【イヤホン素人記】イヤホン福袋を買ったので中身を見ます【当たり？ハズレ？】
○イヤホン福袋って何？○
どうも初めまして。ぼうずと申します。
このnoteでは、何も成しえていない中年男性が、身の丈に合ったガジェットを購入しては感動している様を、日記のように綴り残しています。
今回は、２０２５年１月、【Yinyoo】さんの【イヤホン福袋】の【８０００円級】を購入。福袋の内容物を記録として綴っていきたいと思います。
福袋と言えば
「不人気とか、売れ残りものを突っ込んでるんでしょ？」
という認識があります。
つまり、「玄人にとってはゴミみたいなものが沢山入っている」と言えなくもないです。
ていうことは言い換えれば、
「素人なら何入ってても当たりじゃね？」
とも言い換えることが出来る、ような気がしたのが今回の購入のきっかけです。
【無知な素人なんだから、純粋に値段だけで評価できるんじゃね？】
結論から言うと
【同じ金額で欲しいと思った一点買った方がいいかも】
とも思ったのですが。
○実際の福袋内容物はこちら○
まず今回のYinyooさんの福袋の構成の基礎として
３０００円級、８０００円級、１万円OVER級の３タイプ
一袋に２～４個のイヤホンが入っている
８０００円級と１万円OVER級には新商品の【BC01PRO】or【BC04PRO】のどちらかが必ず入っている。３０００円級には大体入っているが、稀に入っていない
となっています。
特に目当ての商品などは無かったので、新しいものが確実に入っている８０００円級を選択。新しいもの好きですし、迷ったときは新しいものを選べ、というのを持論にしています。
アリエクでも同じものが売っていますが、その時々の円の情勢で千円程度、若干の値段の上下があるみたいでお買い求めは計画的に。
で、今回の内容物は全部で４点！
これはイヤホン福袋に限った話ではないですが、福袋は基本的に、
【内容物の点数が多いほど単価が下がるので、１点ごとの質も下がる＝ハズレに近づく】
つまり、最大点数の４点が入っている今回は…
では１つずつ見ていきましょう。
※内容物を見るのが目的なので音の感想などは特にありません※
☆１点目！※これだけ音について少し綴ります☆
まず一点目は確定品の新商品
【BC04PRO DUET】
・1DD ＋ 1BA のハイブリッド
・3.5mmマイク付きケーブル
・インピーダンス16Ω 感度105db
音の感想は今回は殆ど綴らないと書きましたが、これだけ少し綴ります。
感想：凄かった
中華イヤホン、大体エージングだとかバーンインだとか鳴らしこみだとか、多少なりとも影響あって、箱出しの最初はまぁまぁあんまりな音するよなぁー。
と思ってたんですが、これは素人ながらに凄いと思いました。
箱出し一発目からめちゃくちゃしっかり音が出てる。
特に、低音がとてもパワフルに出ている。その低音も、「圧で押してくるタイプ」ではなく、「量で攻めてくるタイプ」で、
圧タイプ＝打撃のパワーで打ち合いでぶっ倒してくるストライカータイプ
量タイプ＝タックルと組技の馬力と肉厚でぶっ倒してくるグラップリングタイプ
といった感じ。
量感という言葉を学んだ気がします。ドーン！と打ち付けるような低音じゃなくて、量でもって圧倒してこようとする。
そしてその量が最初から発揮されている。今後、鳴らしこみで良化したらどうなっちゃうの！？と期待感と不安も覚えるくらい。
大体鳴らしこみが必要なタイプは、低音がでてなーいって経験だったんですが、初手からこんなにしっかり出ているという事実に圧倒されました。
解像度っていう言葉であってんのかどうか迷いますが、量感たっぷりな低音の中に各種別の音がしっかりとなっているのが聴きとれるので、決して他の音を埋没させるほどの図々しさは無いです。
ただ…
残念なことに、私、低音が強力な音が苦手で…
低音は欲しいし必要なんだけどちょっと圧倒されちゃうくらい強くて。
特に低音が強すぎて相対的に高音部分がちょっと足りないかなー、と思いました。
ただ、音自体は良くて、
「聴いててテンションは上がるけどちょっと疲れる」
というフィーリングです。特に低音の量感からくる持ち上げが大分気持ちいいです。これが箱出しから味わえるなんて…凄いなぁ。
メインにはならないんですが、味変と控えで手元に居て欲しいなぁと思っています。
話によれば、もう一つの確定商品【BC01PRO】はこれよりさらに低音が強烈だとか…
これ以上強烈だと、多分嫌になるラインかもしれなかったので、こっちで良かったなぁ、と。
では次に移ります。次からは音の感想は特になく、あっても少し触れる程度です。
箱出しですしね。
☆２点目！☆
２つ目は【TRI】さんの【STAR RIVER】という約1年強前のイヤホン。
・フェイスプレートの色がグリーンとブルーのバージョンがあり、私のもとに届いたのはブルー
・ケーブルは3.5mmと4.4mmバージョンがありましたが、今回は4.4mmでした。嬉しい
・専用ポーチ付き
・イヤピやポーチだの、付属品がやたら多い
箱が一番デカくてフェイスプレートも綺麗系。見た目は割と好きでした。
ただ、本体含め製品が、
【外箱の外箱】→【外箱】→【専用ポーチ】→【中に付属品が押し込まれている】
という状態なのですが…
【専用ポーチ】に強烈な臭さがある！
開けた瞬間、よくわからない薬品臭が…所謂中華イヤホンにはこういったことが良くあるらしく、届いたらまず洗濯するかしっかり拭き掃除しろ、とはまさにこれか…と。
音はまだ鳴らしはじめなのですが、ちらちら聴いてる分には妙にあっさりしてるなーと。これが寒色系ってことなのかな？とも。
音の味変スイッチギミックは…正直殆どわかんなかったです。一応、低音強調モードとボーカル強調モードの切り替えで、低音の滲み方が違うかなー？くらい。劇的な変化はなさそう。
では次！
☆３点目！☆
３つ目。【KBEAR】さんの【Little Q】
これについてはなんもありません。
形状が私のトラウマタイプのイヤホンなので…所謂耳掛けタイプではなく、筒状のタイプです。
音云々より、筒状のイヤホンが私の耳穴の深さと向きに対してものすんごく相性が悪くて、つけてる時のストレスが凄いので…
絶対使わん心持です。
では次！
☆これで最後の４点目！☆
４つ目は、以前買った【Kz】さんのイヤホンで【ZS10】のマイク付きでした。
往年の名器、っていう感じで結構古いモデルらしく、２０２５年現在からみると７年前のイヤホンだそうで。
・1DD ＋ 4BA 手持ちにないタイプ
・フェイスプレートから中身丸見えのスケルトンタイプ
・ノズルの辺りが妙に太くてフィットしづらい
・いったんフィットしてしまえば太さが利点になる
古今東西、あらゆる場面で人気がある丸見えスケルトン筐体の作り。
個人的には、多少チープでも彩りのあるフェイスプレートが好きなので、スケルトン筐体はあんまり好きではない。
また、歴史ある往年の名器らしく問題点も多いのだとか。特に装着感が酷いとか良く目にしました。
箱出しで聴いた感じ、とりあえずイヤーピースは速攻変えました。耳穴的にLサイズじゃないとダメなんですが、付属のLサイズでも全然しっくりこなかったので。
先日買ったZSTXが、箱出しクッソみたいな音でしばらく鳴らしこんだりリケーブルしたら劇的に変わってめっちゃ良くなったので、一聴した感じだとこれも鳴らしこみ系かなー、という音。
ただ、あの時ほどひどくは無いので振れ幅は小さそう。不快な音って感じでもないので、しばらくは使い込んでみます。
以上！
○おまとめ○
☆福袋は多頭入りより、点数絞って中身を強くしてあるやつを買った方が良い☆
今回イヤホン素人が初めてのイヤホン福袋を買ってみたわけですが、正直に言いまして、
【心躍るものは少なかった】
のが本音です。
素人なんだから価値わかんないだろ！
という意見もあると思いますが、むしろ素人だからこそ、
「製品への知識や理解がつくことで、損を損だと理解出来るようになってしまわない内に」
福袋を買うべきでは？と思い立ってみたので実験した次第。
結果として、心躍ったのは【BC04PRO】だけでしたけども。
いやー、あの低音の強さは苦手だけどあれは中々良い。低音が欲しいなっていう時に使いたくなっちゃう。特に、圧じゃなくて量で攻めてくるのが良い。メイン使用じゃないけど、控えとして置いておきたい。
何もかも忘れたい、陰鬱な気分を低音で蹴散らしてほしい気分のときとかに使いたい。
残り３つの内、【STAR RIVER】と【ZS10】はちょっとしばらく使ってみたいな、っていう感じでした。鳴らしこんだら変わりそうな音だったので。
なので、福袋については、
【本当に道楽目的以外ではおすすめしない】
感じでしょうか。あとはたまにある、「福袋の闇を暴く！」みたいな、ね。
では今回はこの辺で。
本日は長時間のお付き合いまことに感謝致します。
イヤホン・オーディオに関わらずまたなにかしらのガジェットを試すことが出来たら、次のnoteを綴らせていただきます。
ご視聴いただきありがとうございました。
☆おまけ：ちなみに、購入金額と内容品の金額差は？☆
以下、内容品毎の２０２５年１月現在のAmazon価格になります。
アリエクでの価格は(Little Q以外)探していません。
参考までにどうぞ
CCZ BC04PRO 3,499円
TRI STAR RIVER 6,990円
Kz ZS10 4,999円(生産終了品故に、値段のばらつきが大きい)
KBEAR Little Q 1,314円(Amazon取り扱いなかった)
内容品総額：約１万７千円
福袋購入費：約８０００円
あれ？金額だけ見たら、めちゃくちゃお得なのでは...？