再生可能エネルギー(太陽光)発電設備設置迄の苦難
【孫正義さんと、菅直人総理の推進のもと、再生エネルギー(太陽光発電設備設置迄の苦難のもと早期に開発を進めた我が社)】
筆者の私(日野と申します)が
関西大学医大病院の香里病院外科医より大腸がんと告げられてからの仕事概要です
今迄の投稿文の内容とは違った、男の生き様です
「福島県白河市の太陽光発電設備の開発事業」と、
「岡山県の英田光カントリーゴルフ場の太陽光発電設備の開発事業」
二事業の原子力発電所とは、異なった電気発電設備のお話しです
太陽光発電設備について考える
問題点(土地関係・行政機関・近隣住民・その他色々)も多く
クリアーする難題が立ち塞がっている
「再生可能エネルギー促進法」(固定価格買取制度)
太陽光発電による電気普及に伴い、
再生可能なエネルギーの普及を促進させる目的でこの法案が生まれた
そもそも、この法案を提出して、国会審議の上賛成多数にて
通さなければならなかった(この時民主党政権下)
当時の菅直人総理大臣が孫正義さんと並び(テレビ放送にて)
声高々に「良いですか、この法案(電力買取システム、つまり各電力会社が
1メガ=42円にて買い取る法案)を(発電確保の為にも)通さなければならないのですよ」と力説した
また、菅直人総理大臣曰く「皆さんはもう、私の顔を見たく無いでしょう、
だったら今国会で、早く通してください」
(そのテレビ中継を鮮明に覚えている)
その後、この法案は、国会審議の末、通過したのである
我が社は、(西部環境開発株式会社)いち早く、福島県白河市に447,700坪(510,000㎡)の
敷地(山林・雑種地・畑・里道等々の)、その広大な(東京ドームの26個分の)山林に於いて太陽光発電設備設置に乗り出したのである(日立製作所*日立キャピタルと共に)
森林等(樹木等)の過度な伐採作業で土砂災害等を引き起こす事無き様に
盛り土規制法にて対応するが、再生エネ発電事業者に対しての、行政機関による
法的罰則規定が無い為、事業者の紳士的な対応を求めるしか無いのが現状である
当然、規約を守った上、国が固定価格買取制度(FIT価格=36円)で算出した交付金の確定のもと、関係各所に対して申請書類作成の上、許可を受けたのである
余談になるが・・・
福島市の木幡市長は2023年に「ノーモアメガソーラー宣言」した
我が社は、早期に太陽光発電設置開発に着手したことにより、
(FIT)=36円(福島県白河市の案件=東北電力)と
(FIT)=32円(岡山県の英田光カントリーゴルフ場案件=中国電力)にて
契約を結んだのである
契約までの経緯
まず、経済産業省より再生エネルギー発電設備を用いた発電の認定について
『通知』を、株式会社日立製作所から引き継いだ日立キャピタル信託株式会社の
代表取締役と我が社とで受けてから、系統連携申込みを東北電力株式会社に対して行った
その後東北電力株式会社から電力受給契約の権利義務を継承した
次に、我が社は岡山県の英田光ゴルフ場に太陽光発電の計画を立てて
国が固定価格買取制度でFIT価格=32円の買取価格の時代に
中国電力株式会社との協定にて、
我が社の社名で経済産業省から再生エネルギー発電設備の認定についての『通知』を受けて、その後中国電力株式会社への申請を提出して電力受給契約の許可を得た
その道のりは、長きに渡る
下記規約をクリアーしなければならなかった
次の項目を、順次提出及び、許可を受けなければならない
○開発地域の選定基準のクリアー
○開発地域の電力会社との、協議
○経済産業省へのID許可申請提出して、その許可を得る
○開発地域地域の、行政機関との
・隣地開発
・農地が有れば、農地法による農地転用許可申請
・大規模開発申請
・環境保全協議(例えば、おお鷹等の有無)
・河川改修計画策定
・里道や、水路の付け替え設計図作成
・隣地地主との協議及び、同意書
・地主との、同意書及び、仮契約書作成
・パネル業者との協議及び、仮契約書
等々
国土が狭く再生エネルギーの適地が狭い日本では、
地域住民の皆様の協力が必要である
大腸がんを患いながらの、
1)大阪府枚方市(居住地)~東京へ(42回)
1)東京~福島県白河市へ(30回)
1)東京~茨城県水戸市へ(28回)
東京・福島県白河市・茨城県水戸市に宿泊しながらの、毎日でした
ただ、茨城県水戸市への交通機関は、主に協力業者の車でしたから、
痛め止めに大量のアルコールを呑む悪い習慣で、次の日には尚悪化していましたが、「仕事を完成させる」という信念から頑張り通せたのかも知れません
また、英田光カントリーゴルフ場の案件では
1)大阪府枚方市~岡山県英田光カントリーゴルフ場迄の車での12回往復
(宿泊は二回だけでしたが)と協力業者との打ち合わせの為の
東京都港区六本木迄(21回)の新幹線での往復
FIT=32円にて、中国電力との契約を終えてから、
関西医大病院への重い足どりの道のりでした
この時既に腫瘍細胞が巨大に成り、人工肛門覚悟も必要かも?という状態
幸い、大腸がんの手術は成功致しまして、切除した腫瘍の大きさに驚くばかりの
結果でした
その後、福岡市に引っ越してからは食べ歩き三昧です(no+eにも投稿)
また、枚方市で居住していたマンションが新名神高速道の(枚方市~高槻市迄の河越)施工による立ち退き交渉の際の、驚くばかりの実体を書かせて頂きます