子育て広場と卒業
久しぶりに子育て広場に行ってみた。
先週から長男が行きたいと言っていたのでリクエストに応えてみた。
いざ入室。
今日はなんだか長男よりも小さい子ばかり。
長男はウッキウキで飛んだり跳ねたり。
今まで登ったことのなかったボルダリングに登れるようになってた。
絵本をちらりと見たあとは、常連のままごとコーナーへ行ってみたけれど、隣の玉転がしコーナーへ寄り道。
ひとしきり遊んだ後に、ままごとコーナーへ戻ってくるも、自分の遊んでいたフライパンを他の子が使っていて取り合いに。
「ここは、みんなの遊び場だからおもちゃもみんなのものだからね。」
と注意するとへそ曲げて移動。
他のおもちゃへ遊びに行ったけど、あちこちにちょこっとずつ顔をだして遊んで、ひと回りしたところで
「おそとであそびたい。」
まだ入室してから10分くらいしか経ってないのに。
あんなに遊びに来るの楽しみにしてたじゃないか。
と言いたくなったけど、きっと卒業の時期がきたんだなってわかった。
4歳にしては体が大きい長男。
いつも広々と見えた空間が小さく見えた。
遊んでいる周りの子たちも小さかった。
たぶん、今日遊びに来た子の中で長男が一番年上だったんだろうな。
おもちゃの取り合いになったとき、力が強くてヒヤヒヤした。
赤ちゃんの近くで長男が遊んでいるとき、踏んだり、ぶつからないかとヒヤヒヤした。
一緒に来た次男が遊んでいる姿が周りになじんで見えた。
おもちゃも長男よりも次男が好きそうなものばかりだった。
もう4歳だもんね。
もう、4歳になったのかあ。
この子育て広場に初めてきたのは1歳11か月。
家で遊ぶのに疲れて、早く寝てくれるように長男の体力を削りたくて、近所に小さい子がいないから少しでも子供同士の交流ができるようにと思って。
家から行ける範囲の子育て広場を探して、日替わりであちこち行ってみてた。
保育園に行くようになってから、平日の遊び場を考えなくて良くなって、休みの日も家で過ごせる様になって、子育て広場に行く機会が減ってたけど、
もう行かなくても、良かったんだな。
結局、長男はほとんど隣の公園で遊んでた。
昔は渡れなかったゆらゆら橋も渡れるようになっていて、
ふと、長男が2歳の頃に遊べなかった遊具のある公園を思い出した。
なかなか登れない遊具で「あそびたいのに」と泣きながら帰ったっけ。
今なら、あの公園で遊べるのかもしれない。
これからは遊べる場所がどんどん増えていくんだろう。
2年前のしんどかった時期から何度もお世話になってきた子育て広場。
お別れを感じて寂しいと引っ掛かっていた気持ちが卒業に近づいた。