【イヤホン素人記】TRN MEDUSAに騙された者【これは好き】
○見た目最恐で最高にキュートなイヤホン買いました○
どうも初めまして。ぼうずと申します。
このnoteでは、何も成しえていない中年男性が、身の丈に合ったガジェットを購入しては感動している様を、日記のように綴り残しています。
今回は、2024年後半に入ってイヤホンアレルギーを克服する為に沢山買ってしまい後悔しつつある中で出会った、5,000円クラスの低価格中華イヤホン『TRN MEDUSA』について「良い意味で裏切られてしまった」という感想を記していきます。
〇イヤホンが合計6台になってしまいました〇
2024年12月、イヤホンアレルギーを克服しようと思い立ち、12月だけでカナル型イヤホンを3台買ってしまったクリスマス直前。
結果的に耳に入る音は悪くないんだけど、妙にしっくりこないと感じるものが3つ続いてしまい、カナル型慣れのために聴きこまないといけないんだけど、ちょっと聴きこむ気にも成りづらい日々を数日過ごし、んーどうしたものかと悩んでいる中で始まったセール。
そんな中、目に入ったのが、
『見た目が最高に可愛いイヤホン』
それが『TRN MEDUSA』というTRNさんのカナル型イヤホン。
どう見ても抉り抜いた眼球にしか見えないのですが、どうやらこのイヤホン、TRNさんの海洋シリーズというシリーズに当たるらしく、他に
TRN Orca(シャチ スイッチ機構で音変ギミックがあるらしい)
TRN Conch(巻貝 付属品で改造音変が出来る上に激安で人気らしい)
と海に関係のある生き物をモチーフにしたシリーズ製品の一つで、このMEDUSAは公式設定上はデザインのモデルは眼球ではなく、クラゲを上から見たデザインをインナーハウジングに採用しているので、
メデューサ=神話に出てくる目で石化させてくる怪物
じゃなくて
メデューサ=海でふよふよ浮いてる可愛い生物
というもので海洋シリーズだそうです。
丁度年末進行で仕事とかのストレスバチクソ溜まってたので、勢いでそのまま購入!
☆到着!開封!付属品の量が凄い!☆
箱がそもそもHZSOUND Lunaと同じくらいデカかったので、付属品も沢山でした。
以下、上記画像を基に付属品内訳
めっちゃ多い。
個人的に気になったのは、ケーブルが凄くしっかりしてるやつだったこと。
先日買った、V10ProとZSTXは性能は置いといて質感が凄くゴムゴムだったので、
「これはなんだろう?EMXの付属ケーブルにも似てるけどちょっと違うな?」
と思って調べたら、どうやら、Sea Serpentという単体別売りレベルのケーブルが付いてきたらしい。
さらに、イヤーピースも別売りのT-Tipsを1セットつけてくれる程の振る舞い。
この価格帯だと、こんなにも付属品が豪華なのか...と思った次第。
ただ、問題は付属品云々ではなく、実際に聴いてみた音について自分がどう感じるかが大事。
正直、ドライバ構成が云々とか付属品が云々とか、まだよくわかってないし、見た目で選んだだけなのでどんな音なのか不安も大きい。
聴いてみて、「あー、やっぱ合わないわ」ってなったら…
という思いを抱えながらいざ、視聴!
☆これは…好きなヤツだ!☆
箱出しから一聴、後、数十分ほど実使用しながら聴いてみた感想。
箱出しから殆ど音が出来上がっており、『鳴らしこみしなくていいのでは?』と思える音。
どこか、なにかが飛びぬけて変なところがある!といったことを感じることもなく、『素人でも直ぐ日常使用出来ちゃう程に仕上がった音』が聴こえてました。
今のところ、所持している全6台のうち、中華イヤホン4台は
『箱出しはどっかの音域に変な部分がある』
『ちょっと鳴らしこまないと低域が出てこない』
等のクセを感じていたので、
『MEDUSAもそうなんだろうな、変な見た目だし』
と侮りながら使用したらもう全然、
『奇抜な見た目に反して、超優等生』
といった感想。
見た目はめちゃくちゃ怖い陰キャヤンキーっぽいに、行動は品行方正、清廉潔白で模範的な生徒会役員さんみたいな、そんな感じ。
耳に入る音も、実に素直でクセが無く、満遍なく聞こえてくるし、棘っぽところも無い。
逆に、その棘のなさが物足りない、と思ってしまう人もいるんじゃないかってくらい、
『超真面目な音』
で正直びっくりと同時に、めっちゃ嬉しいと感じました。こういった真面目な音、凄く安心出来るので、スタンダードに常用出来るものを探していた中でとてもストライクでした。良い…これ凄く好き…
感想ばかり書いたので、事項で素人耳感で少しだけ細かくMEDUSAの音を考えてみようと思います。
〇MEDUSAの音を項目別に素人耳で綴ってみよう〇
以下5項目に分けて、素人耳から感じられるMEDUSAの音について少しだけ記してみようと思います。
あくまで、私、イヤホン経験素人の中年男性の感覚故、『全然違う』ということもあるかと思いますが、素人からはこう聴こえた、という参考になれば幸いです。
☆素人耳ではこのように感じました☆
高音部分はめっちゃ綺麗!というような音ではなかったですし、強さも感じませんでしたが、どの音かは明確にはわからないのですがたまに一瞬刺さりそうな感触を覚える場所が何か所かあります。鈍感耳でそう覚える場所があるので、人によっては「刺さる」と感じる場所があると思えます。
低音部分は広がりはそこそこに、どっしりというよりはちょっと軽いかなーという感触があります。それはベストポジションに入った時も感じますが、ただ量的には「ある方では?」と感じました、どっしり構えるというより下から何かが包んでくるような低音だと思います。
音場は広めに感じるのですが、ボーカルは結構近くに感じて割と他の音の勢いを貰いがちに聴こえます。個人的にボーカルが強い方が好きなので、という贔屓目もありそうです。ボーカル以外の音が、少しボーカルの後ろ側にいる感触を覚えました。
装着感は、多分悪い方なんじゃないかと思います。
内側に向けて、装着時に耳に触れる方に向けて丸い形状をしているので、ピッタリとした感触を求めている人には合わないのでは?と感じます。個人的にも、ベストポジションを見つけるのは出来るけど、そこに固定するのが難しい、とも感じます。ただ、不快になるほどではないので慣れ次第かなぁ、と。
音の発生に対する反応も良く、発生源の把握や音の流れで目の前の出来事や視界外の事象を追うのには向いているとは思いますが、ゲームに向いた音ではないかなぁ、というよりやっぱりこれは音楽聴くためのイヤホンだなぁ、と感じます。
絶対ダメ、というほどではないので競技シーンとかでなければゲーム用途でも問題ないですが、ゲーミング性能では絶対選ばれないだろうな、という感じです。
○おまとめ○
総じてしまえば、日常使用の音楽用途として安定的なイヤホンなのですが、『見た目以外に』個性的な部分が無い優等生系の音で聞こえてきたので、
『引っかかるものが欲しい人には物足りないと感じる』
『ピーキーなアイテムをいじるのが楽しい人には向かない』
タイプのイヤホンだなぁ、と素人ながらに思います。
ただ、私のように、
『安定して使えるイヤホンが欲しい』
『リケーブルだイヤピだフィルタだノズルだ、あんまりいじりたくない』
という人には、『見た目さえ』我慢できればオススメしやすい音になっていると感じます。
個人的には、この安定感が凄く好みで、カナル型4台目でようやく日常使用したいイヤホンに出会えた!と大喜びなのです。
ただ、クラゲハウジングについては結構傷がつきやすいらしいので、外で使うのは気が引けるかなぁ、という感想。
あと、イヤーピースは付属のT-Tipsがイマイチ合わなかったので、RadiusのディープマウントイヤーピースZONEのLサイズを使っています。
凄く気持ちよく使えて満足!
TRN MEDUSA、好きです。
本日は長時間のお付き合いまことに感謝致します。
イヤホン・オーディオに関わらずまたなにかしらのガジェットを試すことが出来たら、次のnoteを綴らせていただきます。
ご視聴いただきありがとうございました。