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「オトナのJAZZ TIME」2月25日放送

また「オトJAZZ」?

先週に引き続き、ラジオ日本をキーステーションに放送されているラジオ番組「オトナのJAZZ TIME」について綴ります。
何故かって?
「だって面白いんだもん。」
「みんなに聴いて欲しいんだもん。」

月1パーソナリティ
オープニングトーク楽し♪

今回は月1パーソナリティの市原ひかりさんと
田辺充邦さんの回です。
公開されている映画「BLUE GIANT」に、
田辺さんがベテランギタリストの弾く
ギターを充てている話し。
映画の中でその演奏についてのセリフ
が頭から離れない、自分の事を言われている
訳じゃないのに、という話。
一方、ひかりさんは、ご自身が共同出資
しているお馬さんが、昨年天皇賞に引き続き、
有馬記念も勝利!したというお話し。
本題?とは関係ない話しからの
入りですが楽しいオープニングトークからの
スタートです。

一つの曲で二人が選んだ演奏を聴く

今回は、一つの曲で二人が選んだ演奏を聴くと
いう進行です。
同じ曲でも様々なミュージシャンの個性
で彩られるジャズならではの趣向ですね。

一曲目は「Candy」

市原さんは
演奏 Lee Morgan
アルバム Candy
をチョイス。
トランペッターの市原さんらしく
"ど直球”からきました。

わたしも久しぶりに聴きました。
トークで市原さんが高校生当時、
音楽を学ぶ学校へ進学するか
哲学を勉強するため大学へ進学するか
考えていたそうです。
そういう時に、ビッグバンド以外の
ジャズも聴いてみようと言う事で
池袋のワゴンセールでジャケ買い
したそうです。

わたしも初めて買ったジャズアルバムが
このモーガンのCandyなんです‼

いや~、相変わらず艷やかなトランペット、
いいですね~。

続いて田辺さんチョイスは
演奏 John Pizzarelli
アルバム P.S. Mr. Cole

いい、すっごくいい!!

田辺さんのギタリストならではの
リアルな解説トークもあり
そもそも演奏、歌声が素晴らしい。

いや~、散々聴いてきた知ってる
曲でも新しい演奏に出会える。
ジャズラジオ、ナイスです!

2曲目は
「My Shining Hour」
タイトルから浮き々きしますよね!

市原さんは
演奏 Ernestine Anderson
アルバム Never Make Your Move Too Soon
をチョイス。
今度はヴォーカル曲のチョイス。
唄い方がものすっごく好き。

ひかりさんもとても影響を受けている
そうです。

続いて田辺さん
演奏 Howard Roberts
アルバム Mr. Roberts Plays Guitar
続いてもギタリストのアルバムをチョイス
されました。
すごく几帳面なアレンジで
同じ曲でも、ミュージシャンの演奏で
全然違うもんだな~と実感。

名言飛び出す

二人でそれぞれのきをチョイスする
訳ですが、田辺さんから名言が
飛び出しました。

タイムマシンがあるとしたら
それは「音楽」ですよね。

ある曲を聴けば、そのときの自分の
状況とか、気持ちとか、に
一瞬で戻れる。
トークの中で何気なく出てきてましたが
名言みつけたり。

ラストは二人のデュオ。
なんていうラスト用意してくれたの!

放送のいよいよラストの曲は
なんとパーソナリティお二人が
即興で演奏する
「My Shining Hour」

ラストでパーソナリティのデュオって
どんだけサービス精神旺盛な番組なの?

市原さんのトランペット、田辺さんのギター
で奏でる「My Shining Hour」を聴きながら
一時間のリスニング時間が終了。

何かもうこれだけで
十分堪能したと言ってもいい、
2月の週末でした。

では、また。

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