衆議院選挙が始まります
政治とか選挙とか、面倒くさいことは興味のない人が多かったり、そういう話題は煙たがられてしまったりすることも多い世の中ですが、とりあえず少しだけでもいいので話を聞いて(読んで)ください。
みなさんが日ごろ生活している社会の法律を、追加・廃止・変更する作業を忙しい皆さんの代わりに代理人を選出してやってもらう、これが選挙というシステムの概要です。たとえば支出に関するものだけでも・・・
・所得税率(個人・法人)
・住民税率(個人・法人)
・消費税(税率・国税分と地方分の割合)
・失業保険料
・年金保険料と年金支給額
・健康保険料
・介護保険料
国と地方に収める(力ずくで奪われる)金額を決めるのが政治だと考えてもそれほど間違いではありません。もちろん民法や刑法の改正もありますが、ここでは考えません。
そして考えてみてください。自民党公明党は、何十年も政権与党で法律を決めてきました。たとえば以下のようなことです。
・消費税がなかったのを3%で導入>5%に増税>8%に増税>10%に増税
・法人所得税の累進課税を廃止して一律23.2%に減税
・消費税は国内取引が対象なので、輸出企業が支払った消費税は還付
・介護保険料アップ(実質増税)、介護報酬削減
・年金支給年齢を60歳から65歳に先送り、年金保険料アップ(増税)
・健康保険料増税と高齢者の負担増
数え始めたらきりがないのですが、生活が楽で助かると思っている人はほとんどいないと思います。今後、自民党政権が続く限り、生活が苦しくなっていくのは間違いないでしょう。
昭和までの自民党はまだましだったのですが、平成以降の自民党は2回下野したこともあって、利己的な法改正しかやらなくなりました。
どこに投票するは国民の権利ですから、私は何も言いません。ただ、私なら今後は(これまでも、ですが)自民公明に投票することはないでしょう。
それでは衆院選に向けてご検討をお願いします。
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