日本では、何故決まらない?高レベル核燃料廃棄物の処分場
【日本では、何故決まらない?高レベル核燃料廃棄物の処分場】
結果は解っていても、何故決まらないのでしょうか?
日本の何処かに、高レベル核燃料の廃棄物の処分場を決めなければならない事は
確定事項であるにも関わらず、未だに決定されていないのです
処分場のメカニズムに付きましては、後に図面を用いて説明させて戴きますが!
関係官庁は、ズバリ【経済産業省】が責任部署に成っています
これまでも、候補地に挙げられた地方自治体も何カ所かはありまして、
その度、名乗りを挙げた自治体も反対派VS賛成派に分かれて、
骨肉の争いとなった過去の一例を
筆者である私は、1年間の時間を掛けて目の辺りにして参りました
その体験談と共に、候補地が名乗りを挙げては消えて行く破綻に近付いた地方自治体の市長・町長になられた(選挙にて)その地域のトップが受け継いだ
財政赤字解消(候補地に対する補助金=何兆円とも言われる)が
頭にのし掛かります
最初に各地域の首長が文献調査に名乗りを挙げたところから、
地域を二分して論議されてきた幾つもの例は有りますが、
全て白紙に戻されているのが現状です
高レベル放射性廃棄物の処分場問題とは
使用済燃料から~ウラン・プルトニウムを取り除き、
放射能レベルの高い廃液を【ガラス固化体】にする
つまり、それが【高レベル放射性廃棄物】である
ガラス=水に溶けにくい為~放射性物質を長い間地中に閉じ込められる
ガラス固化体は青森県六ヶ所村の貯蔵施設で
30~50年間の長きに渡り、冷却される
その後、処分する場所(地下深くの地層中(但し、岩盤である事))が
決まってないのである
フィンランドや、スウェーデンは、既に処分場は決定済みである
但し、国によって、処分方法が違うのである ※
日本=ガラス固化体として処分する国
フィンランド=使用済燃料を直接処分する国
アメリカ=ガラス固化体・使用済燃料の両方にて、処分する国
等々
※ 参考資料=北海道電力ホームページ内資料
(原子力発電環境整備機構ホームページ(2023年8月現在))
https://www.hepco.co.jp/energy/atomic/explanation/disposal_high_waste.html
それにしても、問題を提起された地区住民は、親戚縁者まで巻き込んでしまう
紛争は他の町へ、と願うのも無理はない
つまりこの様な、原子力発電環境から処分問題の解決策として、
我が社は、福島県白河市に太陽光発電設備を日立製作所・日立キャピタルと共に
推進したのである
その規模は、東京ドーム26個分という大規模開発事業を完工したのである
次回、その汗と苦悩の事業計画について話させていただきます
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