベルでX(旧ツイッター)等でのレスポンスも早く、「ハズレ引いたわー」とポストした数時間後には即「対応するよ!」と公式返答があったレベル。
ギリ使えんこともなかったので、サポート利用はしなかったが、このフットワークの軽さは、アイテムの手軽さと相まって非常に良い印象を持った。
ただ、同じアームまた使うかと言うと…
正直買い替え検討しているレベル。
リスク考えたら、これ別にいらんな、のマイクアームとなりました。
☆☆☆まとめ☆☆☆
以上が私の中でのランキングになります。
下位ほど、「別にこれいらんな」という感想を抱きました。
マイクに関しては、fifineだけでも特に沢山種類があるため、いつかそのうち使い比べをしたいな、と考えています。
長々とお付き合いいただき、大変有り難うございました。
あと、文句沢山つけましたがfifine製品大好きです。